2013-05-24

僕が乙武氏だったらこのように謝罪文を書きます

<  乙武です。このたび僕の軽率な行動によりご迷惑をおかけしているイタリアンレストラン店長様、スタッフの方々、そしてお客様にお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

※一番批判されている営業妨害の点をまずは速攻で謝っておきましょう。どうあっても正当化できないですし…。

 多くの方からお叱りのお言葉もいただきました。この2日間、そうした言葉を読みつづけ、少しずつ冷静さを取り戻すにつれて、僕がしでかした事の大きさにおののくと共に、どれだけいままで色々な人の善意に支えられていたのか考えていました。

沈黙してた間、みんなの意見を読んでいたことにしましょう。「乙武に届け!」とばかりにネットで騒いだり、リプ飛ばしまくってる人たちのガス抜きをここでしておきたいところです。

 ここまで話題が大きくなってしまい、僕の個人的なトラブルとしてこのまま済ますわけにはいきませんので…いくつか改めてお伝えさせてください。

 まず最初にお願いしたいのが、僕のツイートをみてお店に苦情や悪意のある書き込みをされている方々。すぐにやめてください。そうした行為は威力業務妨害という立派な犯罪行為ですし、またそうした事態を簡単に予見できながらツイートしてしまった僕も同罪です。僕がしたことは反抗できない立場の相手に、たくさんの仲間をひきつれて一方的に殴りかかるような卑劣行為でした。

※謝罪2回目。あっさり認めてしまった方が責められにくいので潔く。でも実際の責任問題は別なので自分は手を汚してないことは書いておきます

 次に車椅子ユーザーへの差別的な対応と、個人的な諍いにたいする憤りを区別することなく発言したことについてお詫びいたします。 当日、僕が自分を見失うほどに怒っていたことはたしかです。けれどそれが車椅子ユーザーへの差別なのか、僕や友人のコミュニケーションスキルが招いた諍いだったのか、両者の言い分もありますし、また僕は一部を伝聞で聞いていることもあって今となってみると真実はわかりません。
 友人は拒否されたりすることに慣れていないため、ひときわ堪えたのかもしれません。僕自身は若くして世間様に知られるようになり、そのおかげでたくさんの世界を知ることができた一方で毎日のように2ちゃんねる等では心ないメッセージいただきますある意味で何があっても動じないベテラン…だと思っていたのですが、やはり友人が涙を流しているのをみて、とても冷静ではいられませんでした。

※今回、店主に差別された話なのか、店主の態度が気に食わなかった話なのかで議論がわれてます。前者なら店長不利、後者なら乙武不利…という流れですが、差別意識があったことを証明するのは困難なため、水掛け論にして評価を落とすよりここは論点にしない方が得策と考えました。また自分が普段からどれだけ誹謗中傷されているかアピールすればみんなもそれは知ってるわけで、それなりに店長にも問題があったんだろうな。という想像をさせることができます。また乙武、友人のためだと熱くなるんだな…という好感度アップも期待します。

 またこれは今回、余計なことかもしれませんが。この友人が女性であるといったことでいろいろな憶測もあるようです。説明するのもおかしいのですが、へんな噂がネットに残って広まってしまうのも困るので…。説明すると昔から僕や妻が困ったときに助けてくれる頼もしい友人で、この日も色々と相談したいと思っていました。僕としては最高傑作原作映画「だいじょうぶ3組」が観た人の評判はいいのに、あまり興行的には受け入れられてないこと。新刊が売れている一方で、子育てへのプレッシャーになっていること。色々と落ち着いて仕事相談できると、そして美味しいものを食べて、息抜きできると、すごい楽しみにしていました。

※せっかく注目度があがっているので映画や新刊の宣伝さりげなくいれて元をとりたい。適度に家庭臭をだしたり、仕事で苦労してる感じをだすことも必要かと思いました。どうしてもモテたり高収入とわかるとこの国の3割を占める童貞と7割を占める貧乏人に嫌われるのでよくないと思います…。

 本当に評判のいいお店のようなので、食べてみたかったです。店長さんとも仲直りをしたいですし…ぜひ今度は介助スタッフや友人、あと貸し切りができるなら二人の子供たちもつれてみんなでお伺いさせてください。

※ここで褒めたからって不利になるもんでもないので、お店の料理も持ち上げて器の大きさをみせたいところです。あと再訪時もまた介助を頼むのかよ!というツッコミを避けるべく布石を打ちました。

 最後にもう一度、僕の軽率な行動でご迷惑をおかけした方々、申し訳ありませんでした。
 今回、僕はたくさんの意見をいただき、社会のかたち、助け合いや、思いやりについて深く考えさせられました。いままで僕が鈍感にも気がついていなかった善意にもたくさん気がつくことができました。まだまだ未熟ですが、こうして過ごした時間や皆様の気持ちを糧に大きな人間精進していきたいと思います
これから乙武洋匡をよろしくお願いいたします。

最後にもう一回くらい謝って、ぼんやりと締めます。なんか得たものがそれなりにみんなあった感じをだしつつ、かといって「社会に一石を投じられました」というほど押し付けがましくならないように。あくまでぼんやりと。

しかし、これ書いておいてあれなんですが…。燃料がなければ火は消えるので炎上したときは最低限のアナウンスだけだしてやりすごすのが一番鎮火が早いですね、きっと。成人君子になれない夜は、乙武さんも増田に来て無名の人として言いたいことを思うさま書き込んだらどうでしょうか。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20130524002828

記事への反応(ブックマークコメント)