2020-10-08

GoToトラベル地域共通クーポンという地獄

最近GoToトラベルを利用したのだが、地域共通クーポンがあまりにもクソなのでどこがクソなのか書く。

知らない人のために簡単説明すると、GoToトラベルではホテル料金の35%が割引になり、さらホテルのある都道府県と隣接する都道府県で使える15%分の商品券がもらえるのだが、この商品券が「地域共通クーポンである

クソその1:電子クーポンを選ぶ理由がなくてクソ

地域共通クーポンスマホを通じて利用する電子クーポンと、紙に印刷された紙クーポンの2種類がある。

ここで問題なのは地域共通クーポンが使えることになっている店でも、両方のクーポンが使えるとは限らないということだ。

常識的に考えて、紙クーポンの導入より電子クーポンの導入の方が技術的な敷居は高いだろうから、当然、紙クーポンの方が利用可能な店の数は多くなる。

よって、利用者としては紙クーポンを選ぶのが賢い選択だといえる。

クソその2:発券が面倒すぎてクソ

クーポン旅行会社ホテルフロントで受け取ることになるのだが、この発券手続きが面倒すぎて見ていて気の毒になった。

筆者が利用したホテルでは、フロントの係員が以下の手順を1000円×12枚のクーポン一枚一枚に手作業で行っていた。

フロント係員の作業時間と客の待ち時間の増加は特に大型ホテルで凄まじいものになっている。

クソその3:どこで使えるのかわからなくてクソ

地域共通クーポンがどこの店舗で利用可能なのかはこちらのサイト取扱店舗検索マップ|旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト)で確認できるのだが、このサイトの使い勝手があまりにも悪い。

検索欄に行きたい店の名前入力しても、検索結果に関係のない店が大量に出てきて、その店で利用可能なのか不可なのかがわからない。

地図上に利用可能店舗アイコンで表示されているのだが、ショッピングモールなど同じ住所に複数店舗存在するところではアイコンが重なり合ってどの店で使えてどの店では使えないのか確認のしようがない。

結局、店に直接電話して聞くのが一番確実ということになってしまう。

クソその4:クーポンの紙質がクソ過ぎてクソ

一般に、紙幣商品券はめくりやすいようカサカサした触感の紙を使って作られている。しかし、地域共通クーポンは少し厚めのコピー用紙のような紙、おそらくコンビニイベントチケット印刷するのに使っているのと同じ紙を利用している。

このせいで、クーポン同士が摩擦でくっついてしまい、支払いに使おうと枚数を数えるときものすごいストレスを感じた。クーポンを受け取る側はもっとストレスを感じることだろう。

まとめ

地域共通クーポンは発券時の係員の負担は大きく、客の待ち時間も長く、利用可能店舗が探しづらい上に物理的な取り回しも不便な代物である

電子クーポンであればこれらのうちいくつかは改善されるのかもしれないが、利用可能店舗数を考えれば利用者には電子クーポンを選ぶ理由はない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん