はてなキーワード: 草野心平とは
その条件を満たしていないとしちゃいけないんだと思ってた
ゲームとかで一定以上のレベルがないと入れないダンジョンがあるみたいに
いや買える、買えるんだけども、それはちゃんとわかってたはずなんだけど
自分が正社員でちゃんとお金を稼いでなければ家なんて買っちゃいけないと思ってた
独り身だし片付けもできないしそんな権利はないと思ってた
車もそう
免許はあるけど方向音痴だし隣に母親を乗せて運転したとき事故を起こしかけてから乗ってない
車も買ってない
なんていうか実績解除のために必要な鍵を自分は持っていないからできないんだと思ってた
そう思ってやりたかったけどやらなかったことが実はたくさんあったんだって気付いて今呆然としてる
薄い水色のカブ買って秋口に遠くまで一人でドライブに行きたかった
軽自動車もまともに運転できないのに?軽自動車もまともに運転できないのにレトロカーに乗ってみたかった
片付けができない人間が広い部屋に住んだ所で場所を無駄にするだけなんだからそんな権利はないと思った
それは母親に「働くとき苦労するから大学は出なさい」って止めてもらったけど、成績も悪いしやりたいこともない自分が大学に行っても負担をかけるだけだと思った
当時は今からでも働いて家に金を入れた方がいいんじゃないかって考えてた
そうじゃないんだな
支払いさえできるなら俺は何色のカブ買ったっていいし練習して公道を走れるようになればどこにドライブに行ってもいいんだし
積立して貯金してそれができるだけの金ができれば家買ってワンルーム以外に住んでもいいんだ
大きい買い物をする時も仕事を変える時もずっと誰かに「そうした方がいい」って言ってもらわなきゃできなかった
いいんだ好きな家に住んで好きなもの食べて好きなところに行っていいんだ俺
すごい
本当はテーブルと椅子が置ける部屋でプレステ買ってゲームしたい
家でエリンギも育てたい
猫かハムスターを飼いたい
飛行機で遠くに行きたい
彼女と手をつないで来年も再来年もずっとその先も花見に行きたい
それ全部できるんだ
生きててよかった
それでカブ買いたい
とにかく遠くまで行く
知らない店の知らない飯を食うんだ
遠くまで行こう