若い女の香り成分が含まれるボディソープであるデオコをおっさんが使って各地で悲劇が生まれている。
デオコは本来は加齢に悩む女性が使用して若さを取り戻すための商品である。それをおっさんが使ったことで、若い女の香り成分をまとったおっさんという怪物が生まれてしまった。
おっさんに若い女の香り成分をかけても若い女の匂いを嗅いだのと同じ感覚は得られない。現実を見ろ。カレーの匂いがするうんこは所詮うんこだ。
そのような怪物として生涯を終えるのではなく、最高のオナニーをしてすっきりとした気分で毎日を送るべきだとは思わないか?
まず、おっさんが自分の体に若い女の香り成分をかけるのが間違っている。体ではない、タオルにかけるのだ。タオルにデオコをかけて鼻にあてて呼吸することで、吐いた息に含まれる湿気とデオコの若い女の香り成分が混じり合い、鼻の内部が臨場感あふれる状態になる。口で呼吸すると自分の口臭が混ざって良くないので気をつけろ。
ハンカチや使い捨てマスクも試したが、湿気を保つ能力がタオルに比べて低いのでタオルほどの臨場感は得られない。
タオルを洗濯するときに香料入りの柔軟剤を少しだけ使って、より女性らしい匂いに改良してもいいだろう。
デオコには3種類あるのを知っているだろうか?ボディソープと、ロールオンタイプのデオドラントとスティックタイプのデオドラントだ。
デオドラントというカタカナ語は怪獣の名前みたいに見えるかもしれないが、これは体臭をごまかすための塗り薬のことだ。
ボディソープは体に使うものだ。タオルに使うのにはデオドラントの方が向いている。デオコのデオドラントにはロールオンとスティックの2種類があるが、スティックの方がタオルに塗るのには都合が良い。
ロールオンタイプは薬液が入った容器の上にビー玉くらいの大きさのプラスチックのボールがついていて、それが転がって薬液が肌に塗れるというものだ。タオルに塗るのにも都合が良さそうだが、薬液にアルコールが含まれているので塗った直後は若い女の香り成分よりもアルコールの臭いの方がきつい。タオルが乾くのを待てば匂いを楽しめるようになるが、一刻一秒を争うオナニーの前には向かない。
スティックタイプはスティックのりのように、固形の薬剤がせり出してきて肌に塗れるものだ。こちらにはロールオンタイプのようなアルコール臭がないので、好きなときにタオルに塗ってすぐに匂いを楽しむことができる。
オナニーのためにデオコを買うならスティックタイプを買うべきだ。
若い女の香り成分と言っても、それ単体で性的な興奮をもたらすわけではない。嗅覚と同時に視覚と聴覚を刺激しろ。大画面で着エロDVDを見るか、VRのAVで女優が密着してキスをしたり耳元でささやいたりするシーンを見るともっとも臨場感が高い。そのような刺激を視覚と聴覚に与えながらスティックタイプのデオコを塗ったタオルを鼻にあてて呼吸することで、今までとはレベルの違う没入感を体験することができるはずだ。
唯一の難点は、VRゴーグルの重さで鼻が圧迫されるせいで匂いが嗅ぎづらいことだろうか。これをブリーズライトを用いることで解決できないかは今後の研究課題としたい。