進学校に対する劣等感があり、高校時代はその時の環境から抜け出そうと必死に勉強した。そのために友達付き合いも限られていたし、趣味のスポーツや読書もあまりしなかった。同じ高校生なのに、遊びながらでも学力を持っている人達が妬ましかった。そのお陰だろうが、所謂最難関と言われる大学を志望できる成績だったし、実際に志望していた。結果は第1志望ではなかったものの、所謂7大学の1 つの理系学部に合格することができた。浪人して第1志望を目指すという選択肢もあったが、今まで以上のストレスに耐えられる体力も気力も無く、今の大学に入学した。
大学に入ってからは、学歴で劣る分、能動的に動かなければいけないと思い、大学の留学プログラムに参加したり、人付き合いが得意でないにもかかわらず、積極的にOBとの食事会を開いたりしていた。充実していると感じたし、その都市のカーストでは頂点の大学なので劣等感も薄れていた。
しかし、最近になって、再び劣等感が湧き始めた。第1志望に入っていれば、もっといい人達と知りあえたと考えてしまったり、馬鹿ばかりだなぁと思ったりもする。
偏差値だけでなく、大学が地方にあるのも劣等感の原因かもしれない。東京に住んでいると、様々な行事に参加できたり、色々な人と知りあえた。しかし、地方にいるとあらゆる機会が制限される。新幹線が止まるような駅は東京のように賑わっているが、それ以外に街がない。つまり、首都圏にはには新宿、表参道や池袋など複数の場所があると思うが、それがない。その分、狭い世界に閉じ込められている感覚になる。競争する大学がなく、お山の大将状態なことにも嫌気がさしてきた。このことも、こんなところに居たくないという感覚の原因だと思う。
つらつら書いてきたが、結局のところ、劣等感を持って不平を述べるだけで、自分が何をしたいのかわからない。
仮面浪人でもすればいいと思うがその気力もない。
どうすればいいのだろう。
やりたいことをみつけて、やることができるのはごく一部の人間だけだと知ろう。 大半の人間は、やりたいことではなく、やれることをやって生きている。 現実はそんなものだ。
2chの学歴ネタに毒されすぎ