昨日イベをクリアしたが、一昨年9月に着任してから、ここに来て思うところがまとまったので書いてみる。
それにしても冬イベがこのタイミングとは少し驚いた。
まあでも甲乙丙と難易度を自己責任で選択できるようになり、その上でクリア褒章のうち、一番の目玉である先行実装艦娘は必ず入手できるように計らっていたりと、運営も中々の配慮だと思った。
廃人を必要以上に厚遇せず、かつ袖にせず、相応の満足感をもたらす塩梅は実際かなり難しいはずだが、この点、艦これの運営は上手くやっている方だろう。
・・・と、一応一通り褒めた所で本題。
今まで個人的には全然気にしていなかったものの、以前から一部で言われていたゲームの根本的不満点について、今回のイベを通じて自分も大いに実感させられた事を書き留めておく。
そもそも艦これをどういうジャンルのゲームとして捉えるかは千差万別というか、人それぞれだろう。
要するに好きなキャラを重用し、鍛え、そういうキャラ達だけでデッキ(?)を組み、暁の水平線に勝利を刻みたいのだ。
しかし提督諸兄はよくご存知だと思うが、艦これにおいてこの遊び方は、大きな制約を伴う。
艦これ最大の敵と揶揄される羅針盤は、要するにルーレットで、振り出しから上がりのボスマスまで、いくつにも枝分かれするルートを決める役割を持っている。
そこに来てほぼ全てのマスが戦闘マスかつ、4回目の連戦から火力と回避が落ちてしまうため、ボスまでの最短ルーティングは攻略の必須要素なのだ。
そしてこの羅針盤、通常6隻(連合艦隊だと12隻)の艦隊の艦種を上手く調整することにより(例えば戦艦2・空母1・重巡1・駆逐2とか)ボス到達が容易になる、いや、調整しないと到達不可能という海域が非常に多い。
基本的に、中盤以降の通常海域および最近のイベント海域は全てそうなっている。
このため、自分がそもそも興味ない艦種の艦娘であっても、何隻かずつは、それも出来ればステータス的に強い娘を結構なレベルまで育成していないと、攻略がおぼつかなくなる。
ちなみに自分はいわゆる「航空主兵提督」で、正規空母や装甲空母がとにかく大好きということもあり、具体的な例で言えば大鳳が出るまで大型建造を回すのも、二航戦を改二まで育てるのも、雲龍型をレベル50まで育てて改造するのも、さほど苦ではなかった。
正直に言えば、他の艦種だと育成に伴うデメリットばかり目につき、面倒で仕方がない。
そして入手・育成の手間はどんどん増大してきている。
大型建造の確率が相変わらずシビアなのに加えて、強化改造可能レベルが70や80なんて艦娘も出てきているし、更に改造設計図も要求されたり。
しかし面倒だからといって入手・育成の手間を惜しむと、上に書いたゲームの仕様上、楽しんで遊ぶことも難しくなってくる(いわゆる「練度が備わっていない」艦隊になってしまう)のだ。
今回のイベでも「ああ、彼女らは今後絶対必要だろうし、現に今育っていないことで結構ハンデになってるなあ」と思わされた。
結局、「空母ばっかり贔屓して飛行機で蹂躙するZE☆」という、自分的キャラゲーは殆ど実現できていないどころか、ますます実現可能性は低くなった。
なんかオレの状況と似ていると思った。 最初の頃は空母が強かったので、空母しか育ててなかった。 あと戦艦ね。 赤城は80くらいまで育てた。 でも後のほうになってから、駆逐艦や潜...
提督ってなんすかww