いつになるかは解らないけど、いつかはかならず来るはず。
ということで空想。
■国家は、領域と人民に対して排他的な統治権を有する政治団体もしくは政治的共同体である。
■国家の三要素
・領域(Staatsgebiet:領土、領水、領空)- 一定に区画されている。
・人民(Staatsvolk:国民、住民)- 恒久的に属し、一時の好悪で脱したり復したりはしない。
・権力(Staatsgewalt)ないし主権- 正統な物理的実力のことである。この実力は、対外的・対内的に排他的に行使できなければならない、つまり、主権的(souverän)でなければならない。
相当単純化しているけど、まずは上記の認識に基いて考えてみる。
ソーシャルネットサービス(GoogleやFaceBook、amazon垢、appleIDに紐付くサービス等を想定)の、上記「国家」との類似点を抽出してみる。
■SNSは、領域(サーバ上のデータ領域)と人民(ユーザ)に対して排他的な統治権(管理者権限)を有するサービスである。
■SNSの三要素
・領域について
データ領域は技術的な進歩によって少しずつ大きくなり、サービス提供会社の経営具合によって大小が変わったりする。
この点は国家についても似たようなもので、技術的な進歩によって土地はより活用できるようになるし、国の状況によって領地の広さは変わったりする。
・人民について
現状、これは国とSNSで大きく違う。
国:恒久的に属し、一時の好悪で脱したり復したりはしない。
SNS:基本的にいつでも新規に入れるし抜けられる
・権力について
これも現状では大きく違う。
国:権力者を国民の投票で決めていたり、一応、人民側からのフィードバックによって権力の在り方が変わる形式をとっているのが一般的。
SNS:基本的にサービス提供会社側の独断。株主の意見を聞いたり、ユーザから多く苦情が届いた場合などに「考慮」はするだろうけど基本的に人民側に権限は無い。
【今後について】
これから何年、何十年たつに連れてどう変わるか。
飽きてきたので適当に書く。
・領域について
領地については、将来的にも物理/仮想の違いのみであり、SNSと国に大差は無いんじゃないかと思う。
・人民について
SNSにおいて「抜ける」って事がほぼ無いものになっていくだろうと思う。
そのコミュニティ内で築いてきた関係性やら、そのIDに紐付く電子書籍とかいろいろなサービス内容の価値がどんどん高まっていって
そうなったら、どうしてもサービスを抜けたい(別サービスに入り直したい)と思ってる人のために「国籍を変える」という手続きと同等の仕組みが必要になってくんだろーなと。
・権力について
ユーザの意見をとりいれなきゃだめよって風潮が強まっていくんじゃないかな。で会社の方針とかにもユーザの意見がフィードバックされるようになっていくの。
その権力の持ち具合はサービスに対して金払ってる量に比例する感じにするのが自然っぽいから、現状の株主と似たような立ち位置にしていくってイメージ、かな。
【国家を超える時】
・領地について
物理的な領地より仮想のデータ領域の方が大事なのよ!!って皆思うようになっちゃう時。
・人民について
国家に紐付いてるサービスなんかより、SNSに紐付いてるサービスの方が私の生活に直結してる!こっちの方がまぢめに考えなきゃいけないことなのよ!みたいなふうに皆思っちゃうような時
・権力について
国を住み良くするためにに一票投じる?んなことするよりSNSを住み良くするために俺様の一票の価値を上げてやるぜ!って皆思うようになる時
【何が起きる?】
わからない。あとで考える。
【まとめ】
おわり
読んでも仕方ないと判断できたから全部は読んでいないが 言語という一番肝心な概念が抜けてる 以上
考えろよヽ(`Д´#)ノ