2014-03-06

http://anond.hatelabo.jp/20140306135136

僕も以前は人から嫌われたくない病だったから、すごく気持ちがわかるよ。

会話をしていて相手が少しでも乗り気じゃなかったり、態度が変わったりするだけで

「何か変なこと言ったかな」「何がまずかったんだろう」と家に帰ってから会話を反芻したりしていた。

でもあるとき、人から嫌われたくないってのは究極のナルシストだなと気が付いた。

世界で一番大好きな「僕」が、ないがしろにされたり、傷つくのが耐えられないんだ。

僕は自分を信頼することにした。僕は今まで何とか折れずに生きてきたし、経験もしてきた。

このくらいのことぐらいでへこたれない、そう言い聞かせた。

僕は小さい会社に入ってしまったため、常に狭い人間関係の中で暮らしている。

嫌われてしまった!と思う瞬間だらけだった。

でも、生活が掛かっていたのもあるけど、仕事が好きだったから、めげずに辞めなかった。

その職場で働きだして五年、何とか「嫌われたくない病」から脱せたかな、と最近は思う。

最近では「人から嫌われたくない」という思いより、「人を嫌いたくない」に変わった気がする。

僕の職場の後輩は、盛んに「人から嫌われたくない」と宣言する。

確かに後輩はよく人の顔色をうかがい、ちょっと見気を使っているように見える。

でも、その思いの源は相手を気遣っているわけではなく、

自己防衛からくる気遣いなので、はたから見ていていつも的外れなのである

的外れが過ぎて、かえって人をいらつかせている場面を何回も見たことがある。

そしてその場面はとってもデジャヴ感がある。昔の僕そのものなんだよ。

僕がある程度乗り越えてみて思うのは、なぜあんなに会話の一言や相手の顔色でビクビクしていたのだろうということ。たとえそういう態度を取られたからって嫌われた!とジャッジするには早すぎる。

人は人に対して一挙種一投足「こいつは好きか・嫌いか」のジャッジを下しているわけでないと思う。だから、本当にそんなに気にすることはないよ。

僕は中部出身で、中部っていうのは穏やかな反面、保守的ものすごい察してちゃん文化な気がする。合う人は合うけど、気にし過ぎる人が住むとしんどい地域かもしれない。

僕は今会社関係関西に住んでいるのだけど、関西の人ははっきりしていていいよ。

みんな物事をはっきり言うけど、そこで終わりだから気持ちがいい。

(そういう人ばかりじゃないかもしれないけど、相対的に見てね)

思考を変えれたのも、住む地域が変わった関係が大きいかもしれない。

増田も、チャンスがあれば済む地域を変えてみるのも一つの手だよ。

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