政治がどうのこうのということはさておき、仕事で感じたことを書き留めておく。
弊社は割と技術的な専門性が高く、日本ではそれこそ9割以上が男性だったのだけど、
労働者の男女比率が法律で定められているらしいのだが、細かいことは分からない。
こんなことで仕事ができるのかと最初は戸惑ったのだけど、働き始めてみると、
女性のほうが計画性・協調性があって、プロジェクトを問題なく進められる人の割合が
多いんだな、ってことはこっちに来て気づいた。
力仕事は出来ないのだけど、そんなのは分業すれば良いんでしょ?って感じで割り切っている。
結果的にプロジェクトを運用する頭は女性、現場仕事を支えるのは男性って感じで
職責が別れていることが多くて、そしてその方が効率が良いということを学んだ。
出産にあたっては妊娠時の労働時間の短縮や出産休暇があるけれど、こんなことは当たり前のように
考慮してプロジェクトを進められないマネージャーは必要ない感じ。
残業時間は法律で月30時間程度に規制されているし、残業手当ての割合も日本より高いらしい。
こっちの人は働いた分だけ金をもらうという意識がしっかりしているので、サービス残業なんて
アホなことをする人はほとんどいない。日本に留学して、そのまま日本の会社に勤めたけど
周りに合わせて居残り残業とかわけわからんという感じで、こっちに戻ってくる中国人が割と多い。
こっちの人は会社に帰属している意識はほとんど無い。金が貰えるから仕事をしている感じなので、
職場の環境が悪かったり、待遇が悪かったりするとすぐに辞めて別の会社に行ってしまう。
優秀な人材を育てて引き抜きされないようにすることもマネジメントの超重要な役割。
まあ中国にとってみればうちは外資系の会社なので、コンプライアンスを遵守しなければならず、
結果的に超ホワイトな環境なのかも分からんけど、ほかの会社を見てみても、日本に比べると
全然働きやすい環境なんだなと感じる。その分、管理する側は大変なんだけど、
これさぁ 国内のリーマンの転職先もだけど、そこそこの性能持ってる(ふつうリーマン程度には働ける)中途半端な高度外国人材、中国にいっちゃうんじゃねえの? 移民解放しようとし...
いや、実際そうじゃん。最近メディアを賑わせている東京福祉大学なんて、問題になってるのはほとんどベトナム人とネパール人。中国人はもはやああいう形態で出稼ぎ留学になんか来...