2020-09-01

オトナ帝国に生きてる

タイトルのオトナ帝国はご存知2001年に公開されたクレヨンしんちゃん映画から概念なので同世代には伝わると思うが、一応簡単説明を入れると大人過去を懐かしむあまり子どもたちを見捨てて自分たち楽園を作ろうとする話である

10年来20年来のコンテンツの再アニメ化、再連載などリバイバルブームが来ている。

中には自分たち子どもの頃楽しんでいたものもあって喜んでしまときもある。

でも喜んだ後に「これはオトナ帝国なのではないか…」と考え込んでしまうのだ。


自分リバイバルを楽しめるのは過去に大切な作品出会えていたからだ。

しかし今の子どもたちが楽しむコンテンツの育成のための予算人員や連載枠放送枠が大人向けのリバイバルによって奪われてないだろうか…?

現在進行形で作られてる漫画があったとしてどんなに頑張ってもリバイバルアニメ化枠や予算が埋められてるので評価されないとクリエイターのやる気が下がることはないだろうか…?(これについてはジャンプのような大きい雑誌よりも規模小さめの雑誌で気になる)

歴代○○大集合型の売り方をするシリーズ作品も増えてきたが○○シリーズが熱烈的に大好きで一部の将来有望子どもではなく、なんとなくで今のシリーズが好きで見ている多くのライトの子どもは歴代キャラの登場を楽しめているのかどうかも本音では気になる…

少女漫画雑誌付録歴代レジェンド作家イラストを使ったものになっているときがあるが連載すら読んだことない四半世紀以上前作品付録をもらってあれで本来の子ども読者は喜んでいるのだろうか…?(自分だったら喜ばない)


疑問符が多いがこの記事リバイバルdisっているのではなく(上にも書いたが自分自身喜んでしまうこともある)今の子ども達のためのリソースにオトナ帝国エゴ押し付けてないかが気になって手離しに喜べないことを書きたかった。

小学生の時初めてオトナ帝国の逆襲を見てあの序盤の大人達のようになるのではなくしっかり未来を作っていこうと思ったはずだった。

でもリバイバルSNS話題にしお金を落とす自分はもうオトナ帝国構成員として生きてるのかもしれない。

  • リバイバルなんてこれまでも常に行われてる。 近年はおまえがリバイバル商法の対象になったにすぎない。

  • そもそもその子どもが少なくなってるからね、対象が少なければ割かれるリソースも減るのは仕方ないんじゃないかな。増田の心配もわからないではないけど。

  • 育児界は親の欲求を子どもが満たすことで成立している

  • 某少女漫画雑誌の付録も歴代レジェンド作家のイラストを使ったものになっているときがあるが連載すら読んだことない四半世紀以上前の作品の付録をもらってあれで本来の子ども読者...

  • コンテンツをつくるのは常に大人だからなあ 単に新しいものを生み出す能力がないだけなのでは

  • 良いことだ。

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