はてなブックマーク - 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
この記事なんだけど、何だか全然ピンとこない。なので自分の経験を書いてみようと思った。
俺はこの人より10歳くらい上で、出身はもっと小さな市だ。人口5万人くらい。主な産業は当然のように農業。鉄道も通ってないし駅もない。
地元の普通の公立小学校から公立中学校、公立高校、そして東京じゃないけど大学に進学。
中学は荒れてた。中学の歴史上で一番荒れてた時期らしい。眉を剃ったり剃り込み入れたり短ランとかボンタンとかそういう昭和な不良がリアルにたくさんいた。
家から一番近かった高校は自転車で10分かからないくらいのところにある農業高校で、名前さえ書ければ入れると言われるヤンキー高校。
けどそんな中学でも進路指導では普通に大学まで見据えて話をしてた。大学進学を考えるなら公立だとこの高校、県外の私立に入るという選択肢もあるって感じで。
「田舎では大学進学なんて想像の埒外だった」とか言われると「はぁ?」と返さざるを得ない。
大学なんて近所にないし大学生なんて子ども時代には見たことなかったし著者よりも10年近く昔でさらに田舎でも、大学進学は選択肢として普通にそこにあった。
両親共に高卒、親族には大卒もいたけど、そういうのは関係なく荒れた中学校でも進路指導では大学進学も普通に未来の選択肢として考慮されてた。高校の倍率はどこも1.0倍で偏差値で自動的に振り分けるとか、それ本当?
当時の大学進学率を今ググってみたところ短大含めて40%ちょっと、四大に限れば30%ちょいくらいらしい。田舎の同級生を思い返してみると、やや少なめかもしれないけど有意に低いといえるかどうかは微妙という程度だ。
言っとくけど東京と田舎に格差がないなんて言ってない。経済的格差も文化的格差もインフラの格差もある。何しろこっちにゃ駅もない。地元の本屋はここ20年くらいで全部潰れて、残ってるのはブックオフと数年前にできたツタヤのみ。
仮に普通の田舎は大学進学の選択肢が無いとしたら、大学の同級生は全員地元民になってないとおかしいしな
似たような田舎町に住んでた事があるけど、 その辺に普通に進学塾(全国チェーンだが)があって「増田益男、〇〇大学合格!」とか書いてあるんだよな。 (個人情報保護とかないのか...
元増田は、元記事の執筆者の10年前だというから77年ごろの生まれでら80年代に少年時代を送った人だろ 中学校は荒れていた、のぼりのある進学塾というのもその頃の流行り 「中学校が荒...
この増田の感覚が正しかったわけだ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1222112 こっちのはてぶでは盛られた話に煽られて強い言葉で偉そうに語っちゃった人があれこれ言い訳してさらに...