私には「絶対に合わない男の法則」があって、それは「とある男性作家が好きな男」とは全然全くこれっぽっちも理解し合えないというやつで、今んとここれが百発百中。実際は十人弱だけども。
一応毎回「今回は違うかも」という気持ちで挑むんだけど大体「無理や」ってなる。
あれはなんなの、なんで、なんでああなるの。なんで、なんで……と思いながらまあその作家の名前を上げるとき皆何故か得意気なのも相まって全然好きになれない。何故ライトノベルの少し上くらいのいやライトノベル好きだけど、感覚的にそれくらいライトに読めるエンタメ作家でそこまで「読書好きなんですよね俺」って顔が出来るのかがわからん。十代かお前は。古本屋で働いてる時は良かった。そういう男がほぼいなかった。バランスのよい読書生活は大切だ。
しかし何故かその作家を好きな奴はお薦めしてくるの、止めて欲しい。読んだことあってもお薦めしてくるの。読んだってば、そんな有名な人読んでるから。そんで何故か得意気にうんちくを傾けるけど、それもう十人弱から聴いてるんだ。ていうか、普通に読んでるから、まあ私にはちょっとつまんなかったというか、合わなかったというか。って感じなんだけどやんわり言っても薦めてくる。うるさいからもう止めろお前と趣味は合わねえと思いながらにこにこしちゃうんだよね~はあ~弱さは罪。
「俺流行り物とか見れないんですよ」とか馬鹿にしてくるが私は鬼滅を新連載当初から推していたしお前が知らねえ小説家を五十人は知ってる、約束する。まじその作家が好きで作家買いするのは別に悪いことじゃないけどそこで止まっちゃうと人間も止まっちゃう感じがするから新しい作家にチャレンジしなくちゃいけないなくらいの何か意識的な物は持って置いた方がよろしいかと思われます。言わねーが。
流れで言ってみるけどその作家推しのそういうテンプレ男さんに「漫画好きなくせにアクタージュ読んでないのはダメ」とか言われたんだけど、最近作者捕まってて「あー読んでうっかり感動とかしなくてよかった~~!!」って思った。うっかり感動しちゃったらわたしが傷つく。なんか傷つく。作品と作者は別だけど、全くの別物ではないと思うから。そういう価値観で製造された物を愛さなくて本当に良かったって思いながらそいつの顔を思い出せないことに気付く。
そんでもって更新された『某作家が好きな合わない男』が直属の上司だった。
あ~~くっそ~~~~~~違って欲しかったのに嫌な勘は当たってしまった。
合わね~~つか純粋に嫌な奴~~~~~~!!嫌味っぽくて斜に構えてて変わってて尖ってる俺という演出をするが何も尖ってないし変わってもねぇのそういう決まりでもあんのかってくらい同じなのは本当になんなの~~~~~~~~~~~!!!!
別に作家は嫌いじゃなかったけど、十人弱の男達のせいで着々と嫌いになりつつある。
因みに女性版だと「女性向け恋愛シミュレーションゲームが大好き過ぎる女性」とはほぼ趣味が合わない。
別に決めつけから入ってなくても「合わないな」って思ってたら……みたいなケース多過ぎな。なんなんや。お互いに歩み寄っても何処かズレてしまう。
まあ同じ鬼滅が好きでも、私は彼らの生き方や人に対する優しさが好きなのであって、キャラクターと恋愛したいわけではないので、そりゃズレるんですわな。
BLEACHでもざんぱくとうの話がしたくて、チェーンソーマンだと魔人のかっこよさの話がしたくて、まあそういう事なんですね。
たぶん十人弱の男性に対してもそういう仕組みで仲良くなれないんでしょうね。
いや~~~~~~~価値観の違い。
十人十色。
みんな違ってみんないい。
わかるわ、怪異話のあの人 独特の言い回しと癖のある文章、うんざりするほどの言葉遊び。まともな現代人なら頭痛くなって読めないっつーの あれが好きな人は作品が好きじゃなくて自...
『某作家が好きな合わない男』が直属の上司 きっちゅ。。