はてなキーワード: コンドームとは
こういうこと「思ってる」に止めるならともかく、「公言する」人間は、男でもどうかと思うが。
あんた、知り合いの男が、酔った勢いで女子に囲まれてこう言ってる光景想像してみなよ。
セックス好きだあ。
一定程度容姿が好みであれば誰でもヤリてえよう。
好みの女みるたび、正直こいつとどんなHしようかなって妄想してる。
好きな体位はやっぱりバック。
後ろから挿入しながらズコズコやってるときが一番幸せで、射精したときの達成感がいい。
抱えながら挿入する座位もいい。
コンドーム?つけると感度落ちるし、何より精神的に壁を作ってるみたいだから嫌だ。
好みの女であればあるほど生でしたい。(だから外だししてる)
でも相手の中に射精するのも嬉しいから、どっちがいいかは迷いどころ。
パイプカット?手術とかやだな。
車の中でやカラオケボックスの中、校内や野外でしたこともあるよ。
人の目を気にしながらするスリルがまたたまんねえのよ。
男とか女とか、関係ねーよ。普通に引くっつーの。
会社の男の子たちにお酒が入ったときなどにH体験についてねちねち聞かれるから、
聞かれたことに率直に答えた。
セックスは好き。
この人どんなHするのかなとか妄想しちゃう。
彼氏がいても刺激を求めてしちゃうときもある。
好きな体位はやっぱり正常位。
挿入しながら抱き合ってキスしているときが一番幸せで、射精したときの達成感がいい。
抱っこしながら挿入する座位も好き。
コンドームはつけると感度落ちるし、何より精神的に壁を作ってるみたいだから嫌い。
好みの人であればあるほど生でしたい。
でも自分の中でいってもらうのもうれしいから、どっちがいいかは迷いどころ。
ピル?人工的に体の機能を変えるような薬は飲みたくない。
車の中でやカラオケボックスの中、校内や野外でしたこともあるよ。
人の目を気にしながらするスリルがまたよかった。
しばらくして、社内で噂にされている、
あなたの評判が著しく下がっているから下手なこと言うもんじゃないよとお咎めされた。
男の人同士でも風俗の体験談やH体験談を酒の肴によくしているじゃん。
なぜ女がセックス好きと言ったらだめなんだ。
どうでもいい話なんだけど、風俗って最初に付いた嬢の良し悪しで癖になるか二度といかなくなるか変わるよな。
元の文を読む限り、お前もまた間違いなく2回3回と風俗通いをすることになるだろう。
俺にはお前の未来の様子がまるで手に取るようにわかる。
気をつけろ。
どんな誘惑があってもコンドームつけろ。名刺はもらうな。メンバーズカードも作るな。臭いは残すな。傷も作るな。家から出る必要のある趣味を作れ。言い訳を三つ以上用意しろ。絶対にバレないタイミング以外行くな。電話の履歴はすぐに消去しろ。スイカパスモの類は使うな。全て現金払いにしろ。
他にもいろいろあると思うが、細心の注意を払って遊べ。
コンドームの0.01ミリ程度じゃ快感に関係ないとか言うやつがいるけど、
一度も生でやったことないやつじゃないかと思う。
摩擦や温度やヌルヌル感が段違いだよな。
横だけど。
コンドームを配って使い方教えてやっても生でやるんだ
救い難いね
日本も先進国の中では新規感染率が増えているやばい国なんだよね。
でも、子供ができたら結婚するつもりのカップルとかだったら、生でやるのは珍しくないんじゃないのかな。
日本では、HIVの新規感染率STDの感染率は男女差あまりないけれど、感染者の性行動の内訳としては男性は不特定多数と1年以内に性交渉を持っている人がメインだけど女性の場合は1年以内に特定の1人としか性交渉を持っていない人がメインらしい。
そういうわけで、少なくとも女性に対しては、特定の相手とだけ性交渉をしていれば感染のリスクは少ないという啓蒙は意味がないということが分かって、啓蒙内容を検討しなければならないという見解になっているそうだ。
日本は男性の風俗利用について寛容であることが比較的求められてるけど、風俗に行くような男性と生でやることが一番リスクが高いことなんだっていう啓蒙がもっとなされないとやばいよね。
コンドームを配って使い方教えてやっても生でやるんだ
救い難いね
しかしそのシチュエーションで頼ったジェルが偽薬でした
っていいのかな
11 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 22:10:54 ID:XzQoDW2U
その後3年片思いしてたけど
ニヤニヤしながら「コンドーム知ってる?」ってクラス中に聞いてるの見て一気に冷めた
今でも夢に出てくるけどねw
13 名前:彼氏いない歴774年[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:28:26 ID:wKb0bJTX
11
うわw似たような感じ。小5のとき生意気なサッカー少年を好きになった。
放課後、何かの作業で残っていたら突然話しかけてきて「東北弁の男女がラブホに入りましたー
最初に「セ」がついて最後に「ス」がつくことをしましたーさて何でしょう?」と
聞いてきたので・・・・・・話せたのが嬉しくて更に好きになったwwwww
岡村 「僕が始めて童貞捨てたのが21歳の時で、奈良のかずみちゃんっていう子なんですけど。日曜日デートして、奈良公園に行って、鹿にせんべいあげたりしてたんですよ。その夜ですよね。チューしたいなあと思って。奈良のその彼女のウチですよ」
岡村 「ほんで、ベットに入って、僕はほんとチューだけで良かったんです。『チューしていいかな?』って言うたら、『いいよ』って言うから、チューしたんですね。ほんなら、そのまま向こうがまさぐってくるんですね…」
岡村 「全然止まらない。あれよあれよっていうてる間に…僕ね、その子にコンドーム買いに行かされたんですよ。パジャマで。持ってないから、俺コンドームなんか。俺、チューだけで良かったもん」
岡村 「もうだってね、奈良のシカにせんべいあげてる時なんか『うわ〜怖い〜』言うて『いや〜!』言うてた」
岡村 「そらもう、まさぐってくるわけですよ。『えっ?』と思って。で、コンドーム買いに行けって言われて、『どこそこに売ってるから〜』言うて。自動販売機でコンドーム買うたよ、自分で。で、コンドームつけて、いざっ!てなったら、その女の子が…まっ枕をね、枕取って、腰にグーンって入れて」
岡村 「そう。で、僕の方に…なんていうのかな、ここだぞ!みたいな」
矢部 「的はここだぞって。めがけて来いと」
岡村 「こ、ここだ!みたいなことやったんですよ。そん時に『わあっ!?』って僕思って、もう(枕を)腰に入れたのが、俺からしたら『うわっ、この子、すっごい慣れてる』と思って」
岡村 「そうなんですよ。ほんで躊躇してたら、僕のナニを持って(笑)。自分でサッとインサートしはったんですよ…もうそれがねえ、なんやろ、怖かったんやなあ」
彼女と仲良くなったのは1年前。
きっかけは一本の雨傘だった。
俺はMoMA(ニューヨーク近代美術館)のスカイアンブレラを愛用してた。
ある日俺が可愛いなって思ってた同じ職場のその子がちょっと緊張した様子で話しかけてきたんだ。
「その傘ってマンガに出てたのだよね?」って。
びっくりしたよ。
そんなの知らなかったから。
solaって作品に出てたんだそうだ。
見ての通り俺は萌え系には詳しくない。
彼女は普段は大人しいけど、趣味の話になるとよく喋る子だった。
悪く言えば「俺みたいな男」が付き合いやすいタイプってことだ。
今思えばそんな子と知り合えたのは相当に運がよかったんだろう。
そして何度目かの、彼女が俺の部屋にマンガを読んだりゲームをしたりしに来てた日。
無防備にベッドに寝転がった彼女のショーツが見えてた。
思わずじっと見てしまったら彼女がその目線に気付いた。
やばいと思った。
嫌われてしまうと。
でも違った。
彼女は優しく微笑んで立ち上がってスカートを直し、そして俺に抱き付いた。
その温かさといい匂いにやられた。
多分ただ一言「したい」とか言ったんだと思う。
ちょっときょどったけど、ふとコンドームオナニー用に買ったのが余ってることに気付いて無事致せた。
無事ってのは嘘。
入れていきなりイッた。
彼女は初めてじゃなかったけど、そんなのどうでもよかった。
ここから先はもう思い出したくない。
俺と彼女の関係はここで終わったからだ。
彼女は最初いつもと変わらない口調で「えー、どうしたのぉ?」って言った。
でも俺は本気だった。
彼女が帰って一人になった直後はまだ嬉しかった。
でもそれからだ。
俺は今何歳だ?
29歳だ。
三十路一歩手前。
今更初体験を喜んでるのか?
他人がとっくの昔に済ませて知ってることを。
どうしようもないバカバカしさに襲われて、自分に対して怒りが爆発してしまった。
その怒りを彼女にぶつけてしまうと思った。
だから何とか冷静になったつもりで「悪いけど別れてくれ」と電話した。
まともなことをそれ以上何も言うことができず、ただ全部俺が悪いからと、壊れたように何回も繰り返し謝った。
ここから先は何も覚えていない。
ただ気付いたら終わってた。
今でも彼女と同じ職場だけど、彼女は俺と目を合わせようともしない。
女にじゃない。
だから貴様等は自分に負けないように若いうちに恋愛してセックスしとけ。
俺との約束だ。
solaに出てたと聞いた時に恥ずかしくなってしまったから。
でも今では蒼乃さんが俺の彼女だ。
閉経が日々近づいてきて、毎日老けていく顔。
粗チンの旦那に毎日飯を作るたびに、子宮が腐っていく感じがする。
子供はかわいいが友達にはなれず、他の母親たちは性をあきらめた顔をしている。私もあの一人。
月に一回はくる月経がまだ女である事を思い出させる。
プライドだけ高く、学ぼうとしないので、結婚した当初からずっと同じセックス。
キスして、気持ちよくもない胸を触って、指入れたらすぐ挿入。5分で射精。
もっと短いかもしれない。
若い頃はかわいくてモテたけど、性で男を選ぶような時代じゃなかった。
結婚は押し切られた感じ。
セックスで一生満足できないのではないかという不安が常にある。
鏡の中の私はまだまだ色っぽい。
Tomorrow Land や、Lope がよく似合う。
化粧すれば20代後半には見える。
男がエッチな目で見ているのが分かる。
性に関する話は友達と出来るが、コンプレックス、不安は誰にもはなせない。
たまたまなんとか大丈夫でも、ペニスが小さいか、セックスが稚拙。
1回で終わり。
経験人数だけ増えていく。
私に優しくしてくれるし、20代後半だと思ってくれてる。
その子のエッチは最高。
挿入までに1時間かけて、私が女であるという事を満たしてくれる。
ペニスは太くて、長くて、私が満足するまでは絶対に行かない。
今まで受け身だけだった私に、自分で動いてイクことを教えてくれた。
胸で感じられなかった私が、全身性感帯になる。
私はその子を失うのが怖くなって、子供がいる事も、結婚してる事も言わなかった。
それでもその子は、会うたびに動けなくなるまで突いてくれた。
私は、妊娠しにくいと思っていた。
子供を妊娠したときも、不妊治療や、民間療法でやっと妊娠した感じ。
だから、コンドーム無しでお願いした。
コンドーム無しでお願いと言われて、我慢出来る若い子は少ない。
バレた後も、何回か会う。
でもそれは私のせいでなくて、彼のせい。
彼は子供をおろさせてしまった事を悔いて引きこもってしまった。
私も半年は好きだったけど、あってもらえなくなって気持ちがさめてしまった。
旦那からは子供を取り上げると脅され、財布を握られ、仕方なく一緒に暮らしている。
多分離婚は出来ないだろう。
彼は、今は元気みたいだけどもう会う事は無いと思う。
私は彼に比べれば頭が悪くて、行き当たりばったりだ。
彼も結局、私を受け入れてはくれなかった。
彼も、途中から結婚していた事は知っていたが、それでも関係をやめなかった。
セックスは出来なくなってしまったけど、しなくても生きていける。
子供ができて責任を果たすことをせずに欲望だけ満たしたいなどというのはわがままだ。
欲望を満たすのならばそれに伴う責任もまっとうすべきなのだ。
避妊(ここではコンドーム等器具の使用を指す)中絶を禁止したら実際いろいろな不幸が生じるだろう。
しかしそれらの不幸も神が与えた宿命として受け入れるべきなのだ。
別人格である親が子供の自己保存を妨げる権利などないのである。
売春は有史以来古今東西消えることがない。
それはすなわち子供を作るという結果を回避しつつセックスしたい人間が決して消えない、
もしくは子供を作りたいと望んでいてもそれをかなえてくれる相手を得られない人間がいなくならないことの証明である。
子供を作りたいということはお互いにセックスの相手として独占しあう関係になってもよいということである。
婚姻が男女一対一の関係を規定している限り、
男が出す性で女が身ごもる性である限りそれは不可能である。
魅力のない下層何割かは結婚という制度に適合することのできない。
その時点で望まれない(独占関係のない男女の間にできる)子供を生み出す潜在的可能性を作りだすということなのだ。
あぶれた人間の間にできた望まれない子供でも、たとえ本人らや社会が不幸を背負ってでも、
生きる権利を与えるべきなのだ。
もしくは恋愛の共産主義化といってもよいが、婚姻制度を撤廃する、男女の独占関係を要求せずに、
生まれた子供は社会の支援のもと母親が育てるという制度を敷けばよい。
もしそれができないというのならば人間の命の価値は平等ではないとオーソライズし、
その理念に従って社会制度も倫理も道徳も再構築するべきなのだ。
生まれた命はもとが愛だろうと欲望だろうと差は無い。つけるべきではない。
http://anond.hatelabo.jp/20100627195023
電話が来た
A子さんのうちで夕食を一緒に食べることになった
お好み焼きをA子さんのうちで作ることになったのだ。
うちの母方の実家が広島なので広島風のお好み焼きを紹介することに
作り方を教えるという名目でA子さんのおうちに初訪問
あれって、高いな
何度も干して使いまわせればいいのに
レジの女、何もなかったようにバーコードに読み込んだゴムを袋に入れる
いやー恥ずかしい
親には友達のうちに泊まってくると行って出た
頑張れーなんて応援してくれる
ま、奴は高校生のときからやりまくっているから、一応手順などを教えてもらった
師匠 頑張ります
汚いでしょなんて言っているけど、部屋はこぎれいに整っている
小さな台所にキャベツが置いてあった
さて、最初にキャベツを切って、電子レンジに入れようと思ったが、電子レンジがない
聞いたら、電子レンジはないとのこと。
洗濯機もなかった
モノを増やしたくないとのこと
なので、テレビもなかった
暑いけどクーラーもなく、扇風機もないので、窓を全開してうちわで扇ぐしかない
でも、A子さんと一緒ならどうでもよかった
キャベツを切っているA子さんの後ろから抱きついた
キスをした
新婚生活ってこんな感じなんだろうな
キャベツが切り終わったので、俺の出番だ
豚肉を焼いた上に軽く溶いたお好み焼き粉を火にかけてヤキソバとキャベツを合わせる
いったん、皿に移して、もう一度粉を焼いてその上にさっきの皿のものをひっくり返す
出来上がり
粉が余ってしまったので3枚も作ってしまった
お好みソースをかけて食べた
おいしいって言ってくれた
食べたあと後片付けをした
暑いねーと言った
電気を消して網戸をあけた
外から涼しい風が入ってくる
暑いときどうする?って聞いたら、濡れたタオルで体を拭くとのこと
部屋は真っ暗だ
A子さんは見ないでねと言って服を脱いだ
下着姿になった
暗影だけど大きな胸がはみだしているのがわかった
俺もTシャツを脱いだ
お互いに濡れたタオルで体を拭いた
外からの風がひんやりと体を冷やす 気持ちいい
キスをした
師匠の言われたとおり、キスをやさしく何度もして、胸も軽く触るようにする
そして正直に「初めてなんです」と言った
A子さん 知っているわと言ってキスをしてくれた
ズボンを脱いだ
息子は固くなってビンビンしていた
トランクスも脱いだ
ちょっと待っててとA子さんは言って、押入れからふとんを出して敷いた
俺はすっぽんぽん状態
ふとんに寝た
A子さんが脱ぐのが影で見える
一緒に横になった
キスをした
コンドームをするのを忘れていたことに気づいた
でもこの雰囲気を壊したくない
頭の中は、ズボンのポケットにあるゴムを取り出すことばかり考えていた
すいませんと謝る俺
いいのよと言って俺の口をキスでふさぐ
俺は下 A子さんは上
そして合体した
A子さんのあそこはすごく濡れていた
フェラチオの感触が同じなのがわかった
しかし合体した方が熱い
胸をもむ
A子さんの口からあんっと声がこぼれる
もう気持ちいいというかすごい
A子さんの腰が前後にうごく
あっと言ったとたん、すぐに果てた
中田氏だ
すぐに大きくなる息子
今度は正常位だ
師匠に教わったとおり3浅1深
息が荒いA子さんのことがたまらなく好きだ
たまらなくなって、すぐに早く腰を動かしてしまった
また中に出した
A子さん すごいと言う
また息子は大きくなった
今度はバックだ
もうラメェという声が聞こえたような気がした
お馬さんになるには疲れたとのこと
キスをして胸を吸った
はぅっという声が聞こえる
もう一度 正常位で合体した
余裕が出たというかイメージどおりだったので
最後も中田氏した
キスを何度もした
勢いで「結婚してください」と言ってしまった
ありがとうと言われた
でも、今はまだ出来ないの
それに君はまだ学生の身分なんだぞと軽くゲンコツされた
二人で横になって、いろいろ話をしているうちに
いつの間にか寝てしまった
朝、気づいたら毛布がかかっていた
朝食を一緒に食べて、もう一度合体した
もちろん最後は中田氏に
その層が重なるか、確認しましたか?
具体的に確認しましょう。
それをしていないのであれば、ただの印象ということですね。
そうです、ただの「印象」です。というより、確認する方法がないから増田に書いたというのが一つの経緯です。違うなら違うで結構です。
しかし、たとえば
http://anond.hatelabo.jp/20100618014724
これを書いた人を「迷信に囚われている」のように一方的に否定しているような人(多分この記事を読んだ人の多数派)はおそらく「中高生はセックスするな」という意見があれば反発するでしょう。違いますか?私にはそれは調べるまでもなく明らかなことに思えますが、錯覚でしょうか。そうだとしたらそういう人たちはどう考えていると思いますか?私は想像もできませんが。
それは「保護」という同じ言葉が全く違う意味に使われている例を混同しています。
女性一般や身体障害者、あるいは認知症などの症状がない高齢者は「主体」としての判断能力を十全に持っているわけですが、その権利の行使が妨げられかねない現状があるから、その障壁を取り払うための「保護」が行われています。一方で児童や知的障害者、あるいは認知症を発症した高齢者などは「主体」としての判断をする能力が不十分であるとされるため、それによって不利益を被らないように判断を社会が肩代わりするという意味の「保護」がなされています。
言葉は同じ「保護」でも、当事者の自由意志の発揮を促進するのと抑制するのとで方向は全く異なっています。
あなたはかつてこう書きました。
欧米の過剰規制(アグネス・チャン並の)が日本にも導入される日は決して遠くないでしょうし、未成年者の飲酒に対して世の中がこれほどまでに手の平を返した以上は(プロ野球の優勝記念の「ビールかけ」に19歳の選手が参加できない時代ですよ)、案外抵抗もなにもなくビクトリア朝並の世界がやってくるような気がしてなりません。
どうしてそういう反応になるのかわかりません。それは「理屈」ではなく現状に対して愚痴を言っただけなのですが。
言うまでもなく私は未成年者の飲酒を過剰に抑制する現状に批判的であり、従ってむやみやたらな年齢確認(おそらく販売側の責任回避でしょうが)は必要としないように制度を変えるべきだと主張しているわけです。同様に、医師法は聖書ではなく法律なのだから改正すれば済む話です。そもそも現状でも、未成年者がピルを入手するために色々障壁がある(健康保険を使えば用途がばれてしまう問題、また産婦人科に明らかな未成年者が出入りすれば視線が気になる問題)わけで、そこを改善することにはあなたも同意すると思うのですが、違いますか。捨て子が非合法でも「子殺しよりはマシ」という判断の下、「赤ちゃんポスト」のような逃げ道が成立しうるように、そのあたりはいくらでもやりようはあると思うのですが。
13歳がセックスをして、なんらかのデメリットを引き受ける事態になったとして、私は引き受けたところですでに責任を果たしていると考えます。
そこには異論がありません。ただ、私は教育が全てを解決するわけではないため、心理的障壁を設けるべきだと言っているわけです。
「責任を果たしていないから」ではなく「責任が過大だから」もっと保護せよと言っているわけです。
それこそ、未成年者が妊娠した場合、必要な処置(育児の援助にせよ中絶にせよ出産→匿名養子縁組にせよ)を受けられるシェルターのようなものを整備するなど、心理的障壁を設けるのとは逆方向からの制度の整備もあり得るでしょう。
要は、権利が行使できる状況がないのに権利が主張されるのは当事者に無用の誘惑を与えているのではないかというわけです。
最低限の背景も知らず、最低限のソースもあたらない人間が、誰かに何か説くことは出来ません。
あなたが語る相手に対して、それが失礼に当たるということはわかりますか?
それは正直言って納得できません。私はフェミではないにせよ、障害者の身内という別の当事者に近い立場から石原の話を知ったわけです。それで語る資格が不十分であるとは思いません。
そして、フェミニストは「自分たちの立場は多様である」と言いながら、その「立場」を明示することが少ないため、そもそも「最低限のソース」がどこにあるのか、一般人には判断することが難しいこともご理解いただきたいです。
「サッカーファン」と自称する相手と話をするときに非常に気を遣うことを想像していただければわかるかと思います。国内サッカーのファンなのか欧州サッカーのファンなのかで、「触れてはならない逆鱗」の場所が違うので、素人はどう対応すれば虎の尾を踏まないか困ります。おまけに、下手なことを言えば「にわかは黙れ」などと怒り出すので手に負えません。サッカーというものを嫌いになってほしいのかと思うぐらいです。フェミニズムには同様の閉鎖性を感じるのが正直なところです。
とはいえ、あなたはフェミニストを自称する人の中ではじめて話が通じたと感じられる相手であることは確かで(他の人は全て私の発言を邪推した上でミソジニーだのバックラッシュだの決めつけるばかりで話になりませんでした)、そこにはお礼をきちんと申し上げておきたいということは言っておきます。
私は元々、赤木智弘氏が「アグネス・チャンの『二次元』児童ポルノ規制論は、当の児童の『性的主体』としての権利を侵害している」と発言したことが、「フェミ」系の人を中心に批判されていることを中心に違和感を覚えたわけです。しかしながら、そういう批判をしている人たちは従来、「中高生はセックスするな」という意見があれば反発する層と重なると思え、どうしてそんな矛盾したことを主張できるのだろうという従来のイライラが噴出したということでした。
その層が重なるか、確認しましたか?
具体的に確認しましょう。
それをしていないのであれば、ただの印象ということですね。
私はこの種の、「世の中が全体としてトチ狂ったことをする」ことが何よりも嫌いです。児童ポルノ過剰規制は反捕鯨運動や北京五輪の時の犬肉禁止運動、そしてスカーフ反対運動と並んで、現代西洋社会の最大の思想的恥部だと私は思っています。そしてここでも鹿鳴館根性が働いている日本という国が情けなくて仕方がありません。
あなたがトチ狂ったと思われるのは自由ですが、私はトチ狂っているとは思いません。
例えば障害者、高齢者、また女性も保護されていますが、主体を認めないのですか?
主体たり得る人間に保護は必要ないというのは、あなたの思い込みです。
何度も言うように、「禁止されていれば入手できない」というのは飛躍が過ぎると思いますし、同じことをもう一度言いますが、現状ではポルノだって禁止されているはずですよ。必要なのはその程度のザルな「禁止」であって、それ以上でも以下でもないと思います。
ちなみに、酒なんて誰でも平気で買えるものだと思っていましたが、それは初耳です(そういえば最近、私も一度スーパーで年齢訊かれたことがあります。既に二十代後半なので唖然としましたが)。それは明らかに度の過ぎた過剰反応ですね。
あなたはかつてこう書きました。
欧米の過剰規制(アグネス・チャン並の)が日本にも導入される日は決して遠くないでしょうし、未成年者の飲酒に対して世の中がこれほどまでに手の平を返した以上は(プロ野球の優勝記念の「ビールかけ」に19歳の選手が参加できない時代ですよ)、案外抵抗もなにもなくビクトリア朝並の世界がやってくるような気がしてなりません。
あなたの理屈に従うのならば、コンドームを買うときに年齢確認される日も近いでしょう。
「自由」には必ず「自己責任」が伴うわけで、判断力が十分でない年少者にはこの原則を当てはめることは不適切だと考えます。
たぶん、ここがあなたと私の最大の違いなのでしょう。
13歳がセックスをして、なんらかのデメリットを引き受ける事態になったとして、私は引き受けたところですでに責任を果たしていると考えます。
ただ、13歳としては過大な責任を負わざるを得なくなるため、教育が必要だと考えています。
また、児童ポルノ製造・買春は規制すべきだと考えるのも、彼らかが負えないレベルの責任が生じるからです。
石原慎太郎がタカ派の最先鋒であることは、七生問題やフェミ(というより女性問題家ですが)とのケンカを語る上で、その背景として最低限知っているべきことです。
それについて何も語らない一般の人と、それをベースに自分の意見を語ろうとする者の間には決定的な違いがあることを理解してください。
最低限の背景も知らず、最低限のソースもあたらない人間が、誰かに何か説くことは出来ません。
あなたが語る相手に対して、それが失礼に当たるということはわかりますか?
ごめんなさい、元々自分が何に苛立っていたのかが、話題が発散してよくわからなくなってしまったのでもう一度整理しておきます。
私は元々、赤木智弘氏が「アグネス・チャンの『二次元』児童ポルノ規制論は、当の児童の『性的主体』としての権利を侵害している」と発言したことが、「フェミ」系の人を中心に批判されていることを中心に違和感を覚えたわけです。しかしながら、そういう批判をしている人たちは従来、「中高生はセックスするな」という意見があれば反発する層と重なると思え、どうしてそんな矛盾したことを主張できるのだろうという従来のイライラが噴出したということでした。「主体」に対して保護はあり得ないのだから、児童ポルノ規制と性行為禁止はセットであるべきだし、酒やタバコと同様の理由でこの両者はセットで規制すべきだろうというのが私の意見です。
あなたは七生事件をご存じであった、それどころか増田で書かれていたという記事を読みましたが、「知らなかった経緯」と書かれるのはなぜでしょう?
知っていたけれども、それが宗教原理主義(具体的には統一教会?)的な意味での「純潔教育」と結びついていたとは初耳だったということです。私は単に、身内に障害者がいたので、養護学校ではあのような試みがあることも知っていたから「糾弾動画」を見てああいう記事を書いただけです。そういう予備知識なしにああいう動画を見せられて「狂信的フェミニストによるやり過ぎの事例」とか言われればその通りなのだと思いこんでも不思議はないだろうと思いましたし、石原はそういう勘違いをしただけだろうと思っていました。身内のタカ派議員あたりからそんなことを吹き込まれたではないかと想像したわけです。それ以上の政治的背景には関心も知識もありませんでした。
しかし、例えばコンドームはなくてもセックスできます。わざわざ身分証明書を借りてきたり偽造したりしてまで(現状で高校生が酒を買う方法です)、コンドームを買うかというと疑問です。がんばらないと入手できない状況を作ることは危険です。できれば、未成年には無料で配布したいくらいですが、禁止されていれば無理ですね。
特にピルは処方薬ですので現状でも医師の診察が必要であり、入手は困難です。法的に禁止されれば入手は今以上に困難になります。
何度も言うように、「禁止されていれば入手できない」というのは飛躍が過ぎると思いますし、同じことをもう一度言いますが、現状ではポルノだって禁止されているはずですよ。必要なのはその程度のザルな「禁止」であって、それ以上でも以下でもないと思います。
ちなみに、酒なんて誰でも平気で買えるものだと思っていましたが、それは初耳です(そういえば最近、私も一度スーパーで年齢訊かれたことがあります。既に二十代後半なので唖然としましたが)。それは明らかに度の過ぎた過剰反応ですね。
あと、ピルは外国では処方なしで買えるものだと思っていましたが、調べてみてそうではないことがわかりました。そうだとすると少しそこは裏口を考えなければいけませんね。医者には守秘義務があることを強調するとか。
で、建前として18歳未満はセックスを禁ずるべきと言う論ですか。
18歳未満とは言っていません。年齢制限については低いに越したことはなく、たぶんあなたの言うように15歳ぐらいが適当でしょう(元々、議論の発端は「13歳」だったわけで)。要するに、体が未成熟で妊娠が生命の危険を生じさせ、また社会的に子供を育てる能力もない状態では保護が必要であり、その保護の一手段として禁止が必要であるという理屈です。義務教育が原則15歳で終わることや女性が16歳で結婚できることなどを考えても、それ以上の規制は現実的に有害無益だと思いますし。
また、私も「出来る限り人間の自由は制限されるべきではない」という原則を信奉しており、たとえば実際の行動に及ばない限りは小児性愛者も性的少数者の一種にすぎないという立場から「非実在」児童ポルノは絶対に規制してはならないという立場ですが、「自由」には必ず「自己責任」が伴うわけで、判断力が十分でない年少者にはこの原則を当てはめることは不適切だと考えます。
ソースは検索したけれど発見できなかったので提示ありがとうございます。しかし、この話にはキリスト教原理主義ないし何らかのイデオロギー性を読み取ることは不適切でないと考えます。成人が同じことをすれば、「猥褻物陳列罪」にしかならないはずで(しかもその成立要件は確実にもっと狭い)、それがもっと重罪で裁かれるのは明らかに法の濫用ではありませんか。
私はこの種の、「世の中が全体としてトチ狂ったことをする」ことが何よりも嫌いです。児童ポルノ過剰規制は反捕鯨運動や北京五輪の時の犬肉禁止運動、そしてスカーフ反対運動と並んで、現代西洋社会の最大の思想的恥部だと私は思っています。そしてここでも鹿鳴館根性が働いている日本という国が情けなくて仕方がありません。
あまりインライン的引用は避けたいんですが、ちょっとやむを得ないかと思いますので失礼しますよ。
では、私が知らなかったそういう経緯があったとしましょう。しかしあれに反応した一般の人の中には、私並みに無知な人も大勢いたのでは?
あなたは七生事件をご存じであった、それどころか増田で書かれていたという記事を読みましたが、「知らなかった経緯」と書かれるのはなぜでしょう?
また、これはもっとアピールすべきだという問いですか?七生事件でググれば山ほどアピールの痕跡が出てくると思います。
繰り返し私は書いていますが、18歳未満のセックスを禁ずることで、コンドームやピルを手に入れられなくなる事の弊害は、どのように考えますか?
禁じれば手に入らなくなるという理屈がわかりません。未成年者に対してポルノの販売は今でも「建前上」禁止・自主規制されているはずですよ。
酒・タバコ・ポルノ、なんでしたらドラッグなどは、それ自体が目的ですので、みんながんばって入手します。
しかし、例えばコンドームはなくてもセックスできます。わざわざ身分証明書を借りてきたり偽造したりしてまで(現状で高校生が酒を買う方法です)、コンドームを買うかというと疑問です。がんばらないと入手できない状況を作ることは危険です。できれば、未成年には無料で配布したいくらいですが、禁止されていれば無理ですね。
特にピルは処方薬ですので現状でも医師の診察が必要であり、入手は困難です。法的に禁止されれば入手は今以上に困難になります。
で、建前として18歳未満はセックスを禁ずるべきと言う論ですか。
たぶんここはどこまで行っても平行線でしょうね。
1.出来る限り人間の自由は制限されるべきではない
2.避妊手段へのアプローチが困難になる法整備をすべきではない
の2点から、私は「禁止」には反対します。
ところが、出典は失念してしまいましたが、自分の裸を撮ったことで、本人が「児童ポルノ製造」の罪で逮捕されたという話がありましたよ。
ソースは確認しましょうよ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090924/crm0909240201001-n1.htm
確かにこれは私も疑問に思いましたが、私が「13歳以上を性的対象にすることは虐待ではありません。」と書いた反論としてこれを持ち出す意味が分からないのですが。
販売目的で自分の裸を撮っちゃいけないと、それがキリスト教原理主義まで出てくる話ですか。
その後の論ですが、法はどうしても黒白はっきりしたものにならざるを得ませんので、そのために「児童の性愛全部禁止」と書かず、いろいろ細かく規定しているのだと思います。恣意的に解釈される条文を設けることは、刑事法としては恐ろしい結果を招くこともあります。現実に、児童ポルノ法が曖昧であるが故に、被害者であり加害者であるという謎の女子高生が生まれてしまったわけです。
また、あなたは世論はこうであると決めつけるようですが、私もあなたも世の中の代表ではありませんし、なにか統計を取ったわけでもありません。全てはあなたが感じているだけのものです。それをベースになにか語るのであれば、もっと具体的な根拠が必要だと思いますよ。
あなたが児童ポルノの単純所持や二次元の規制に進むのではないかと危惧されるのは分かりますし、私もその危惧はしています。しかし、それを世間に訴えるためにはしっかりした根拠が必要です。
では、私が知らなかったそういう経緯があったとしましょう。しかしあれに反応した一般の人の中には、私並みに無知な人も大勢いたのでは?
繰り返し私は書いていますが、18歳未満のセックスを禁ずることで、コンドームやピルを手に入れられなくなる事の弊害は、どのように考えますか?
禁じれば手に入らなくなるという理屈がわかりません。未成年者に対してポルノの販売は今でも「建前上」禁止・自主規制されているはずですよ。
そして、「建前上は杓子定規で実質はザル、そしてセーフティネットがきちんと存在する」という状況こそが大事だと思います。下でもう少し詳しく書きます。
そもそも、危険性では圧倒的に低い酒やタバコにしたところで、「酒はやめておいた方が自分のためだよ。どうしても無理でも一気飲みだけはやめておきなさい」なんて生ぬるい教育が通ると思いますか?
まさに今、大人が子供に対して、酒との付き合い方として教えているものじゃないですか?そしてそれを私も支持します。
これが一般的なのか私も自信がなくなってきましたが、私は高校生のうちから期末試験や文化祭の打ち上げで普通に飲酒していました。高校教師や親はそれを黙認し、「一気飲みはするな」とだけ言ったものでした。
いや、あなたの過去に関して言うならば、私もそんなものだった(期末試験ぐらいでは飲まなかったが)し、高校卒業後大学合格の報告に行ったときには、恩師がお祝いに飲みに連れて行ってくれたこともありましたよ。形式上は卒業していなかったわけだから、今ではちょっと考えられないかもしれませんね。卒業式後に野球部員が飲酒していたせいでどこかの高校が非難を浴びて甲子園を辞退させられた一件の時は、なんといやな時代になったものかと唖然としたものでした。
それでも、高校時代は建前上は「飲酒がばれれば停学」だったし、実際に限度を超えた人などで処分を食らっていた人もいます。私の学校は締め付けが緩いことでむしろ有名だったのですが。「やめておいた方が自分のためだよ」なんて甘っちょろい忠告だけというよりは、もう少し緊張感があって、建前は建前としてきちんと生きていましたよ。ハレの日のみ多少「武士の情け」があり得るという暗黙の了解はありました。
性に対してもそういう態度が必要だと私は思います。人間を信用しないゼロ・トレランス方式は教育の場にふさわしくない愚かきわまりない方針だと思います。しかし「建前」は大事です。そうすることで、自分たちのやっていることを真剣に考えるようになるからです。それが一番重要なことです。
児童ポルノ法が取り締まるのは児童買春と児童ポルノです。また、各都道府県にある青少年保護条例が規制しているのは児童との淫行です。真摯な恋愛関係にある限り、13歳以上を性的対象にすることは虐待ではありません。
ところが、出典は失念してしまいましたが、自分の裸を撮ったことで、本人が「児童ポルノ製造」の罪で逮捕されたという話がありましたよ。キリスト教原理主義の強い米国でその種の事件がいくつかあるのはわからなくもありませんが、日本でまでこういうことが起こるのは唖然としました。明らかにこの件については取り締まりの目的と手段が主客顛倒し、そしてそれが余り疑問にも思われていない実態があります。
また、「一部の強硬な人を除いては「規制あるのみ、問答無用」」という状況にあるようには思いません。そうなら、もう規制されてますよ。声が大きい人とアグネス・チャンは目立つので、そのように感じているのかもしれませんが、東京で青少年保護条例の改正が否決されたように、規制反対派は沢山います。私もその一人です。
沢山いますが、それはこの問題に関心を持っている人だけですね。案外キャサリン・マッキノン並の道徳を持っている人は世の中に多いのではないでしょうか。少なくとも、「日本は児童ポルノ大国である」というような(事実としてかなり疑わしい)宣伝がこれだけなされていれば、欧米の過剰規制(アグネス・チャン並の)が日本にも導入される日は決して遠くないでしょうし、未成年者の飲酒に対して世の中がこれほどまでに手の平を返した以上は(プロ野球の優勝記念の「ビールかけ」に19歳の選手が参加できない時代ですよ)、案外抵抗もなにもなくビクトリア朝並の世界がやってくるような気がしてなりません。フランコ・ゼフィレッリ版の「ロミオとジュリエット」みたいなのも児童ポルノ扱いされてしまって不思議はありません。捕鯨問題に見るように、世界には良識という名の狂気は充満していて、付和雷同する人が多い日本の世論なんて甚だ心許ないものです。
そうした狂気から身を護るためにも、グレーゾーンはグレーゾーンとして残しておく必要があると思うのですよ。そうでなければ、結局は全部黒とされてしまうのがオチだと思います。違うでしょうか。だからこそ私は、「白」の領域を無理に拡げようとすることに抵抗を感じるのです。
しかし、児童買春と児童ポルノの製造(これは15歳あたりで線引きすべきと考えるが別の話)を行ったものの罪はもっと軽くすべきであるという、あなたが最初に書いた論には乗れません。
いや、「軽くすべき」というのは「児童を性的主体と認めるならばそうなる」という話であって、それは逆説で言っているのでお間違えのないように。私は本音では「建前上認めるべきではない」という立場なので、「軽くすべき」だとは思っていません。
七生事件の件などから、石原慎太郎が性教育を否定する立場にあることは明確です。
その慎太郎が「中学生はセックスするなと教えるべき」と言えば、それが純潔教育を示すことは明確ですね。
あなたが純潔という言葉を使う前から、フェミは石原慎太郎的純潔教育に対して反応してきているという流れを踏まえてください。
あなたと私は、避妊の仕方まで踏まえたまともな性教育を子供に施すべきであるという点では同意に達していると思いますが、彼らはそれを否定している。そして、都知事という立場を使って、性教育を行っているものを強権的に排除した。それを踏まえると、決してヒステリックな反応ではないことは理解すべきだと思います。
また、あなたが「童貞の負け惜しみ乙」と受け取られる件については、議論をする気はありません。
私も中学生にセックスを推奨する気はさらさらありません。しかし、セックスを禁止する事に抑止効果がないと、別のツリーでさんざ議論したところです。まさに、「やるやつはやるよ。だって性欲あるもん」ということです。ついうっかりコンドームのないセックスをしないよう、この辺はデートDVなども含めて男女ともにしっかり教育すること以外に、対処の方法はないと考えています。繰り返し私は書いていますが、18歳未満のセックスを禁ずることで、コンドームやピルを手に入れられなくなる事の弊害は、どのように考えますか?
また、あなたは性だけを逆に特別視しているようにしか、私には思えません。
そもそも、危険性では圧倒的に低い酒やタバコにしたところで、「酒はやめておいた方が自分のためだよ。どうしても無理でも一気飲みだけはやめておきなさい」なんて生ぬるい教育が通ると思いますか?
まさに今、大人が子供に対して、酒との付き合い方として教えているものじゃないですか?そしてそれを私も支持します。
これが一般的なのか私も自信がなくなってきましたが、私は高校生のうちから期末試験や文化祭の打ち上げで普通に飲酒していました。高校教師や親はそれを黙認し、「一気飲みはするな」とだけ言ったものでした。
高校生での飲酒は地域によっては一般的ではないかもしれませんが、大学生の飲酒は一般的ですね。
あなたにとって未成年の飲酒を許容する教育はあり得ないのかもしれませんが、現実に行われていたことも覚えておいてください。
さて、最後。ずいぶん遠くに来ちゃいましたが。
そうですよ。
現状でも、そうです。
児童ポルノ法が取り締まるのは児童買春と児童ポルノです。また、各都道府県にある青少年保護条例が規制しているのは児童との淫行です。真摯な恋愛関係にある限り、13歳以上を性的対象にすることは虐待ではありません。
また、「一部の強硬な人を除いては「規制あるのみ、問答無用」」という状況にあるようには思いません。そうなら、もう規制されてますよ。声が大きい人とアグネス・チャンは目立つので、そのように感じているのかもしれませんが、東京で青少年保護条例の改正が否決されたように、規制反対派は沢山います。私もその一人です。
未成年を性的対象にするだけで差別されるのであれば、それは私も是正されるべきだと思いますし、二次や単純所持に関しては禁止の必要はないと思います。その点について訴えたいのであれば同意しますよ。
しかし、児童買春と児童ポルノの製造(これは15歳あたりで線引きすべきと考えるが別の話)を行ったものの罪はもっと軽くすべきであるという、あなたが最初に書いた論には乗れません。
その説明は、以前書いたとおりです。