「明らかな長所」や「明らかな短所」というのも確実に存在すると思う。
たとえば容姿だ。
不細工やデブやハゲは女からモテない上に、男からも馬鹿にされることがあり、損だ。
イケメンに生まれ変われる方法があると聞けば、大金を積む不細工は沢山居るだろう。
ブスにつきまとわれてキモかったり、「どうせ女を食いまくりなんだろ?」と卑屈な男に絡まれてウザかったり。
でもそんなイケメンが、あえて自分を不細工にするような真似をするだろうか?
しないだろう。
その非対称性は大きい。
学歴コンプレックスのある奴と接触すると、「さすが○大生~」などと卑屈にはやし立てられたり、
「○大卒のくせにこんなことも知らないんだ?」と露骨に吊るし上げられたり。
逆に低学歴が「もっと勉強して高学歴になっておけばよかった」と後悔する例は後を絶たないが。
身長も、高いと頭をぶつけたり、チビ男に「身長わけろよ」などと絡まれる面倒がある。
しかし彼らは「低身長に生まれていれば良かった」とは思っていない。
身長を伸ばしたがっている低身長が多いことと比べると非常に顕著な差だ。
この話をすると必ず「低身長のhydeと高身長のチェ・ホンマンならhydeの方がモテる」などと言い出すチビが居るが、
そしてチェ・ホンマンがあの顔で156cmだったら、これほど悲惨なことは無いよな?
ここで顔のことを持ち出すのは、「チビは短所である」「チビをコンプレックスに思う人間が多い」、
収入についても、低いよりは高いほうが良い。
高収入であることによって、金目当ての女が寄ってくるとか、権威に擦り寄ってくる
スネ夫みたいな奴がウザいって話はあるが、じゃあそいつらを寄せ付けないためにその収入を捨てるか?って言ったら捨てない。
高収入の方が幸福度が高く、長生きするという統計データもある。
「金持ちは心が汚い」とか「金持ちは孤独で不幸」という説をぶちあげる奴がいるが、それはフィクションの中の話であって、
育ちも、悪いよりは良い方が良い。
親や親戚の知的レベルが高く、安定した収入を稼ぎ、安定した家庭を築いていると、
自分が急な病気や事故などで困ったときに、頼れるアテが多い。アテがあって悪いことは無い。野垂れ死ぬリスクが低くなるわけだから。
また、両親の関係が上手くいっており、家庭内の空気があたたかいと、子供の人格形成にも大きく影響する。
あたたかい家庭で愛情を注がれて、経済的な不自由も無く育ったほうが、自分を愛せるし、
これは高学歴高収入の人間ほど家庭環境に恵まれていることが多く、
キャバクラ、風俗、ホスト、ヤクザなどの裏の道に進んだ人間に、貧しい機能不全家庭出身の人間が多いことからもわかる。
ここまで話すと、必ず「短所があったからこそ、人の痛みを知ることができる」と言い出す人間がいる。
おれは、今まで色々な人間と出会ってきたが、短所が多い人間にはろくなやつが居なかった。
短所が多いと、自分より下の人間を作り出すことに必死になり、人の痛みをえぐり、踏みにじる人間になる。
たくさんの魅力や長所を持つ恵まれた人間の方が、心に余裕があって人に優しい。
人の痛みは短所だらけでなくとも知ることができる。
ガンガン垂れ流してくれるから有り難いw
ブサカワー