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この辺の恋愛話で自己肯定感の低さ云々が話題になってますけど、この自己肯定感の低さをどう克服するのかってのは割りと生きていくうえでも難しい問題なんですよね。
個人的にも自己肯定感の低さを抱えたまま人生生きてるので共感できる部分もやっぱあります。
基本的に自己肯定感が低いと、自分の発言・行動に価値が無いと感じていたり、少し重くなると権利がないと考えるようになります。
自分から発言することが周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと考えたり、そもそも自分みたいなクズの意見は発言するべきではないという強固な信念があるからですね。
困ったことに自分はクズという信念だけは心から信じてしまっているのでなかなか難しいところです。
周囲の人間に責任を担保させすぎてしまったり負担をかけてしまうことが実害としてあげられます。
一旦こういう状態になってしまうと積極的に自己を卑下したり、罵られることに寂しさと同時に安心感を覚えるようになるのでなかなかぬけ出すのが難しくなります。
基本的に自分の考えを肯定されることは少ないですから、「自分はクズである」という唯一の思想を肯定されちゃうので麻薬のようにはまっていくんですよね。
また、迷惑かけたので頑張ろうという気持ちもあったので意外と任された仕事は頑張る時もあるんですけど、頑張り過ぎると論理的に矛盾がドンドン発生するようになってくんですよね。
そうすると他人から褒められるようになったり、気づいたら数値で明確に他の人より成果がでるようになっちゃったり。
そうすると「自分はクズである」という思想から外れてしまうので途端に不安になります。
俺は屑だ、俺は屑だと思ってるのに数値では明確に自分が上の立場なのでおかしくなっちゃうんですね。
これをどう解決したのかというと、それは徹底的に「出来事」を客観視することでした。
これだけじゃちょっと具体的じゃないのでもうちょい書きますね。
「俺はゴミを捨てちゃ駄目だが、他の人は捨ててもいい。なぜなら俺は屑だから、権利がないから」
全体を俯瞰視する見方に変えて一旦自分を評価軸から消去します。
これをやったのが俺じゃなくて他人だったら?
っていう考え方に変えるんですね。
なるべく自分を世界にかかわらせることをやめることで普通の対応に見えるようになります。
自己肯定感の低い人がおかしな対応をするのって基本的に自分が関わっちゃうからなんですよね。
ただし、考えるのに時間がかかって結構ぎこちない対応になったりしちゃいますけど。