2018-06-22

意識の高い食事の話(英語圏編)

アラフォー女。日本ベース仕事をしているけれど、ここ10年ほど英語圏各地への出張が多い。このところ英語圏では意識の高い食事ますます流行っている気がするので、私が見た範囲のことを少々書く。なお私は平均日本人的雑食。

まずアメリカドラッグストアに売ってるものは30年くらい前からあんまり変わっていないが、オーガニックスーパー健康志向流行の変化に敏感で、行くたびに変化がある。この春行った東海岸某所では、虫食コーナーができてた。パリパリ乾燥させたワームっぽいのやコオロギイナゴ?)が袋詰めになって売ってる。エナジーバーとかチョコレートになっているのも。おみやげに買って帰ろうかと一瞬考えたけど、自分スーツケースに入れるのにどうしても耐えられないビジュアルで諦めた。

20年くらい前に留学してた時はどろどろに溶けたほうれん草とかが食堂で出ていたものだったけど、最近はどこでも食事のクォリティは向上したなという感じ。この頃はWholefoodsのHot buffetが外れがなくて、夜に予定がないときテイクアウトしてホテルの部屋でHGTV見ながら食べてる。おいしい。

カナダランチミーティングでは、世代が上の人ほど肉を食べてた。日本人が想像する厚切りステーキ。私と同世代くらいから、男性スープサラダ。私はサーモンを頼んだけど、まわりがサラダばかりだと、倫理的視点が欠けている人と思われてそうな気になるよな(気弱な被害妄想)。

オーストラリアには5年くらい前に初めて行って、それから毎年行くようになった。オーストラリアはとにかく食事がおいしい。英語圏でも食事がおいしい国はあるんだよ!特においしいのがvegan食。オージービーフもおいしいけど、veganメニューはいつもうならされるおいしさ。野菜だけでよくあれだけ美味しくできるよね。おしゃれなお店ほどveganメニューが充実している印象。あと、オーストラリアコーヒーも最高。来月もまたオーストラリア出張があるので楽しみ。英語圏じゃないところにも行きたいんだけどなー、というのも本当だけど。

どこに行ってもおみやげグラノーラを買うことにしてる。オーガニックスーパーにはたくさん種類があって面白い日本では考えられないブレンドもあるし。たまに鳥のエサを食べてる気分にさせられるのもあって、それもまた楽しい

意識の高い食事って、英語圏ではかなり流行してるファッションだと思う。環境への負荷とかanimal crueltyとかに対する意識は、若い世代特に高い印象。こういう食に関する意識の高さが、なぜ日本(と、東アジア圏全域かな?)ではあまり流行らないのかというのには興味ある。

  • まだそういうのでマウンティングできないからじゃない?

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