2012-06-03

早起きの習慣を確立できず、いつも早起き記事をブクマするだけの方へ

早起きに挑戦しようと最初に決意したのは、もういつの頃でしたっけ?あなたはいつまで経っても、起きる時間が変わっていませんよね。また月曜から、懲りずに4時〜6時の間くらいに起きるつもりなんですか?

今回もこの記事読んだんでしょ?

『早起きの常識を覆したら、毎朝5時に起きられるようになったお話』

そして、この部分。

まり、「早起きは"目を覚ます問題"ではなく、"立ち上がる問題"である。そのためにはハードウェア(目覚まし等)ではなく、理由(ソフトウェア)が必須である」と問題を再定義しました。

を読んで、あなたはどう感じたんですか?こういうアプローチを考えたことすらなかったですよね?そしてあなたは、この記事の学びを生かして「今回の『立ち上がる!』を意識すれば、思考は現実化して、きっと早起きできるはず!」と意気込むんでしょうね。もちろん数日は予定通り起きられるでしょう。でもあなたはいつの間にか二度寝するようになって、ギリギリに朝支度するようになりますよ。やっぱり駄目なもんは駄目なんです。

一ヶ月に一回くらいホットエントリ化される定期的な早起き記事を、あなたはまたしても題名に釣られてブクマしちゃったんですね。本当に可哀想に。社会人典型的な挑戦と挫折は、貯金ダイエット早起き(追記:と英語学習)です。あなたもその典型例であり、相変わらず同じ失敗を繰り返しそうですね。「月曜の朝からは、起きた瞬間絶対立ち上がる!」とか考えてるだけで、本当に早起きの習慣が身につくとか、そんな美味い話がある訳ないじゃないですか

そして寝る直前に部屋を暗くしたって駄目。シャワー浴びるつもりでも、朝に運動をするつもりでも、結局また挫折するんだから。一週間もすればiPhoneリマインダがうざったく感じます。“Quit 1 thing”したはずのTV視聴も、無意識TVアメトーークとか観つつ、「いやー、今週の〇〇芸人は絶対観なきゃ!今日は特別な日!」などと言い訳を重ねて、いつの間にか24時を過ぎている現状に気付き嫌気が差すんですって。

そしてその時、結局早起き継続できてない現状と、それまでに挑戦と挫折を繰り返した過去経験を重ね合わせて、あなたはこう思うんです。「やっぱり早起き自分に向いてない」と。

  • - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

考え方や、やり方ばかりに目を向けても、所詮成功者の話を聞いたり、本やネット記事を読んでメモクリップ)する自己啓発オタクと変わりません。よくよく自分の現状を見つめて下さい。数ヶ月〜数年前から全く何も変わってないですよ。“変え方”を知っても、“変えた”ことにはなってませんよね。

そもそも早起きをすれば、きっと仕事効率が上がって、夢や目標を確実に達成させるスペシャルパーソンになれる!みたいな願望があるんじゃないですか?でもそれってただの願望ですよね。

もし「朝の時間を活用したい!」などの単純な理由から早起きに挑戦している人は、なぜ「早起きすれば、それだけ時間有効活用できる!」と考えているんですか?早起き=良い習慣なんですか?

そしてその返答に「健康に良い」「朝は静か」「成功者はみんな早起きしてる」とか誰もが述べてる抽象的な理由を自分の理由に当てはめないで下さい。正直聞き飽きました。

早起きへの気持ちを導いた、あなた自身が考え抜いたメリット”って説明できますか?

本当に早起きしたいんですか?じゃあなぜ自分早起きすべきか、早起きを推奨するビジネス書ブログ記事の内容を思い出さずに、自分の心に問いかけながら即答できますか?

まず私が言いたいのは「『早起きが良い(と言われている)』からあなた自身も早起きに挑戦してないかもっとよく自分に問いかけた方が良いですよ」という点です。あなた自分の気持ちに無理してませんか?

上記のブログ記事を参考にして言葉を拝借しますが、もし早起きに挑戦したいなら、まず「早起きは立ち上がることだ!」を“知る”のではなく、「定義を変えられる人間」に“なって”下さい。自分常識をいつも打破構築する人間になって下さい。

あなた常識(現状)は「早起きの習慣を確立できず、はてブ記事を読んでは丁寧にブクマする」であり、「結局早起きのために何も変化を起こせず、起こしても継続できず、最終的に達成できてない人」です。自分早起きできる人間だという“妄想”を捨てて、現実直視して下さい。

何となく早起きって良さそう」といつも通り思考を流され、その早起きの「定義」「やる意味」「方法」まで人に頼ってしま早起き願望者のあなたには、正直、早起きなんて向いてません。

そもそも人は信奉する自分定義に従って生きる動物です。人生という物語を、聖書定義に従って生きる人はやっぱり悩んだ時は聖書を開くんです。教会に行って説法を聞くんです。それがその人にとっての当たり前なんです。

早起きに関しては「どうせ自分早起きに向いていない」「本当は夜型人間なんだ」などという、潜在的に思い込んでいる定義に従って、強固に生活習慣が構築されています

まずその定義を変えられる人間になりましょう。そのために、「早起きとは両足で立ち上がる」なんて人から聞いた定義自分に当てはめることなく、自分自分定義発明しましょう。

成功例を頭に入れてばかりで、望んだ結果を導けず習慣化できない人。彼らはいつも「なぜできなかった」のか原因分析ばかりして、できなかった過去の印象に囚われてしまい、何か悪いキッカケが起これば言い訳をして続けられません。彼らの潜在的な意識は常に「今でも、私は変化できていない(そして将来もきっと変化できないだろう)」です。

しかし、現状を見つめて常に行動が早く、成果の段階的な向上と持続を習慣化できる人。彼らはいつも「どうすればできるか」と改善策を構築して、明確な未来像(この場合早起きしている自分の様子)を現在に具現化していきます。彼らの潜在的な意識は常に「今、私は変化できる(そして将来も変化し続ける)」です。

まり早起きの記事をブクマなんかするから早起きできないんですよ。その継続的なブクマの習慣が、何も変化できてないあなたの強固な潜在意識物語っているじゃないですか。

大切なのでもう一度言いますが、「早起きの記事をブクマなんかする暇あるなら、自分で工夫して早起きしろ!」ということです。

さて、早起きしたいあなたへ。まず、この記事を最後に丁寧なはてブ行為は辞めましょう。そしてTwitterつぶやきFacebookコメントで「この記事は〇〇だ」みたいな批評もせず、すぐにネットを閉じて下さい。そしてこの記事を読んで感じた気持ちに素直になり、その気持ちをすぐに行動にしてしまいましょう。

早起きが身に付くまでネット情報収集なんてしなくて良いです。『インターネットやめたほうがいい』ですよ。そうすれば、きっとあなた早起きできますから

  • - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

6/3(日)の4時半頃に投稿したこの記事。

私はこの記事を夜更かしして書いたのでしょうか。それとも、早起きして書いたのでしょうか。

常に生産的な人生を送りたいですね。月曜からも頑張りましょう。以上、自戒を込めた匿名早起き記事でした。

  • よくこんなに読みにくい文章を書ける なんで読みにくいのか考えながらリライトすると君のコミュニケーション能力が上昇するよ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん