2021-01-07

推しのことを推しと呼びたくない話

しかしたら誰か共感してくれるかも、という思いで書いてるので「だったら呼ばなければいいじゃん」というコメントが来るのは承知の上です。

それと、オタク経験したことがない人間からしたらただの「オタクきめぇ」という文章なので「オタクきめぇ」と思ってもらって構いません。  

私には8年ほど前から好きなキャラクターがいる。中1の時に姉の持っていた乙女ゲームをやったことをきっかけに好きになった。

今で言う夢女子に近いのかもしれないが、当時から少ないお小遣いを貢いできたしファンアートもたくさん描いた。勿論コンテンツは今でも続いていて今も好きです。

で、多分高校生ぐらいだったと思う。「推し」という言葉アイドルファン内だけでなく世間一般で使われるようになって、友達にもそのキャラクターのことを「推し」と表現するようになった。

それぐらいまでは良かったのだが、今は「推し」という言葉が広まりすぎたのか、そもそもオタク」という概念アニメ鉄道アイドルだけでなく一般的ななにかに夢中になっている人のことを指すようになったせいか、本格的に恋愛感情は抱いていないが気になる周囲の人間のことを「推し」と呼んだり、とりあえず好きな対象がいれば「推し」と呼ぶ。若い女の子たちは女子同士でも使う。若者の間で流行語のように使われる「推し」という言葉は、本当に私の好きなキャラクターに当てはめてよいのかと思う。

しかしたら共感してくれる人がいるか(いてくれたら嬉しい)分からないが、8年間ずっと好きでいた私のキャラクターに対する想いは友情恋愛感情未満の感情とは全くもって異なるものだし、「推し」という軽々しい言葉に当てはめたくないと思ってしま自分がいる。

今の夢女子文化は8年前に比べてかなり洗練されてて、髪型ファッションに拘り所謂推し」(「推しぴ」?)とのヲタ活をいかに映えさせるかが重要視されているという新しい文化がなかなか受け入れられないというのも一因なのかもしれない。(彼女たちの推しに対する気持ち否定しているわけではありません。)

そもそも私がそのキャラクターのことを推しと呼ばなければいい話なのだが、Twitterフォロワー交流する際にもどうしても好きなキャラクターは「推し」と表現せざる負えないし、周囲の友人たちも好きなキャラクターのことは私の「推し」と認識しているので、そのキャラクターが私の「推し」だと言われると心のどこかでモヤっとしてしまう。

結局、「オタク」という概念世間一般に広まってしまった以上「やおい」「ワロタ」「オワタ」等が死語になったように「推し」という言葉死語になっても、また新しい言葉がどこかのオタク界隈からSNSを中心に世間一般で使われるようになる気がするので、これは仕方のないことだと思う。

以上、オタク戯言でした。

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