2019-10-05

7年間聴きていたラジオが終わった

12年と7ヶ月、645回続いたラジオが今週終わった。

ただ、ラジオと言ってもFMAMではなく”Webラジオ“というものだった。

Webラジオとは配信サイトに行くとそこで番組一回分の音声を聞くととが出来、その音声が毎週更新されていく、という形式ラジオだ。

このラジオは某掲示板で勧められたことがきっかけで聴き始めた。

そして聴き始めてからは、このラジオ更新される木曜日はなんだか少しだけワクワクしていた。

当時高校生だった私はよく書店雑誌立ち読みしており、木曜日ファミ通立ち読みしながらこのラジオ聴くのが定番となっていた。

また、受験勉強の際もよくこのラジオを聴きながら数学問題を解いていたことを覚えている。

受験間近、センター試験に行く際はこのラジオを聴きながら行きます、といったメールが読まれていたので私も同じようにラジオを聴きながら電車に乗った。

大学に進学後は通学途中で聴くようになった。

試験勉強の際もお供はこのラジオだった。

特に理由もなく聴かなかった時期もあった。

そんな時期もこのラジオは確かに放送していた。

大袈裟かもしれないが、このラジオ人生の一部でありいつまでもそばにいるものだと思っていた。

終了の告知があったのは今年の6月だった。

最終回10月2日でもう決定している、と。

その告知があったにもかかわらずパーソナリティの2人は普段と全く変わらない喋りをしていた。

私はそれを聴いて、実は終わるというのは壮大なドッキリなのでは。と自分自身に思い込ませようとした。そう、思いたかった。

そして先日、ついに第645回が放送された。

最終回であることを感じさせないパーソナリティトーク

やはり終わらないのだろう。12年以上続けたラジオが終わるのというのにこんな軽快なトークが出来るわけがない。

そう思っていたが、最後の15分にこのラジオを続けてきての感想を2人は話し始めた。今まで続けてこれたのは支えてくれたリスナースタッフの方々のおかげだと、繰り返しそう仰っていた。

女性パーソナリティの方は感極まって泣き始めていた。

それを聴いて自分も耐えられなくなって泣いてしまった。

毎週放送され続けていた。

終わるわけがないと思っていた。

常にそこにある思っていたものがなくなってしまうのがこんなにも寂しくて悲しかった。

終わって欲しくない。

最終回というのは嘘だと言って欲しい。

でも同時にこのラジオに対する今までの感謝気持ちが胸にこみ上げてきた。

7年間、自分が何をしていても常に変わらずそこにあった。

その事実がどれほどの心の支えになったことか。感謝しても仕切れない。

そして、リスナースタッフの方々に対し繰り返し感謝言葉を伝えてくださるパーソナリティ、7年間こんな素晴らしい方々のラジオを聞けて本当によかった。

つの日かまた放送されることを願っています

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