2018-09-04

けものフレンズ2さん、うっかり人権侵害してしまう(が、誰も問題視しない)

公式サイトを見る

https://audition0902.jp/

オーディションエントリーシートを見る

https://audition0902.jp/download/entrysheet.pdf

家族構成を書く欄がある

ところで厚生労働省ガイドラインによると、

次の①~⑪の事項を、エントリーシート・応募用紙に記載させる、面接時において尋ね

る、作文を課すなどによって把握することや、⑫~⑭を実施することは、就職差別につなが

るおそれがあります

(略)

本人に責任のない事項の把握

(略)

「家族」に関すること(職業続柄健康・病歴・地位学歴収入資産など)

とある

https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/dl/saiyo-01.pdf

 

これは問題だと思いますが、BWHと違って誰も指摘しないということは日本では特に問題視されないということのようです。

(参考)厚生労働省上記パンフレットより

家族に関すること

「家族」職業(有無・職種・勤務先など)・続柄家族構成を含む)・健康・病歴(遺伝性疾患の家系であるか等)・地位学歴

収入資産などを応募用紙や面接などで把握しようとする事例が見受けられますが、それらの事項は、本人の適性・能力

関係のないことです。

そもそも、両親のいる家庭であるかとか、親などの家族がどんな仕事についているか会社の中でどんな役職か、どれほ

お金持ちかなどによって、本人の就職が左右されてよいはずがありません。また、親などの家族の状況から本人の適性・

能力などを推しはかろうとする考え方も、家柄を重んじるなどの前近代的因習に基づく多くの予断と偏見作用した

ものということができます

面接において家族について尋ねたのは、応募者をリラックスさせるために、答えやすい身近な話題として出しただけ

であり、何かを差別しようとするつもりはなかった」などという場合もありますしかし、ひとたび尋ねて把握してしま

ば、それは知らないうちに偏見や予断を招き、本人に対する評価見方フィルターがかかります。はじめは差別するつも

りはなかったということでも、結果として、把握したことが採否決定に影響を与え、就職差別につながるおそれがあるの

です。

また、家族について尋ねるということは、例えば家族の離死別失業など、本人に責任のないそれぞれの家族のさまざま

事情に立ち入ることにもなり、もし応募者がそれらの事情を尋ねられたくないと思っていたならば、本人を傷つけた

り、動揺させて面接時に実力を発揮できなくさせ、結果としてその人を排除してしまうことにもなりかねません。

家族に関することは、尋ねる必要がないばかりか、本人自身の適性と能力を公平かつ客観的評価するためにあえて尋

ねないようにする考え方が必要です。

  • 就職とは違うのでは でもどこの事務所にも所属していないことが条件みたいなことが書かれてるので 就職させてくれるのかな おじさんもけもフレになりたい

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