そのドローンの開発競争ですが、日本は完全に出遅れてしまいました。
ドローンについて調べたとき必ずといっていいほどひっかかるキーワードがあります。
それが「5.8GHzFPV」です。これは重要キーワードですよ。
とりあえず、今日は「5.8GHzFPV」という言葉だけは覚えて帰ってくださいね。
5.8GHzというのは周波数のことですね。
そしてFPVというのはファーストパーソンビュー(一人称視点)の略です。
FPVとは簡単に言うと「ドローンに搭載されたカメラの映像を手元のディスプレイ(またはゴーグル)に転送する」テクノロジーのことです。
この原則というところがミソで面倒な手続きを経れば許可されることもあるらしいです。
国際的には5.8GHzFPVは使えて当たり前のテクノロジーです。
そのため海外初の良さそうな製品は大抵5.8GHzFPVを採用しています。
しかし日本人は5.8GHzFPVを採用した製品は原則扱うことができないのです。
嘘じゃありませんよ。疑うんなら「5.8GHzFPV」で検索してご覧いただきたい。
5.8GHzFPVに絶望や諦めを感じる記事がいくつもヒットしますから。
5.8GHzFPVを採用すれば規制の厳しい日本ではまず売れません。
逆に5.8GHzFPVを採用しない製品が海外でシェアを得ることは難しいでしょう。
この規制が、日本にどれほどの損失を与えているのか見当もつきません。
現時点でさえひどい状況なのに5年後、10年後どういった結果になるか……。
GHQによって戦後10年間、日本の航空産業は活動を制限されました。
これによって日本の航空産業が完全に出遅れたことは、皆さんもご存知のとおりです。
その間ずっとセルフおま国対応で5.8GHzFPVは使えないわけです。
国家の戦略としては「ホビー用途では出遅れたが産業用で巻き返しを狙う」とされています。
多彩な分野の趣味人がいて豊かな土壌があったから国際競争で健闘することができたのです。
しかしドローンに限っていえば5.8GHzFPVの制限により十分に土壌が育ちませんでした。
果たして5.8GHzFPVが解禁される日は来るのでしょうか?
ようするに日本は9条のせいで軍需産業が盛り上がらないから各国に技術で後れをとるってことですねわかります
総務省は携帯キャリアの売り方を指導する前に5.8GHzFPVやらCEやFCC通ってるような海外スマホが技適で大っぴらに使えない問題やらの電波行政をまじめに最適化してほしいね。 でもどうせ...
新元号とかどうでもいいので早く5.8GHzFPVを解禁してもらいたいですね。