はてなキーワード: 役割語とは
んんwwwwwwwwwwwwww
http://anond.hatelabo.jp/20141007143309のにある言葉を知らないという人が、多いんではないですかなwwww
それは、その忘れられた言葉が役割を持てなかったからなんですなwwwww
口調でお分かりとは思いますが、我は役割論理を推進しておりますなwwwwwフライゴンはありえないwwww
その単語のリストでいうところ、例えば「忽然」という言葉で考えてみるんですなwwww
これは、「忽然と姿を消した」などのように、「今まであったものが消えた」ときによく用いられるんですなwwww
ところが、調べればわかるようにもともとは、「今までなかったものがあらわれる」ときにも使えるんですなwwwww
ところが後者は使われず、前者ばかりが使われるようになるwwwww
こうして特定の表現Aと結びつきの強い表現Bがセットとして日常では使われるようになるんですなwwwwwwww
我はこれを「言葉が役割を獲得する」と言っておりますぞwwwwwwww
ちなみに、このように若干遠回しな言い方になっておるのは、先客がまったく違うところで「役割語」なるものを提唱済だからでありますぞwww申し訳ありませんなwwww
閑話休題、実はこれは「コロケーション」というもので、斯界では既によく知られておる考え方なんですなwwww
しかし、我の考える「言葉が役割を獲得する」というのは、もう少し広いものを想定しておりますなwww
先にも挙げた「忽然」を改めて用いれば、後に続く言葉は「なくなる」という意味さえ持っていれば何でもいいんですなwww
消失、消える、いなくなる、ドロンする・・・意味さえ共通していれば、何でもありですぞwww
もちろん、「忽然」という言葉それ自体も、置き換えられさえすれば何でもありなんですなwwww
そして、より置き換えられにくい位置を占めたものが、言葉として長く存続できるんですぞwwww
そういう意味では、「忽然」はいずれ環境によっては「突然」に置き換えられて忽然と役割を失う可能性もあるんですなwwwww「倏然」はありえないwwwww
しかし、ふだん使われない哀れな子羊たちも、ひとたび役割を獲得すれば、現環境でも十二分に戦えますぞwwwww
おわかりいただけましたかなwwwwwwwww
それはフィクションの世界で用いられる「役割語」の働きのせい。
翻訳に限らず、日本人の書いた日本語の小説・マンガなどを見ても「~だぜ」「~~ですわ」「~~じゃ」など、不自然な語尾の特徴付けは行われている
そうする理由としては語尾に特徴を着けることによってキャラクターのイメージを強化すること、
セリフ部分を一読して誰の発言なのかよく分かるようにするため、などがある
これらを「役割語」と言って、金水敏という国語学者がこれに詳しい。
翻訳というものは、ただ単に語から別語への移植をするだけではなく、移植の際に翻訳者の新たな創作が加わるという一面もあるので
英会話の訳(外国人インタビューの翻訳等のことを言っているのでしょうか?)もフィクショナルな付け足しが行われるものと思われる。
(また日本語だけでなく英語にも、日本語の「~~ですわ」等にあたるような口調の特徴はあります。
私は英語に詳しくないのでよく知らないが、イングランド調であったり、スノッブな口調であったり、オカマ、田舎言葉、黒人言葉、などなど)