2019-12-26

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/26/news020_3.html

性犯罪者の多くが日本人男性なのは間違いないが「多くの日本人男性」だと実情から乖離しすぎ。

日本人男性」の総数がいくらいるか分かってるんか。6000万いるんだよね。さっくり(↓)。

総務省統計局人口推計

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201901.pdf#search=%27%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E7%94%B7%E6%80%A7+%E7%B7%8F%E6%95%B0%27

性犯罪発生件数はいくらかというと認知件数ベースで行っても、

性犯罪件数

http://www.moj.go.jp/content/001178520.pdf#search=%27%E6%80%A7%E7%8A%AF%E7%BD%AA+%E4%BB%B6%E6%95%B0%27

強姦:1250 強制わいせつ:7400 わいせつ目的略取誘拐:73 強制わいせつ迷惑防止条例):3439 強盗強姦:44盗撮:3634

全部あわせて1万5千件ほど。5998万人が「大多数」か。

無作為に3000人を集めて性犯罪者というのは1人いるかどうかというレベルだ。

残り2999人は「不快性犯罪者」ではない。

件数ボリュームが多い強制わいせつ特に痴漢)は捕まった人の9割、盗撮は7割強が累犯だ。

平成27年犯罪白書

http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/images/full/h6-4-3-04.jpg

いま話しているのは単純に「事実」についての話。

それを「性犯罪被害者の声を抑圧するな」という「意見」の話にすりかえる奴がよくいる。

そういうタイプの人が、あのコメントを書いたのだろうか。

社会で考えなければならない問題だ」という「意見」はその通りだ。

しかし「キャンペーンのために事実を曲げていい」という「意見」が「事実」を捏造していないか

男女問わず事実」と「意見」の区別がついてないまま主張する人って職場ごろごろいる。

たとえば、こういうやり取りをするタイプだ。

課長日報に●●商事営業にいったとあるんだけれど・・・。▼▼の注文はとれた?」

ヒラ「取れると思います

ヒラ氏の「思う」は「意見」であって「事実」じゃない。

課長質問への答えは「取れていない」か「取れた」かどっちかしか答えはないのに。

そういうの信じると「事情があって、取れると【思った】のですが、取れませんでした」と言ってくる(苦笑)。

こういう答えを返した人とは、そのあとに無駄なやり取りが増える・・・こんな風に。

課長「取れると「思う」? 発注書きたの?」

ヒラ「来ると思います

課長「(深呼吸)。いま、手元にあるかないか聞いてるんだけど?」

ヒラ「まだありません」

課長「現状の確定分を知りたかったんだよ(溜息)。上に報告あげるから

仕事ではなくて刑事事件についての全般的認識問題だとするなら、もっと害が大きい。

ありえないとしか言いようがない。

  • 女性の性犯罪数と比べて圧倒的に多いんだろ 比較対象が違うアスペ

    • 「性犯罪者の多くが日本人男性」なのは間違いないが「多くの日本人男性」だと実情から乖離しすぎ」と冒頭で書いてるの、意味が分からなかったみたいだな。

  • 日本の検察って「100%勝てる」くらいの自信がないと起訴しないんだよね。(なので日本の刑事事件の有罪率はほぼ100%になる。)それを考えれば「不起訴」になるのは何も不思議じゃない。(...

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