2021-03-17

好きな2.5次元作品女性役者が起用された

某2 5次元舞台はまっている

その作品女性ファンが大半を占め、気を使ってか原作舞台女性を起用してこなかった。

ハイトーンボイスのキャラクター子供男性が演じていた(一部アニメ除く)

しかし昨年、元某劇団女性役者さんが舞台キャスティングされたのである

その劇団女性だけで構成され、男性役も女性が演じている。

劇団女性ファンが多く、実力もあるため納得の起用だと言える。

Twitterを見ていると某劇団ファンの方々が喜んでいた。

私は某劇団観劇したことはないが、嫌いではない。むしろ好きな部類に入ると思う。

公開されたビジュアルもとても美しく、見栄えのする2 5次元俳優と並んでも遜色ないどころか一番華があったかもしれない(個人見解です)

劇団を知らない私でも期待が高まるばかりであった。

また、他メディアミクスの脚本家の方も「なるほど」とインタビューで語っていた。

皆、思い思いに期待していたのがわかる。


残念ながらチケットは取れなかったため、配信で視聴することになった当日。

私は胸を躍らせながらパソコンの前に座っていた。

=====

そして開演

モニタの中では、大好きなキャラクターたちが喋り、動き、戦っていた。

一時は中止を危ぶまれ舞台だが、どうにか違う形で上演してくださったスタッフキャストの皆さまには感謝しかない。

元某劇団女性役者さんも力のある演技で、たちまち引き込まれしまった。

美しい。とにかく美しい。

やがて物語は終盤に差し掛かった。

敵側のキャラクターたちの容貌が変わり、激しい戦いが始まった。

女性役者さんも敵側だ。

和装洋装に変わり、私はそこで違和感を覚えた。※この物語歴史物のため登場人物和装が多い

艶のある女性の声が一変して、身体の芯まで震わせるハスキーな声になったのだ。

凛々しい佇まい

スタイルの良さがわかるパンツの衣裳

(これはなんなんだ?)

違和感を残したまま終演となった

違和感の正体

首を傾げながらネット彷徨っていたら、ある情報が目に付いた。

ラストのあれは、某劇団時代男役の声だった」

なるほど。

そういうことかと理解した。

ラストの衣裳は、まるで某劇団男性役ようだったのだ。そしてハスキーな声。

私は女性役者さんは、役柄のまま女性でいてほしかったのだ。

女性のまま、凛々しく戦ってほしかったのだ。

私は某劇団を見たかったのではない。

この女性役者さんの、この舞台での演技が見たかったのだ。

演出家の方にそう指導されたのかもしれない。これがいいのだと皆が思ったのかもしれない。

けれど私は、和装のまま、芯の強い女性でいてほしかった。※原作では和装で登場する

一年近くずっとモヤモヤとしていたが、次の舞台でまた元某劇団の方からキャスティングされたと聞いて自分の中で整理しようとこれを書いている。

今度の方も実力があり、今もファンが多いというのはネット情報だが把握している。

きっと素晴らしい舞台にしてくれるだろう。

是非とも芯のある女性役を演じて続けてほしいが、それは物語を見てから考えたいと思う。

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