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2009-01-12

自分子どもかもしれない」と思いながら暮らすのは辛い

http://anond.hatelabo.jp/20090112025822

どちらの相手にも悪いことなので止めた方がいいですよ。

結婚相手を騙すだけでなく、子どもの本当の父親にも負担になります。

僕は大学生の時に10歳上の女性と付き合ってました。不倫でした。

その人は自分のことを不妊症だと言っていて、セックスする時は中出しでした。

ある時、彼女の方から別れを告げてきたんです。

理由は「夫の子ども妊娠したから……」。

「えっ、それって……」と思いましたが深く追求することはできませんでした。

僕は彼女の身体が目当てで、彼女は僕の精子が目当てだった。

そのまま順調に出産したとしたら今は2歳になっているはずです。

パパ」や「ママ」と口にしていることでしょう。

そのことを思うと僕はちょっと、胸が痛くなります。

2009-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20090110133718

元増田は「高収入だから結婚しなくてもなんとかなる。子供を産まないことは罪ではないですよね?」

と言っているので、「子供を産まないこと」に社会に対しての罪悪感を感じているのではないだろうか。

だから

結婚相手に予め言わずに結婚した後「実は子供要らないから産まない」は罪ではないけど倫理的にどうかと思うなー

的外れ

養子については、不妊治療の結果妊娠に至らなかった家族が、出産をあきらめ養子をもらうことはよくあるので、

あくまでそういう場合について。

「この男の子供は産みたくない」と思っているにもかかわらず産むのは子供にとって大きな不幸。

http://anond.hatelabo.jp/20090109234601

コンドーム税金かけて1個1万円にして税収アップかつ少子化対策がいい。

カップルなんて破産してしまえ!!!!

by高齢童貞

まあ、それよりも高齢童貞野郎を処刑したほうが、犯罪抑止的にも社会構成的にもウマーな気が。

ついでにヤンキーには断種/不妊手術を強制してほしい。大して税金払わないくせに、低学歴犯罪予備軍子供を量産するな。

2009-01-06

http://anond.hatelabo.jp/20090105105234

元増田です。


妻と昨日も話し合いをしたのですが、妻としてはやはり「これ以上はもう待てない」ということでした。

私は何とかして妻の望みをかなえたいと思っていることを伝えましたが、

妻は「私がどうしたいかではなくて、あなたがどうしたいかを聞きたい」と尋ねてきたので、

「いずれ子供は欲しいけど、今すぐに子作りをするのはむずかしいと思っている」と正直に答えました。

すると、「だったら、もういい。私には時間がないの。もう別れるよ」と言って先に寝てしまいました。


確かに、今の時点ですぐに子供を作ることにためらいのある私と、今すぐに子供が欲しい妻との間には温度差があります。

子供の件さえなければ、妻とはうまくやっていけると私は思っているし、そうしたいと思います。

でも、妻は今すぐに子供を作りたいという主張を絶対に曲げないでしょう。


ということは、

不妊治療もしくはバイアグラの力を借りてすぐに子作りするか、

離婚するか、

のどちらかを絶対に選ばなければいけないということです。


迷います・・・。

2008-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20081230144512

家庭と子供イコールじゃないだろ。

離婚という選択を選んだ以上は、愛せる人よりも子供を選んだってことだろ。

やはり女装子じゃなく不妊症だった場合も同じ結果になるのかな。

2008-12-15

bittorrent音楽アルバムを落としたら

尺が短かったりエラーが出て再生できなかったりしました。

アメリカウリミバエの駆除に際して「不妊虫放飼」という手段がとられたそうですがおんなじようなもんですかね?

2008-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20081205193709

増田が悪いとは思わないけどちょっとだけ気になったこと。

下の人はもしかしたら不妊治療をしてるかもしれないよ?妊娠以外で産婦人科にかかるのってほんとにきついんだ。特に不妊治療って結構神経すり減らすから中には子供の声が上からずっと聞こえることでさらにノイローゼになってしまう人もいるかもしれない。そういうことは考えた?

あとは夜勤で寝たい人もいるかもしれないってことも。昼間家にいるからってちゃんと仕事をしてないわけではない。在宅で働いてるのかもしれないし。不当に責めないでください。

2歳児は時々夜中にあそぼーと起き出してきたりもするし、まだ足音を立てるな!と怒っても覚えてられなかったりすると思うのであんまり気に病まないで、でも人を攻撃しないでゆるゆるとがんばってください。大変だよねー。

2008-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20081120200131

子供作るのは何も考えないDQNだけになりつつあるけど、DQNDQNクラミジア不妊になったりする。

だからそれは激しく歪んだはてな村内のみの常識だと何度言ったらry

http://anond.hatelabo.jp/20081120183731

もうこれ社会的無意識みたいなものとか遺伝子人類を減らすようにプログラミングしてるとしか思えない。

運良くカップルになったとしても

子供作るのは何も考えないDQNだけになりつつあるけど、DQNDQNクラミジア不妊になったりする。

2008-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20081118125936

婦人科だけでも相当もうかるんじゃないかなぁ

特に不妊治療にはお金かかるし,女性器系の病気だとあんまり男の先生のところには行きたくないし(またおっぴろげて見せなきゃいけないわけで),避妊は常時需要があるけど保険きかないし,結婚前とかにとりあえず婦人科で一連の検査をするってのが最近はすすめられるし。内科も同時にやってるところが多いので小児を見てたりもするよね。

出産も見るとなるとしんどいと思うけどね。

2008-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20081112153442

「機能を逸する」ことを腐るとか死ぬとか表現するのってそんなにいけないことなのかねえ。

横だが、意味は同じでも表現には気をつけないといけない所なんじゃないかなぁ。

デリケートな問題だろう、特に実際に機能を失っている人にとっては。


男性不妊に向かって、「金玉腐ってる」って言ったら、やっぱり全員からでなくても反感は買うんじゃないの?

目の不自由な人に向かって「めくら」って言ってもダメなわけでしょ。

ましてや目が腐ってる人、なんて、通常の神経じゃ普通言えないんじゃないかな。


病気とか障害でそうなったわけじゃなくて、年取って普通生殖能力なくなった人に向かってだって、

「年取って金玉腐った人」なんて、普通言えないんじゃないかい?

2008-10-20

逆の立場から見た中出しハッピー

中出しハッピー! http://d.hatena.ne.jp/nightshift/20081016/1224155161

に関するエントリをだいたい読みました。

男性社会だなんて話もありましたが、私は特にそうも思いませんでしたね。

「男女入れ替えてみた」というのもあって、それに共感というか。

まぁ全く同じ状況ですから。

私の彼氏子供が出来ない・もしくはとても出来にくい体質です。

体質、というと軽いかもしれませんが、そういう病気です。

私は子供が出来なくても構わないと思っていますが、やはり彼氏は気後れしているよう。

「自分より、ちゃんと子供の作れる人と一緒になった方が…」と言いますから。

今のままじゃ、結婚するのが申し訳なく思ってしまうんだろうな。

だから、私たちも、中出ししてる。

1年経っても出来なかったら不妊と認定してもらえるはずなので

それぐらいは続けようかと思っていますが、

結婚してないのに!」と思う人はいるのでしょう。

子供が出来なかったら結婚しなくて構いません。

別に結婚しなくても、2人で一緒にいられたら幸せだから。

結婚できないと不幸」なんて私は全く思っていない。

ちなみに子供が出来たら、そりゃあ2人の愛の結晶なので可愛がりますとも。

結婚しますよ。それもまた幸せです。

子供が出来るかわからないのに結婚することの方が怖い。

だって、親や親戚中から「子供は」という話になるでしょう。

何年も期待させ続けることになるかもしれない。

変にプレッシャーがきて、そのストレスからまた妊娠しにくくなるかもしれない。

「出来ない」とわかってるならまだしも「出来るかどうかわからない」って困るんです。

私は一人っ子だし、親はきっと孫の顔を見たいと思ってるんだろうな、と思います。

おじいちゃん、おばあちゃんも、初ひ孫を見たいと思っているだろう。

結婚したら子供」という考えは、これから少しずつ変わっていくと思う。

でも、まだ親や祖父母世代には残っている。

独身であるよりも、かえって酷な気がしています。

まだお互い24だし、このエントリを読んで5年は頑張ってみるか、と思いました(笑)

「頑張る」ってのも変だけどね。

子作りのためだけじゃなくて、コミュニケーションでもあるし。

今はいなくてもいいと思ってるけど、友人が結婚し始めたら、自分も欲しくなる可能性はある。

どうなるかわからないから今の状態で、それがいけないのかはわかりません。

が、なかなかデリケートな話で、あまり人に相談も出来ませんね。結構孤独です。

だからこそ私は、あのエントリ普通に有りかな、と思いました。

逆の立場の当事者としても、「いい話」だと思ったから。

2008-10-19

中出しハッピー!男女入れ替えver

http://d.hatena.ne.jp/nightshift/20081016/1224155161より改変

中出しハッピー

2年ほど前に、会社の後輩が結婚した。きっかけは子供ができたこと。

彼とは5年付き合ったそうだ。彼はもともと無精子症を疑われる体質だったらしく、付き合って以来、避妊をしたことがないとのことだった。後輩と更衣室で会ったときに「 彼には常に中出しさせてますよ。アハハハハ。 」と、おどけて話していたのをよく覚えている。その話を、私も笑いながら聞いていた。そんなあるとき、子供ができた。

彼の家に行って子供ができたことを報告したとき、彼の両親は泣いて喜んだという。そして、2人の結婚式では新郎新婦共に号泣だったそうな。その話を聞いて気がついた。後輩はふざけたように中出しトークをしていたけど、実はがんばって中出させていてたんだということに。

きっと2人は、もっと前から結婚したいと思ってたんだと思う。でも、彼は自分に子供ができないことで躊躇し、彼の両親も負い目を感じてたんじゃないだろうか。後輩は、それでも構わないと考えていただろうけど、そういう周りの気持ちが分からない子じゃない。だから一生懸命中出しされ続けた。5年間ずっと。

この話を知ってるのは、社内でも一部の人だけだ。だから、その後輩の結婚を大体の人が、ただの「 できちゃった結婚 」だと思ってる。でも、実際には違う。本人は、あえてそういった事情を説明したりはしないけど、私らはちゃんと分かってるんだ。彼女結婚は決して「 できちゃった結婚 」ではないし、その幸せっぷりは「 ダブルハッピー 」くらいの言葉では片付けられない。そう、言うなれば「 中出しハッピー 」なんだって。

後輩は、瞬くんと名付けた子供写真を、今日も嬉しそうに見せてまわっている。

これに対する批判も一緒に。

http://blog.yuco.net/2008/10/nakadashi_happy/より改変

中出しハッピー!」は本当に「いい話」か?

精子症を疑われる男性女性のカップルが、5年間避妊しないままセックスをした結果、女性妊娠したので結婚したという内容の「中出しハッピー! - 増田シフト」という発言が「いい話」として人気を集めています。

発言小町では「いい話」レスが40以上もついていてお祝いムードですが(ほんとにいい話か?という疑問も出ていますが)、私は女性側にだけ都合のいい話だと思いましたし、そういう方向で盛り上がってしまう発言小町って女性社会だな??と思いました。

良かったと言えるのは、子供を欲しがっていたカップルに子供ができた、その一点だけです。

小町コメントでもすでに何人かの人が指摘していますが、男性は無精子症と疑われる体質だったのだから、いつまで経っても子供ができない可能性は十分ありました。たまたま子供ができたからよかったものの、できなかったらどうするつもりだったのでしょう?

かつて封建時代に「婿して三年子なきは去れ」という皮肉がありました。というか、現在でもそう思っている人は多いのでしょうが、この女性の行動はその現代版としか思えません。結婚せずに「お試し」して、妊娠できることを確認したから結婚する。種なし男は欠陥品で結婚に値しないと考えるならば、実に合理的ですね。女性側にリスクはありません。彼が妊娠させられなければ別れて、別のタネのある男性を捜せばいいだけですから(彼女が実際そう思っていたかどうかは問題ではありません。そういう選択肢を残した行動だということです)。

しかしそうやって別れた男性側はどうなるでしょうか? 正直、男性は若いうちの方が結婚しやすいという現実があります。

フェアに行くなら、この女性が「どうしても子供のいる人生がいい」と望むなら、彼とは別れるべきだったと思います。そうすれば、男性には「子供を持たなくてもいい」という女性に出会うチャンスがありますから。さもなければ、子供ができればラッキーだが、一生子供ができない可能性もあることを受け入れて結婚するか、このどちらかです。子供ができさえすれば結婚するが、できないうちは結婚せずに付き合いつづけているというのは最悪の選択肢だと私は思いました。

精子症を疑われる体質の男性は、そのことを恥じる必要はありません。これは、身体障害者とか、在日韓国人とか、被差別部落の人がそのことを恥じる必要がないのと同じです。本来恥じる必要はないが、世の中にはこういった属性ネガティブ考える人がいる、という問題です。男性とその両親はそれを恥じて遠慮していたと言いますが、5年も付き合い結婚も射程に入っている仲なのに、この女性はその「遠慮」を解くべく話し合いなどをしなかったのでしょうか? 不思議です。

元のエントリーでは、「女性は若いうちの方が結婚しやすい」だったのですが、そこもそのまま男女を入れ替えました。最近では男性の早婚化、女性の晩婚化が進んでおり、男女ともにピークは25-29歳である(いずれも初婚率)とされています。また、若くないほうが結婚しにくいとされるのは、妊娠の可否等もかかわってくる問題であろうかと思われますので、それを抜きにして批判のために持ち出すというのはアンフェアな話かもしれません。

yucoさんが元の話を見て、男性社会だなぁと思ったのは理解できなくもありません。ですが、指摘している問題は男性社会とそれを体現していると思える登場人物を批判して終わるものだとは思えません。

パートナーが互いをどう理解し、不妊をどうとらえ、それを二人でどうやって乗り越えていくのか、という問題だと思います。離別、許容、保留、どれをとるかは、二人で決めることです。当然、二人の周囲から大きな影響を受けることにはなるでしょうし、そこに男性社会の問題を見ることもできるでしょう。でも、元の文章からはそこまでの話は伝わってきません。

男性社会依然としてあり、それは多くの問題をはらんでいます。それを問題視するのはよくわかります。ですが、その視点、フレームが強すぎるあまり、ご自身がそう感じてしまった話を、極端にフレームに乗せてはいないでしょうか、自ら影を作り出してはいないでしょうか。影を叩いても仕方がないと思います。

2008-10-18

ひとつの違和感

http://d.hatena.ne.jp/nightshift/20081016/1224155161

これ関連の話で養子って選択肢考える人がほとんどいないのに、なんだかなぁ、と思った。

ぼくの見るところブクマコメントでのid:chnpkのみ。

これに限らず不妊関係の話をきく度に思うんだけど。

なんで日本人はこんなに「自分の」子供にこだわるんだろう。

これが例えばアメリカだったら「養子とればいいのに」って意見は十倍以上あると思う。

2008-10-17

http://d.hatena.ne.jp/nightshift/20081016/1224155161

どこがハッピーなのかさっぱりわからない

結局子供を持てない(あるいは可能性の低い)女性に対して価値観が持てない事の肯定以外の何者でもないじゃないのか?

※女側がネ

せっせと孕ませる事に専念したとしても、それが涙ぐましい行為とは思えない。

石女は結婚できない、って価値観に対して結局説得力のなかった男側に同情はするが。

ブクマでもあったけど、妊娠しなかったらどうしたんだろうねぇ。

5年間中出ししつづけた=5年間価値を試され続けた上に結局妊娠できなかったら、女性は立ち直れないんじゃないのか?

これをイイハナシダナーって思ってる奴が沢山いる事に愕然とする。

子供ができない(かもしれない)=結婚に踏み切れない人が実際に沢山いるって事、リアルに考えてやってよ。

それ以前に不妊の問題が女性側だけにあるわけじゃない、って事もね。

結婚してからでもナンボでも、不妊治療でも中出しでもできるって背中押してやるのがイイハナシだろ。

結婚する前も、した後も、どっちも辛いけどさ。

結婚するつもり「だった」っていうなら、まずしてやんなよ。

世界で一人だけは確実に、自分の味方を得られるんだからさ。

2008-10-03

覚悟というか自覚はあとから来たよってはなし

http://anond.hatelabo.jp/20081002222806

増田の人が子供と覚悟という話だったので、自分語りしてみる。

3年ほど前の話。うちも妻が子供を欲しいということで、いろいろ話し合った。

子供が欲しくない訳ではなかったんだけど、そこのろ私の父が癌でそんなに長くない感じの宣告をうけていて、ホスピス希望の父のために貯金してたんだ。まぁ、父への最後のプレゼントのつもりでボチボチ貯めてた。

でも、元々体力のある父は意外にしぶとくて、宣告請けて2年ぐらいまったく変わりなく。そうこうしてる間に妻と子供どうする?という話に。

そのときは、本当にどうしたらいいのか分からなかった。

子供を産んで育てるには、お金が掛かる。一応貯金はできてきていたけど父の容態が急変したらどうなるかわからない。すごい手術が必要かもしれないし、長期ホスピスでそんな貯金なんてあっという間にふっとぶかも知れない。

子供を育てるということに関する不安ももちろんあったし、自分の子供に対する想像いまいちうまくできなかったのも事実だけど、一番大きかったのはお金の問題だった。

どうしたかというと、運を天に任せた。

まぁ、避妊をやめたからってすぐ出来るかどうかわからないし、それこそ不妊ということだってある。何のタイミングがどうなるかはわからないのだとしたら、それに乗るかなぁと。まぁ、覚悟を決めたと言うには消極的な態度かもしれないけれど、結局のところ完全にコントロール可能な未来なんて無いのだし。

・・・なんて考えてたら一発でしたよ。ほんとに計算したら初回。

それで、無事男の子が生まれたのが1年半ほど前。

http://anond.hatelabo.jp/20070205222022

(この日記は覚悟という題だけど自覚というほうがより正確かもしれないな。)

上の日記のように、なにか子供がいる現実がぐわっと迫って来たのは3ヶ月ほどしてからだった。

その後、父は2年も頑張ってくれた。

最後は意外にあっというまで、結局お金はあんまりかからなかった。

孫を抱いた父はほんとうにデレデレなおじいちゃん顔で、そんな顔見た事無かったからびっくりしたし、私の場合はおそらく、ホスピスよりよい孝行になったのだと思う。

これは私の話しで単に運がよかったのかもしれない。元増田がどうなるかはわからないけれど、子供を育てるって、たぶんいろいろ事前に想像してるのと全然感触が違うかもしれないよ。

まぁ、何か参考になれば幸いだ。

http://anond.hatelabo.jp/20081002000430

迷っているうちが幸せと書いたのは、あなたが「選択できる」のはこの段階だけだと思うから。

子どもを持つか、持たないか。

それについての選択権はあるが、それ以降は、まったく予測不可能だ。

子どもを作ったから、幸せになった」という状況を作り出したくても、それはまず選択できない。

努力をして、条件を整えば、そうなるはずと確信できるなら、うらやましい。

なにが起きるかわからないと思っていた方がいい。

別の方がもっといいレスを付けてくれているが、子ども存在幸せ約束するとは限らない。

むしろ、子ども存在は、夫婦の間に諍いを持ち込む可能性も高い。

不妊治療もそうだし、妊娠もそうだし、出産後もそうだし、子どもは問題を次々と持ち込む。金もかかる。

それでも、親を辞めることはできないから、理不尽なことも甘受しなければならない。

「それでも、いいんだ。子どもがいる方がいいんだ」

と開き直れるかどうかが、幸せになるかを決めるのではないかと思う。

レスを読んでいて思ったが、自分が確信できる範囲で幸せになりたいならば、

子どもと言う変数人生に組み込むのは止めた方がいいと思ったので。

2008-10-02

個人的な経験から、覚悟が必要なのではと思います

http://anond.hatelabo.jp/20081001222029

増田さんへ

33歳、6ヶ月の女の子の父です。

非常に個人的な意見となりますが、書かせていただきます

誰かも書いていますが、この手のことは考えても答えは出ない気がします。

そして、必要なのは覚悟とおもいます。

たぶん、誰かに肩をポンと押してもらうか、自ら腹をくくるかのどちらかではないでしょうか。

女性子供を作ることができる期間、チャンスには限りがあります。

要は、時間の余裕なんて無い”かも”しれないのです。

男にはまったくもって理解不能でしょうけど。わたしも自ら経験するまではまったくの無知でした。

子供なんて、いくらでも、すぐにできてしまうものとタカをくくっていたのです。

ですが、子供が生まれるということは、本当に奇跡みたいなことかもしれないのです。

そして、子供が育っていくということも。

さして問題もなく無事に子供ができる、または、意図もせずに子供ができてしまうこともあると思いますが

そうでないケースも世の中には多々あるということ、そのときに、ある程度の覚悟が必要となること

そういうことを伝えたいと思っています。

子供を作るかどうかということから、すこし外れていますが、

その先にあるかも知れないということ、そういう位置づけで呼んでいただければ幸いです。

また、私の視点は、覚悟ということが時として、非常に重いものということをお伝えしたいというものです。

判断にはいい面、悪い面、両方の視点が必要と思います。

「一歩踏み出せばOK。」

そういう意見も間違いではないと思います。しかし、ある程度の覚悟は必要です。

妻は一歳年下で、約4年前に僕たちは結婚しました。

その後、約2年の不妊治療を経て、結局は体外受精をし、幸運にも今の子供を授かることができました。

実のところ、その2年間は、私たち夫婦にとって、暗黒時代でした。

まず、私自身が不妊治療ということにためらいがありました。始める覚悟を決めるのに苦労しました。

体外受精なんて、考えたこともありませんでした。

それでも、どんな結果になろうとも、やっていくしかない。そう覚悟するに至ったのです。

私たちの不妊治療は、タイミング法から始まりました。

不妊も扱う、一般の婦人科に二人で受診しました。これが最初の覚悟でした。

タイミング法は排卵の周期を薬で整え、コントロールし、排卵日のタイミングを計るものでした。

1ヶ月に一度、それを繰り返していきますが、たった、1ヶ月に一度なのです。

そして、だめだった場合、次は翌月です。

時がたつにつれ、妻は焦り、不満を自分にぶつけてきます。

妻はもともとお酒は強いほうですが、中毒になるかと思うくらい、お酒に溺れたような時期もありました。

当時は賃貸マンションの11階に住んでいましたが、酔った妻が、自殺しようと飛び降りようとしたことさえありました。

タイミング法を始めて1年ぐらいの時期がまさにどん底だったのです。

自分は、つらい妻を強く支えなくては、と必死でしたが、自分もかなり危ない精神状態だったと思います。

正直、その当時の隣近所様には、毎晩毎晩、騒音でご迷惑をおかけしてしまっていました。

そんな時期、体外受精をする決心、覚悟をし、不妊治療病院を変えました。

転院した後、何度かタイミング法でしたが、最後の手段として体外受精をしました。

体外受精は、最初に薬でなるべくたくさんの卵子を採取し、その卵子に受精させた後、凍結保存して

何回か受胎を試みるというものでした。

妻は、たくさんの卵子を取るため、約2週間か1ヶ月ぐらい、毎日病院注射を受けに通いました。

1年以上、タイミング法をしていたときも、月に何度か病院を訪れ、そして、体外受精のときは毎日です。

妻は、仕事を続けることもできず、治療方針を変更する際に退職しました。

費用もそれなりにかかりました。今思えば、大学病院での出産以上のお金がかかりました。

それでも、妻は、子供ができることにかけていたのでした。

そして、これまた幸運にも、1回の採卵で最終的には10個の受精卵が確保でき、

うち、1つを子宮に戻し、残りは凍結保存としました。

さらに幸運が続き、一回目の体外受精で今の子ができてくれました。

子供ができたとわかったとき、妻は、体外受精後の検査から5日前に、妊娠検査薬検査していました。

私は仕事場で電話を受けたのですが、何度と無く、見てきた棒切れの窓に線が出ていると、妻が、震える声で話したとき、自分も震えてしまいました。

10ヶ月の妊娠期間、妻はとても幸せそうに過ごしていました。

そして、今年4月に娘は生まれてくれました。

本当に元気に泣き、まったくもって健康で、バラ色だ。

満ち足りている。。。そう思った矢先。

明日、娘の片目を摘出する手術を受けます。

目のガンです。1万5千人に1人、そう、万に一つという確立病気が目の前に起こりました。

万に一つのことは、実は現実になることがあるのです。

目を残すべく、抗がん剤などの治療をここ4ヶ月ほど試みましたが、残念ながら目を摘出するということになりました。

親として、目の摘出という、子供未来に大きな負担となるかもしれない決断を下すことになりましたが、

命の危険をこれ以上冒せないという視点からやむなく決断をしたしだいです。

ここ1ヶ月、妻とは意見が対立し、また大変な時期を過ごすこととなりました。

しかし、時間は待ってくれません。時間がかかれば、娘の命の危険は増すばかりです。

じっくり考える、、、それは考えましたが、未来はわかりません。

実のところ、最後には、覚悟を決めざるをえない、そういう状況になりました。


以上、わたしの経験を書かせていただきました。

私などより、もっとすごい経験をされている方もこの世の中には大勢いると思います。

そして、たぶん私は幸運なほうだと思います。

だからどうした。そう思うのが普通でしょう。

ですが、未来予測不可能です。これは間違いありません。

その予測不可能な未来に立ち向かう力、それが覚悟なのではないかと私は思います。そう信じています。

時間の余裕のなさ、予測不能さ、そういうことを何とか覚悟で乗り切ることが重要と思うしだいです。

そういう視点で、奥様とじっくりお話をされてはいかがかとおもいます。たとえ少しずつでも。

お二人の幸せを心からお祈り申し上げています。


最後に、勝手に私の思いを吐き出したこのような文章を読んでいただける方がいらっしゃれば非常にうれしく思います。

誰かに伝えたい、そういう思いがあった際、きっかけとなった増田さんの記事を見て、どうしても書きたくなってしまったのです。

ありがとうございました。

2008-09-26

http://anond.hatelabo.jp/20080924225702

不妊治療保険適用を進めて自己負担額を減らせば、「子供ほしいけどできない人」への救済になっていいと思うんだけどどうかなあ

不妊治療といってもいきなり人工授精はしない。排卵日をより精確に知るための診察から始まる。

それで妊娠すれば万歳、数ヶ月とか効果がなければ、次の方法へ…それでもできなければ次の方法へ、と段階的に進めていくのね。

身近な人が不妊治療を始めて、初めて知った。

より確率が高くなる方法はコストリスクも高い。でもどうしてもという人にはせめてコスト負担を軽減できれば、ある程度ハードルが下がるんじゃないかな

2008-09-23

彼女中絶させた、の続き

その後、結局彼女とは別れて大学卒業した。

そして俺は今は研修医をしている。

ある病院産婦人科重点コースで。

未婚の妊婦は非常に多い。

産むかどうか先延ばしにしているうちに相手に逃げられた、というのが多い気がする。

そういう人は出産費用を踏み倒すことも少なくない。

その後、きちんと子育てができているのだろうか。

中絶手術には不妊子宮穿孔などのリスクを伴う。

それでも妊娠12w未満なら、リスクはかなり軽減できる。

それでも俺が中絶を選択したことが正しいか正しくないかで言ったら、やっぱり「正しくはない」と思う。

しかし、望まれない妊娠の末の中絶が年間30万件ある今の日本では、中絶必要悪なんだと思う。

2008-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20080921190844

おお、うちも似たような感じです。

夫婦仲はとても良いんだが、セックスだけはまるでない。

お互い淡白なので、なくても平気というか、そういう気分にならなくなっちゃった

旦那は子供欲しい派で、私はいらない派。

で、旦那はセックス子供を作るという思考の持ち主で、

私は好きあってセックス子供できるという思考の持ち主。

やることやらないと子供などできないというのに。

私のほうが年上で不妊体質だというのに。

今のままでも幸せだし彼は好きだし子供はいらないから別にいいけど。

でもまったくの第三者から「そろそろ子供は?」なんていわれると複雑。

やることやってないからできませんけど。

こういう夫婦ってあんがい多いんじゃないだろか。

2008-09-17

クローン人間の恐怖

近年にわかに、非常に注目を浴びている研究がある。それはクローンである。この研究が近年になって注目を浴びた原因が存在する。一九九七年二月二七日に「ネイチャー」誌が掲載した「核移植」という技術により作製されたクローン羊によって、多くの議題があがったのである。この研究によってさまざまな問題点が指摘され、そして多くの批判なども挙がり、現在では討論なども世界各国で行われている。本稿では、まずクローン、核移植とは何かを提唱し、その研究によりどのような利点、問題点存在するのかという点について述べてみたい。

まずはクローンという言葉意味について検証してみたい。今井(1997)によると、細胞を大概で培養し、それらがある特殊な性質を獲得した場合、たとえば遺伝子組換を行っている場合、それらはクローンと呼ばれる。さらに広辞苑によると「遺伝子組成が完全に等しい細胞または生物の集団。一個の細胞または生物を共通の祖先として、それから無姓生殖的に、かつ突然変異なしに増殖することによって生ずる。」いわゆる同じ物のコピーのようなものなのである。すなわち、今存在する人物のクローンも作ることの可能性はあると考えられているのである。一九九七年に発表されたクローン羊もこの無性生殖的に誕生した生物なのである。クローン羊は一九九六年夏に政府特殊法人のロスリン研究所イアン・ウィルムット博士とキース・キャンベル博士によって無性生殖的に作り出された生物である。このクローン羊が誕生して7ヶ月たった後にウィルムット博士とキャンベル博士によって発表された。

このクローン羊は「ドリー」と呼ばれた。この研究に使われた方法が、核移植であった。熊谷(1997)によると核を提供する細胞は、六才の雌羊の乳腺細胞、羊の胎児から取った繊維芽細胞、受精9日後に当たる羊の胚からとったED細胞の三種類をクローン羊の作成に使われたと述べている。核移植とは精子の代わりに他の細胞の核を卵子移植したのである。熊谷(1997)によると、ドリーの以前の方法では人間クローンを作成できはしなかったが、ドリーの方法では細胞さえあれば、クローン人間が生まれる可能性はあると述べている。以前の方法だと一卵性双生児とにたようなもにしかならなかったが、新しい方法を使用すればほぼ同じようなコピーを作り出すことができると考えられている。

クローン人間が与える利益は多様にある。不妊症対策がそのひとつである。軽部(1997)は、男性精子がない場合、クローン技術によって子供を作ることができると述べている。もちろんみずからのクローンを作ることですらできると考えられる。映画、「ジュラシックパーク」のなかで行われていた、恐竜を作り出すことも可能であると思われる。すなわち、すでに絶滅している生物を作成することもできるのではないのだろうか。今井(1997)は、クローン羊の報道があった後、一部の人々がヒトラーなどの危険な人物がよみがえるのではないかという不満があったと述べている。しかも非常に屈強な兵士を何人も同じような兵士を作り出すこともできるのではないだろうか。

クローンが作られる過程のなかで、問題が指摘されている。それは無性生殖的に増殖するということである。すなわち、性行為がこの過程の中で行われないのである。自然界の法則の中にも提唱されているように、雌雄間の性行為がない限り、子孫は残せないという理論がある。特に人間クローンを作成すると、さまざまな理論を覆してしまう恐れがあり、多くの議論が出されることになる。

一つは宗教理論を全面的に否定することである。宗教の考え方の中には、人間は神から生命を授かった生物であるという理論がある。そして同じ生物が二人存在しかねない時代もまじかに迫ってきている。その生物人間の手で作り出されたものであり、宗教家から考えれば、それは禁断の科学ではないのかという議題があがるのは、明らかである。だが実際にこのような議題は時代とともに承認されている。たとえばダーウィン進化論なども否定され続けられていたが、近日ローマ法王進化論の一部を認めたことは記憶に新しい。一九九八年一月には人間へのクローン技術応用禁止令が欧州19カ国で調印された。この調印もクローン研究は神への冒涜とおもわれているゆえに発展した調印ではないかと考えられる。軽部氏(1998)によると、人間が神の変わりになってはいけないかという考えがある。

クローン人間が大部分の人口を占めたとき、非常な危険な状態になると考えられている。軽部(1998)によると、人間の遺伝的多様性が減少し、主としてヒトの長期的存在にかかわる問題となると述べている。すなわち、強力な伝染病などが流行すると、すべての人口がまとめて死滅しかねないのである。太古の時代から生物は少しずつ進化しており、このクローン人間の出現により進化が止まってしまうと考えられるのである。

前述でも述べたように、クローンは無性生殖的に行われるものである。結婚という概念すら必要なくなってしまうのである。さらに、筆者は性別という概念すらもなくなってしまうのではないかという問題が考えられた。女性子供を産むために必要であるが、男性は不要になってしまうのではないだろうか。男性がいなくなるということではないが、彼らが不必要となったとき、少しずつ減少していく可能性も否定できない。

最相(1998)によると、「クローン人間が生まれてきた場合その子供差別を受ける可能性が非常に高い、と述べている。子供とは親との家族関係、すなわち子供と親というものによって確立されるものである。これは特に女性のみで、クローンが作られた場合による。」養子などは子供の権利が象徴されるがクローンの場合親の権利によって生み出される可能性がある。子供の権利は完全に無視した状態になり兼ねないのである。

だが、実際に内面まで類似しているクローンを作り出せるとは考えにくい。その一つの原因は、人間の性格は生まれたときに決まっているのではなく、育つその過程によって性格が変わっていくものなのである。重要なことは、外見、そして根本的なものの類似しているものは作成できるだろう。筆者としては、実際に完全に一致したクローンを作り出すことは難しいと思われる。それゆえに前述でも述べた新しい第二のヒットラーが産まれかねない可能性はないと考えられる。元の人間とまったく同じような人生を歩まない限り、酷似するとは考えられない。

最後にクローン問題が世界各国に与えた影響を述べたい。軽部(1997)によるとアメリカではヒトクローン研究の一時的停止を議会に提出したと述べている。だが実際はいまだ審議中であり規制が実施されるのはまだ先と考えられている。他の国でも、いまだ完全な規制は敷かれてはいない。特にクローン技術を悪用する国家が現われることが無いよう監視をするべきではある。

クローン人間問題に対する議題は特に本稿でも述べた宗教関連によるものである。そして、クローン研究している科学者はさまざまな批判によって研究が進められていない。実際にはクローン技術によって利益もあるが不利益存在する。だがこの研究は今までの人間理論を完全に覆すことのできる研究の一つである。人間はさまざまなものを今まで開発してきた。原子力なども以前は革命的と考えられてきたテクノロジー第二次世界大戦では殺戮兵器としてつかわれてしまった。どのように新しい技術を使っていくのかという点を考慮しない限りクローン原子力のような過ちを繰り返しかねないと思われる。

2008-09-16

クローン人間の恐怖

近年にわかに、非常に注目を浴びている研究がある。それはクローンである。この研究が近年になって注目を浴びた原因が存在する。一九九七年二月二七日に「ネイチャー」誌が掲載した「核移植」という技術により作製されたクローン羊によって、多くの議題があがったのである。この研究によってさまざまな問題点が指摘され、そして多くの批判なども挙がり、現在では討論なども世界各国で行われている。本稿では、まずクローン、核移植とは何かを提唱し、その研究によりどのような利点、問題点存在するのかという点について述べてみたい。

まずはクローンという言葉意味について検証してみたい。今井(1997)によると、細胞を大概で培養し、それらがある特殊な性質を獲得した場合、たとえば遺伝子組換を行っている場合、それらはクローンと呼ばれる。さらに広辞苑によると「遺伝子組成が完全に等しい細胞または生物の集団。一個の細胞または生物を共通の祖先として、それから無姓生殖的に、かつ突然変異なしに増殖することによって生ずる。」いわゆる同じ物のコピーのようなものなのである。すなわち、今存在する人物のクローンも作ることの可能性はあると考えられているのである。一九九七年に発表されたクローン羊もこの無性生殖的に誕生した生物なのである。クローン羊は一九九六年夏に政府特殊法人のロスリン研究所イアン・ウィルムット博士とキース・キャンベル博士によって無性生殖的に作り出された生物である。このクローン羊が誕生して7ヶ月たった後にウィルムット博士とキャンベル博士によって発表された。

このクローン羊は「ドリー」と呼ばれた。この研究に使われた方法が、核移植であった。熊谷(1997)によると核を提供する細胞は、六才の雌羊の乳腺細胞、羊の胎児から取った繊維芽細胞、受精9日後に当たる羊の胚からとったED細胞の三種類をクローン羊の作成に使われたと述べている。核移植とは精子の代わりに他の細胞の核を卵子移植したのである。熊谷(1997)によると、ドリーの以前の方法では人間クローンを作成できはしなかったが、ドリーの方法では細胞さえあれば、クローン人間が生まれる可能性はあると述べている。以前の方法だと一卵性双生児とにたようなもにしかならなかったが、新しい方法を使用すればほぼ同じようなコピーを作り出すことができると考えられている。

クローン人間が与える利益は多様にある。不妊症対策がそのひとつである。軽部(1997)は、男性精子がない場合、クローン技術によって子供を作ることができると述べている。もちろんみずからのクローンを作ることですらできると考えられる。映画、「ジュラシックパーク」のなかで行われていた、恐竜を作り出すことも可能であると思われる。すなわち、すでに絶滅している生物を作成することもできるのではないのだろうか。今井(1997)は、クローン羊の報道があった後、一部の人々がヒトラーなどの危険な人物がよみがえるのではないかという不満があったと述べている。しかも非常に屈強な兵士を何人も同じような兵士を作り出すこともできるのではないだろうか。

クローンが作られる過程のなかで、問題が指摘されている。それは無性生殖的に増殖するということである。すなわち、性行為がこの過程の中で行われないのである。自然界の法則の中にも提唱されているように、雌雄間の性行為がない限り、子孫は残せないという理論がある。特に人間クローンを作成すると、さまざまな理論を覆してしまう恐れがあり、多くの議論が出されることになる。

一つは宗教理論を全面的に否定することである。宗教の考え方の中には、人間は神から生命を授かった生物であるという理論がある。そして同じ生物が二人存在しかねない時代もまじかに迫ってきている。その生物人間の手で作り出されたものであり、宗教家から考えれば、それは禁断の科学ではないのかという議題があがるのは、明らかである。だが実際にこのような議題は時代とともに承認されている。たとえばダーウィン進化論なども否定され続けられていたが、近日ローマ法王進化論の一部を認めたことは記憶に新しい。一九九八年一月には人間へのクローン技術応用禁止令が欧州19カ国で調印された。この調印もクローン研究は神への冒涜とおもわれているゆえに発展した調印ではないかと考えられる。軽部氏(1998)によると、人間が神の変わりになってはいけないかという考えがある。

クローン人間が大部分の人口を占めたとき、非常な危険な状態になると考えられている。軽部(1998)によると、人間の遺伝的多様性が減少し、主としてヒトの長期的存在にかかわる問題となると述べている。すなわち、強力な伝染病などが流行すると、すべての人口がまとめて死滅しかねないのである。太古の時代から生物は少しずつ進化しており、このクローン人間の出現により進化が止まってしまうと考えられるのである。

前述でも述べたように、クローンは無性生殖的に行われるものである。結婚という概念すら必要なくなってしまうのである。さらに、筆者は性別という概念すらもなくなってしまうのではないかという問題が考えられた。女性子供を産むために必要であるが、男性は不要になってしまうのではないだろうか。男性がいなくなるということではないが、彼らが不必要となったとき、少しずつ減少していく可能性も否定できない。

最相(1998)によると、「クローン人間が生まれてきた場合その子供差別を受ける可能性が非常に高い、と述べている。子供とは親との家族関係、すなわち子供と親というものによって確立されるものである。これは特に女性のみで、クローンが作られた場合による。」養子などは子供の権利が象徴されるがクローンの場合親の権利によって生み出される可能性がある。子供の権利は完全に無視した状態になり兼ねないのである。

だが、実際に内面まで類似しているクローンを作り出せるとは考えにくい。その一つの原因は、人間の性格は生まれたときに決まっているのではなく、育つその過程によって性格が変わっていくものなのである。重要なことは、外見、そして根本的なものの類似しているものは作成できるだろう。筆者としては、実際に完全に一致したクローンを作り出すことは難しいと思われる。それゆえに前述でも述べた新しい第二のヒットラーが産まれかねない可能性はないと考えられる。元の人間とまったく同じような人生を歩まない限り、酷似するとは考えられない。

最後にクローン問題が世界各国に与えた影響を述べたい。軽部(1997)によるとアメリカではヒトクローン研究の一時的停止を議会に提出したと述べている。だが実際はいまだ審議中であり規制が実施されるのはまだ先と考えられている。他の国でも、いまだ完全な規制は敷かれてはいない。特にクローン技術を悪用する国家が現われることが無いよう監視をするべきではある。

クローン人間問題に対する議題は特に本稿でも述べた宗教関連によるものである。そして、クローン研究している科学者はさまざまな批判によって研究が進められていない。実際にはクローン技術によって利益もあるが不利益存在する。だがこの研究は今までの人間理論を完全に覆すことのできる研究の一つである。人間はさまざまなものを今まで開発してきた。原子力なども以前は革命的と考えられてきたテクノロジー第二次世界大戦では殺戮兵器としてつかわれてしまった。どのように新しい技術を使っていくのかという点を考慮しない限りクローン原子力のような過ちを繰り返しかねないと思われる。

2008-09-15

http://anond.hatelabo.jp/20080915105348

遺伝子の話するんだったら、不妊遺伝子疾患がある方がクズじゃないか。そいつらの可能性はゼロなんだから。欠陥品のいらないものということになる。

可能性があるのにしようとしないのがクズだとか言う話は倫理の話であって遺伝子の話じゃない。

遺伝子倫理とは関係なく存在しているのだから、遺伝子の話に倫理の話を混ぜるべきじゃあない。

2008-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20080830172356

なんか現実面で、「この人はやればできるんだ」っていうところがないと辛いんじゃないかな。

結婚したら、これから何十年間も一緒なんだし、しかも子供とかできちゃうわけだよ。

不妊だとしてもさ、やっぱり治療してとか、医学進歩したらとか、あるかもしれないじゃない。)

とりあえず、まずは回線切って、彼にできる仕事って考えてみたら?

法律関係って、普通に聞くと、法学部出の司法試験浪人弁護士事務所の事務って感じがするんだけど。

それなら(そうじゃなくてもいいかな)、ローはいまだと金もかかるからやめるとしても、

行政書士とかそういうのを取らせてみるとかさ。

ただ、ほんと、どう考えても仕事に先見えないし、将来苦しいの分かってるんなら、

結婚する前の引き際って今しかないんじゃないかな。

気の毒だけど、どこかで引くべきところってのもあるわけだし。

それがいやなら、やっぱりなにか伸ばせるポイントを見つけてあげようや。

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