2018-01-30

ボーダー自分

自分境界性人格障害だと気づいたのは元カレと付き合っていた時。

最初は嫌われるのが怖くて、なんでもかんでも元カレの言うことに合わせていた。

彼がこのアニメが好きだといえば一緒に見て、彼がこんなファッションが好きだといえばそれを一生懸命研究した。

私たちは相性ピッタリで、きっと運命相手だと思った。

1年過ぎたあたりから元カレちょっとした言動で傷ついて、激高して、いつも口論してた。

もちろんそんな些細なことで怒っているなんてわからない彼はいつもと戸惑って平謝り。

でもだんだんとそれじゃ満足できなくなって、泣いて誠心誠意謝るまで絶対に許さなかった、

彼が別れたいといってきたときは、首をつってやると脅した。

やれるもんならやってみろと言われて実際にやったけど、勇気がなくて最後までできなかった。

彼がわざと電話に出ない時は警察電話して生存確認までしてもらった。

時間後に振り替えれば完全に頭がおかしいとわかっているのに、やっているときは頭に血が上っていて常識なんてありゃしない。

とにかく相手自分の思い通りに動かすことしか考えていない。

私はきっとメンヘラ女なんだと思った。

最終的には思い通りにならない元カレストレスを感じて、心が壊れた。

顔中に斑点ができて人前に出られなくなった。

体も悲鳴を上げていた。

もう終わりだと、そこですべてをあきらめた。

ネットで調べてみると、境界性人格障害の特徴にそのまま当てはまった。

そこで初めて自分病気なんだと気が付いた。

治療必要だと思い病院を調べたけど、どこもカウンセリング治療費が高くってとても手が出なかった。

でも今度は自分の思い通りに動かない両親と口論になった。

私のこと好きじゃないんでしょ、お姉ちゃんのほうが大事なんでしょ。

元カレに吐いたセリフほとんど同じで反吐が出た。

元々良くはなかった両親との関係が完全に破綻した。

ももう誰にも傷つけられないから、1人になって清々したと思った。

今、とても大切な人がいる。

君は素晴らしい人だと、本当に心から好きだと、そう言ってくれる人がいる。

大切にしたいと、前と同じことは繰り返さないと、そう心に誓った。

それでも同じことをしている自分がいる。

ちょっとした彼の言葉言動で傷ついて、大泣きして、彼の大切な時間を奪っている。

感情をぶつけないようにコントロールしようとしても、怒りがおさまらなくて結局最終的に爆発してしまう。

彼が徐々に疲れてきているのも目に見える。

もう一緒にいる時間を楽しめていないのも。

なんで自分はこんな人間なんだろうと思う。

どうしてこんな風に生まれてきてしまったんだろうと。

誰かを傷つけて、誰かに傷つけられるくらいなら、1人で生きていく方がましだと。

こんな自分は誰にも愛される価値なんてないと。

それでも彼はまだそばにいてくれている。

全てを今変えることは難しいかもしれないけれど、少しずつ彼の負担にならないように成長していきたい。

愛されている自分に自信をもって変わっていきたい。

きっと、彼との未来は望むものではないかもしれないけれど、この出会いとこの時を大切にしたい。

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