4月からずっと希望していた発達障害のある人の支援をする仕事に就いたんだけど知能検査のテスターをし始めてめちゃくちゃ不注意を指摘されるようになった。検査中は裏で指導役が見てくれてて結果をまとめたあともチェックしてくれる。10件以上検査を取らせてもらって2,3人ほど1人で入った以外は全部指導役同席。そんな状況でミスを連発してしまい、今までの人生で本当に言われたことの無い「不注意」を指摘されるようになってしまった。おそらくADHDだと思われている。
空間認知的な部分が弱いのは自覚しているので見落としやすい課題は何度も確認する。時間がかかるのは仕方ないと言われているので他の仕事を挟み、時間置いて確認する。1人につき2日ほどかける。しかしあとから今これだけ見たとしても指摘されるかもしれないと思うと緊張して目が滑る。結局間違えて、「また?」と言わんばかりの視線で指摘される。報告書のミスも、日付のミスなどは減ったが微妙な図形のズレとかますに綺麗に文字が入っていない、これをお渡しするんだからと言われて納得はするが、恥ずかしさと緊張で頭が沸騰しそうな状態になる。結局、ひとつの図形を整えるのに1時間かけてしまった。指導役の指示も完全にADHDへの対応になっていて申し訳ない気持ちしかない。こんなことなら今の仕事を選ばなければよかったと思ってしまう。ずっとやりたい仕事だったのに。
ADHDの特性はたしかに持っているし、ASDの特性も持っていると思う。ただ診断がつくほどではなく、傾向ありとするにも微妙なライン。母から幼少期の話はきいているし、医師に相談したこともあるのでこれは間違いない。強迫と自己愛がかなり強く、そこで苦労した学生時代だったもののそこは受容して上手く付き合っていこうねとお世話になった先生から言われ、それなりに頑張ってきたつもりだったが。
自分でもこれほど不注意不注意と言われるのは予想外だったし、気をつけたら気をつけた分だけ落ち込む。今も書きながら泣けてきて仕方が無い。自分が惨めで、これほど迷惑をかけながら職場に居座ることが辛くて仕方ない。今まで懸命に育ててきた自尊心は毎日しぼみ続けている。他職種の同期がどんどん仕事を任されているのを見ると、どれだけ自分が期待されず、厄介者だと思われているんだろうとただただ悲しくて仕方ない。今もお腹が痛くて仕方ない。
不注意の原因は分かっている。なれない仕事と仕事の他にやらなければならないこと、新しい環境がかなり負担になっていること、それによりうつ状態に近いこと、それに起因する注意力散漫になっていること。それから元々人の目がとにかく気になること、過度に緊張して人から見られていると力が発揮できないこと、今の監視されているような状況が心底辛いこと。それらが要因になっていることは間違いなく、ある程度野放しにしてもらえたらそれなりに結果を出せる自信はある(いや、あった。)。根拠はこれまでの自分はそうやって評価されてきたから。それを知っている人は自分以外にも多数いて、放っておいてくれるほうが安心することを知ってくれ、許してくれた環境下ではうまくやってこらた。
自分が発達と疑われていることが辛いのか、だとしたらもうこんな仕事やめてしまった方がいいんじゃないかとも思う。自分はなんて傲慢な思いで今の仕事を選んだんだろうと。とにかく自分のことが嫌で嫌で仕方ない。自分で自分のことを嫌だと思っている自分が嫌で、とにかく無価値でそれでもまだあれしたいこれしたい、という思いがあること、生きようとしていることが恥ずかしい。