はてなキーワード: 主権回復の日とは
こんなこと気にしても仕方ないのかも知れないが、
「自主憲法が公布された日が、5月3日に替わって、新憲法記念日」に書き換えられる、ということになろう。
そうなった場合、「旧」憲法の記念日である「5月3日」は、果たして祝日であり続けることが出来るのか?
恐らく自民党としては、「旧」憲法は「忌むべき歴史、消し去りたい歴史」だから、
「5月3日を祝うこと自体、取りやめたい」と考えてしまうのでは?
そうなると、5月3日は祝日でなくなり、つまり「ゴールデンウィークの一角が崩れる」ということになり、
そういえば以前は、5月3日が憲法記念日、5月5日がこどもの日、その谷間の5月4日は「名無しの権兵衛の休日」だった。
これは「祝日と祝日の谷間は、特別に休日にする」という特例に基づく休日だったが、
穿った見方をすると、「占領憲法改訂で、5月3日を祝日から外してしまったら、5月4日も休日でなくなってしまう」
という事態を回避するために、5月4日を「祝日谷間の名無し権兵衛休日」から「みどりの日」に
「格上げ」したのかもしれない。
【東京】小渕内閣で官房長官を務めた野中広務元自民党幹事長(87)が24日、京都市内で琉球新報など県内2紙のインタビューに答え、政府が28日に開く「主権回復の日」式典について語った。野中氏は「沖縄にとっては間違いなく『屈辱の日』。それを祝うというのは私には耐えられない。(閣内に)一人でもこれが主権回復かと問う良識がなかったのか」と安倍政権を批判した。開催に関して「日本の在り方を変え、憲法改正の扉を開けていく局面になると心配する」と述べ、改憲に強く反対した。
野中氏は「4月28日は沖縄を米軍の施政権下に入れた日。その日をなぜ式典にしないといけないか憤りを感じる。県民が怒るのは当然だ。神経を逆なでされ、砂をかけられたような状態だ」と述べた。
さらに「普天間移転や米軍の問題で沖縄は長い歳月苦労している。それを修復するんだという気持ちがなかったら主権回復にならない。記念すべきだと無理に閣議決定し、天皇陛下を利用すべきでない」とした。
安倍晋三首相が国会発議要件を緩和する96条改正から着手しようとしていることに関し「憲法9条は日本人が大きな犠牲を払って獲得した宝物だ。要件から変えようとするのが姑息(こそく)だ。憲法の中身を論議するのはいいが、9条と表現の自由を定めた21条は絶対変えてはならない」と特に9条改正などに明確に反対した。国会議員の靖国参拝や尖閣問題でも安倍政権の姿勢に疑問を呈した。
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