気になるものがあったら手にとって買う。
そして、ほんの世界に足を踏み入れるのだ。
紙の本を手にとった時の高揚感、紙独特の香りを感じながら最初のページを開く瞬間が好きなのだ。
このような感じで、紙の本でしか感じることしかできないものもある。
しかし、そこで避けて通れないのが今回のテーマとなっている『本との別れ』だ。
少し大きめの本棚がある、いたって平凡な自室があるだけだ。
そのため、本を購入し続けていると単純に本が入りきらなくなるのだ。
そこで、本と共に生きていくためのいくつかの方法を考えた。
→ついつい購入しすぎてしまうし、かさばって見た目が悪くなる。
②大きな本棚を購入する
③本用に貸倉庫を借りる
→さすがにやりすぎだと周りに止められる
…と色々考えた結果、自室の本棚や押入れなどのできる限りのところに本を収納して、入り切らなかった本とは別れることになった。
大切にしてきた比較的新しくて綺麗な本だ。
いつもは宅配買取を利用しているが、今回は買い物ついでに、家族に協力して貰って古本の買取をしている店舗まで持っていった。
今回持っていったのは、漫画の買取に特化したいわゆるオタクのためにあるようなお店だ。
その店を選んだのは、その道のプロに査定して貰うと安心だったからだ。
③買取用の札を貰う
といった感じで手続きを済ませる。
あとは、店内で待つだけだ。
店員さんが、買取価格が書かれた紙を渡し、さらっと次の手続きにいこうとするので『それぞれの本の買取価格を教えて貰えますか?』と聞いた。
ここでそれぞれの本の値段を聞いて少し驚いたのが。
①新しい作品・アニメ化する作品であっても在庫が沢山あるものは買取価格がかなり安くなる。
④話をよくよく聞いているとセットで持っていった少女漫画のラストあたりの巻だけさりげなく5円や10円で買取ろうとする(それだけスーッと後ろに下げようとする)
…中でも④にはさすがに『うーん』となったので、それだけキャンセルして買取不可の本と一緒に持って帰ることに。
(※ちなみに、少女漫画は完結している場合セット買取が多いため、巻数が欠けると困る)
大半の本は買取してもらえると思っていたのに、無理だった。
買取してもらった値段は概ね満足だが、しんどい帰り道となった。
ちなみに買取価格で一番高かったのが大判新刊コミックス200円で、逆に一番安かったのが少女漫画の5円だ。
①アニメ化しているコミックスは買取価格が確定しているところにいこう。
②それ以外のコミックスもだいたいの買取価格を調べてから売りにいこう。
③近くに古本屋が集まったところで売りにいくと楽(※そこで買取不可がでても次の店に売りにいけるので)