2019-01-07

東京都教育委員会学歴観について

かなり昔に都立高校生だった私が、現在の母校の位置づけを知るためにネット検索してみたらこんなのが出てきた。

概ね私が当時持っていた(学校の)レベル感とそう大きくは変わっていないんだけど、学区制がなくなって自由学校を選べるようになった結果として、ガリ勉してでも有名大学に行きたい子と、そんなに成績が悪いわけじゃないけど、受験勉強にばかり青春を捧げるのもちょっとね…という子がどの学校を選ぶかという差が出てきてるように思う。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/press_release/2017/release20170824_02.html

それにしても東京都教育委員会はずいぶん変わったなぁ…と思う。昔はあまり高校間のレベル差を強調しないよう、内申の比重を高くして、生徒たちを成績に応じて入れそうな高校に振り分けるのが中学校側の腕の見せ所で、いわゆる名門と言われる高校でもさほど倍率は高くなかった。が、そのことによってかつては東大等への合格者数が多かった元進学校凋落することとなった。(特に東京23区内では進学に強い私立校が増えたというのもあると思うけど。)

で、そのことに業を煮やしたと思われる都教委が出したのが「進学指導重点校」なるもの指定して学校間の競争あおり、かつての名門復活を目指す作戦だ(あくまでも私の推測だけど)。いかにもお役所っぽい書き方でごにょごにょ書いてあるけど、要するに偏差値で行くとトップが(1)進学指導重点校で、次が(2)の進学指導特別推進校で、それに続くのが(3)進学指導推進校だよね。

別に私はこのやり方が間違っているとは思わない。頭の出来が一緒でも塾に行く金や名門私立進学校に行く金のある子だけがエリート大学に行けるのではなく、安い学費でも進学に力を入れる都立高校勉強すれば名門大学に入れる…という選択肢を作ったんだからね。

そして、ここには「難関国立大学等」として「東京大学一橋大学東京工業大学京都大学国公立大学医学部医学科」というのが明記されている。関東圏の人であればだいたい納得するしかないラインナップではあるが、塾とか予備校でもここまで特定大学名を出さないのではないかと思うようなターゲットの絞りっぷりである

お金持ちの家に生まれなくても、努力すれば名門校に進学でき、将来有望職業に就くことができる」という意味では素晴らしい制度だと思う。が、比較的緩い制度時代都立高校生として青春を送った身からするとちょっとえげつないなぁ…という気もするのである

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