小泉政権くらいの頃から「否定するな対案を出せ」とか言うのが市民権を得ており、今でも「野党は対案も出さないで揚げ足取りばかりしている」とか言っている人がいるんだけどちゃんちゃらおかしい。
民主主義の世界では対案があろうがなかろうが「多数派が賛成したらそれが正義」だ。
与党がなにか法案を出した時点で、採決に回れば可決しかしない。その法案がどんなにひどいものであってもだ。
野党がなにか対案を出したところで、採決に回れば否決しか無い。その法案がどんなに素晴らしいものであってもだ。
小泉政権の言った「否定するな対案を出せ」というのは「野党は質問時間を一切取らずに対案作ってこいよ、俺らの法案そのまま可決してそっちは全部否決するから」と言っているということだ。
与党が出した法案、これはどうあっても最終的に可決される。大事なことなので二回言う。明らかに憲法に違反していてもそれを止める方法すら無い。アメリカの大統領、イギリスの女王、と言った存在は日本では天皇だが、天皇にはもはやその力はない。法律上はあるが、実務上署名せざるを得ない。天皇には政治的なことをすることが許されない。法案に反対も賛成もできない、事務的に法案に署名するしか無い。
だったら、この法案が与野党にとって納得できるレベルのものになるまでブラッシュアップされないといけない。「お前たちの法案はこの部分がイケてない、どう考えているんだ、どう修正するんだ」ということを喧々諤々言わないと行けない。これが野党の重大な役割だ。野党がした数多の指摘がことごとくぶっちぎられて法案が可決してしまうという自体はまさに独裁だ。与党が全く否定しなくなりひたすら対案づくりに終始していたら、野党は何もしていないのと同じだ。
すごく大事なことだから三回目だ。「法案は与党によって可決される」
なので「対案も出さずに揚げ足取りばかりしている」という批判している人たちは「アイツラ自分たちの仕事しっかりしていてホントどうしようもない奴らだな」と言っていることに気づいていないので、本気で言っているのであれば、まぁなんとも残念な方々だなと思う。
どんな重箱の隅を突くようなことだって構わないから野党にはもっとガンガンに揚げ足をとってほしい。
それこそ大臣のしでかした不祥事の追求だってそうだ。不祥事を起こした大臣は「公平な政治を期待できない」ということが明確にされた人物なのだから、「お前どうすんだよ?」というツッコミは当然だ。
これを足を引っ張っているとか、そういう風に解釈できてしまう人は、まさに腐敗まみれの独裁政治に行きつくことに賛成していることに気づかない方々なのだろう。
なので、野党にはもっとガンガンに不正を追求してもらいたい。そういう場を設ける法案を出したところで与党に無視されるのは明らかなのだから。
と言うか、揚げ足取りばかりしているという人らって、多分マスコミの印象操作に完全に負けているか、そうだと信じたいだけだよね?
そもそも案への否定こそが対案なんだよな 「自由にうんこすることを禁ず」って法案への対案はその法案を通さない以上に必要なことはなくて、「○○と〜〜の場合を除いて自由にうん...
否定は否定であって対案じゃないでしょ 対案も出さずに云々って言ってる人たちって 野党「俺達のほうが優れた法案を作れる!これがそうだ(ドヤァ)!」 与党「参りました!そっ...
対案なんだよな 改憲に対する対案は違う改憲案を示すことではなくまずは改憲しないことだろうが
改憲主張する側の、なぜ改憲すべきなのかという理由があって、それに対して たとえばロックダウンを可能にするためには改憲が必要だという主張に対して (1)ロックダウンする必要...
だからその程度は国会で質問する以上普通にやってることであって、「やってない」というのはただの印象操作でしかないんだよ 特措法改正にしろ検察庁法改正にしろ、問題点を指摘し...