2013-09-22

今週のドキドキプリキュアが素晴らしかった

お泊り会でキャッキャウフフ回かとおもいきやまさかありす回。

黄色プリキュアね。

お嬢様キャラで、でもでしゃばらないでほかのメンバーを一歩後ろから見ていて、髪型のお団子ヘアがとぐろうんこの子

よつばありすちゃん。

そんな子だからこれまでのお話の中でも特にフィーチャーされることは少なかった。

怒ったらこわい、何するかわからないとか、友達をバカにされると怒るとかそれくらいしかなかった。

実際、最初はキレるのを怖がってプリキュアにはなりたがらなかったくらい。

あとお嬢様キャラ特有のちょっとした常識はずれ的な行動をするとかでちょっと目立つくらいか

でも製作者はちゃんと見せ場を用意してくれてた。

俺のようにひだまりポカポカ♪(俺の心もポカポカ♪)キュアロゼッタ!を毎週心待ちにしている人間のことも考えてくれていた。

製作者のありすちゃんへの愛を感じたよ。

ありすちゃんは小さいころ身体が弱くて、いつも大きなお屋敷の中でひとりぼっちだった。

そんな環境にいたら身体上の健康はいいのかもしれないけど、精神上の健康はいいはずがない。

からよくなるものもずっとよくならずにいた。

でもマナと六花と出会って友達と遊ぶ楽しさを知った。友達がいるうれしさを知った。友達から元気をもらった。友達が困っていたら力になりたいと思うのが普通だというマナに目を開かれる思いがした。そしてマナのようになりたい、誰かの喜ぶ顔が見たいから、世界中笑顔で、愛でいっぱいにしたいと決心できた。

そうやってありすちゃんは自分確立できたんだ、とすごく伝わってきたよ。

余談だけど小さいときはとぐろうんこが一段だけだったね。あのままでもよかったのに二段おだんごにしたらうんこに見えちゃうから気をつけてね。

ありすちゃんがマナ出会えてよかった。

ありすちゃんのお父様が理解ある父親でよかった。

優秀で思いやりのある執事バスがいてよかった。

弱冠中学生にしてここまで自分の芯を持った子になれた、その根っこの部分を見ることができて、本当によかった。

このままマナたちと友達でいれば、いっしょにいればありすちゃんは大丈夫だね。

そんでアクションシーンがこれまたすごい。

ド派手なミサイル乱発シーンとそれをかいくぐる華麗な動きとダイナミックなカメラワーク。

これまでの肉弾戦メインとは一味違う制作スタッフ気合がビンビンに伝わってきて興奮不可避。

そしてロゼッタリフレクションの盾が割られたらいつも負けフラグで役立たずっぽかったのに、今回は違った。

なんと割られた盾を鉄扇のように両手持ちして果敢に攻め続ける。もうありすちゃん、いやキュアロゼッタの独擅場。

そこのBGM自然鳥肌がたつような、勝ちフラグビンビンに感じさせるいい音楽なんだよね。音楽の力による演出もやっぱりすごいなあとおもったよ。

番外だけど、出落ちマナの顔ドアップも思わず噴き出す可愛さだし、その後にちゅーっとキスっぽくいたずらチックに六花の肩を組むマナちょっと不機嫌そうに見ているまこぴーいいね!

おっとりしたランスちゃんとの相性もばっちりで見ていて始終顔が緩みっぱなしの30分。

いやもう、小ネタ小技を含めて、コンテ、演出、原画動画脚本音楽すべてが素晴らしかった。

そんなもろもろの最後に、新しい決めゼリフ「あなたも私と、愛を育んでくださいな♪」なんて言われたら、視聴者はみな即答で頷かざるを得ないだろう。

最後に声を大にして言いたい。

ありがとうドキドキプリキュア!今週も笑顔と愛とドキドキをたっくさんもらったよ!!

  • スマプリは作画も声優もラストバトルもすべて俺たち向けに作ってあったのに、ドキプリは正しくお子様用に戻ったからなー。 深夜アニメ風味が足りない。

  • ああ匿名の卑怯者クンはスマプリ派なのか 彼の「俺たち」に自分が入ってなくて本当に良かった 歌とラストバトルは(どうでもいいという意味で)ともかくとして 作画というかキャラ...

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