2012-09-01

好きなことのスキルを磨くために努力してたら嫌になったけど

大学生の私は漫画絵を書くのが昔から好きで、書いては周囲の人間から

「上手いねえ、才能あるよ」などともてはやされていたために

自分には才能がある、という感覚意識の根っこで潜在的にあったようなのだ

いざインターネットピクシブというプロアマ入り乱れた巨大フィールドで発表したら

自分いか素人レベルなのかを思い知らされた。

そこで終わりたくなくて、練習や研究を重ねて死に物狂いでやってきたのだが

いよいよ自分の描く絵がすべて駄目に見えて、あげく上手くなりたい気持ちが先行しすぎて

何を描きたいのか自分でも良くわからなくなった。

ただここで諦めるのも今までの努力とかを捨て去るような気がしてもったいなく思える。

しばらく離れてみては?というアドバイスも貰ったが

実際にしばらく絵を描いてないとどんどん感覚を忘れてうまく描けず、余計にイライラ

絵を好きで描いていて、才能があるよ、と言われて本格的な練習を始めたのがきっかけならば

僕はきっと自分の才能ある(と自分で思っていた)センスで描いた絵を褒められたくて、

絵を描くのが苦痛で、才能もないとわかり、あとは努力をどれほどできるか、たまに他人にアドバイスを求めるような自分

褒めてもらいたい理想自分ではないということにもうすうす気づいている。

一方で、私は美術系ではなく、普通化の進学校から、一般に難関と呼ばれている大学に進み、在籍している。

現実問題として自分が才能を仕事に出来るようなレベルになれるということは思っていない。

から当然、普通の(平均的な)人生を送るのが当然(このご時勢それすらも難しいだろうけれど)だということも理解している。

しかし一方でどこかクリエイティブ世界に憧れを抱いており、文武両道ではないが、その分野でも

なんとか満足いくだけの能力を手に入れたいとも思っている。

傲慢浅薄でくだらないプライドと欲望だということはよくわかっている。

才能という言葉で片付けるにはまだ自分に伸びしろがあると信じたいが、そのための努力というか、

もう描くこと自体が辛くなっている、でも上手くなりたいという気持ちだけはある。

そらく打ち込む分野は絵でなくてもよかったに違いない。ただ幼少期よりの経験的なイメージから

絵をかくのが成功には一番近いのではないか、というクソみたいな理由から出発している。

同時にそれがプライドを引き上げてる原因でもあるのだが。

いざ他の趣味でも始めようかと思ったが、他に何かやってみようという気になれない。

そらくそこでも無駄努力をしようと躍起になるはずだ。

からといって画面と睨めっこしたり他人の絵の模写に挑むのがきつすぎる。

ヘタレだと思ったかゆとりだと思ったことでしょう。

あるいは若気の至りでただの大二病なのかもしれないけれど、

ニコニコ動画ピクシブ出身アマチュアが、金取る世界へ飛び込むことのスゴさ・カッコよさ

(わからない人にはわからないことだと思うけれど)に憧れて無用努力を続けるアホは本当に多いです。

夢を追い続けるバンドマンのそれとほとんど変わらないですね。

就職したらそれどころじゃないのかもしれませんが、この性格じゃあ鬱病でも発祥して死ぬような気がしますね

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