はてなキーワード: ネットイナゴとは
harumi「先生。」
itoshiki「どうしたんですか?藤吉さん。」
itoshiki「ど、どうしてそのことを!?」
harumi「ネットの知人に『はてな』というサイトの中に面白いブログがあると教えてもらったんです。そのブログのプロフィールを見たら、id:itoshikiと書いてあったんで。これ先生ですよね?」
itoshiki「そ、そうですか…バレてしまいましたか。」
harumi「やはり先生だったんですね。」
matoi「先生、どうしてですか!?」
itoshiki「いたんですか、常月さん!?」
matoi「ええ、ずっと。それにしても先生、私いつも先生のお傍にいるのに全く知りませんでした!」
itoshiki「いつも傍にいないで下さい!ともかく実はですね…」
kiri「私が教えた。」
nami「小森ちゃんが?」
kiri「うん。先生、私が偶々ネットサーフィンしてたら、面白そうって言ったから。」
matoi「(ちっ、あの女…)」
kiri「だからブログってのがあるよって教えてあげたの。」
nami「そうだったんだ…」
itoshiki「ま、まあそんな訳で私もブログを始めてみた訳です。これで私も文化人気取りですよ。」
nami「へぇー」
abiru「それにしても結構先生のブログの内容攻撃的ですね。」
nami「どれどれ?あ、ほんとだ。よく書けますねこんなこと。」
itoshiki「その辺はともかく。」
abiru「あ、逃げた。」
itoshiki「私もブログを少々書いてみたんですが、『はてな』という村は変な村ですね。」
nami「『村』ですか!?」
itoshiki「『はてな』を使っている人達は自分達のことを『はてな村』に住む『はてな村民』だと言うらしいのです。」
nami「そうなんですか…それで?」
itoshiki「その『はてな』が京都に本社移転するらしいので、私もそのことについて少しブログに意見を書いてみたんです。すると、御覧なさい!この有様です!(http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/itoshiki/20080220/p2)」
nami「え?うわ、何ですか!?この書き込みの量は?」
itoshiki「『はてなブックマーク』というものらしいです。そこでコメントも書けるんですが、この通り、私に対する罵倒コメントの数!数!数!」
kiri「『ネットイナゴ』とか言うやつだね」
itoshiki「絶望した!自分の意見を少しブログに書いたただけなのに群がって罵倒する『ネットイナゴ』に絶望した!」
harumi「(今更って感じもあるけど…)」
nami「そ、そうなんだ…ところで、先生の書いたブログですけど、ここに『kafuka』って人からコメントが付いてますよ?」
itoshiki「え?」
abiru「こっちには『イイ クニ ジャ ナイカ コノクニ ハ』ってある。」
itoshiki「え?」
kafuka「あ、それ書いたの私。」
itoshiki「風浦さん!」
kafuka「私の密使の報告で先生が『はてな』で大人気だってことを知ったので、コメントしてみました。」
itoshiki「しないで下さい!」
kafuka「あとあびるちゃんが言ったのは、マ太郎が書いたブログだよ。」
itoshiki「え?」
kiri「それも私が教えた。マリア前からやってみたいって言ってたから。」
itoshiki「そうだったんですか…それにしても。」
nami「どうしたんですか?」
itoshiki「先生、最初の頃はブックマークにコメント書いてきた人達に一つずつ回答していたんです。でも、先生心が弱い人なので、段々と面倒になってきて…。」
nami「はぁ。」
itoshiki「回答にもブックマークでコメントが付くんですよ?これじゃあ堂々巡りじゃないですか。だから、もういっそのこと放置しちゃおうかなーと。」
chiri「それはいけない!」
nami「千里ちゃん?」
itoshiki「木津さん…どうしたんですか?」
chiri「先生はきっちりしていません!ブックマークにコメント書いてきた人達全員に対して、きっちりと回答すべきです!」
itoshiki「え?いや…だからその回答にもブックマークコメントが付くんですよ?」
chiri「それにも、きっちり回答すべきです!さあ、早く!さあ!」
itoshiki「え……うわー嫌だぁー!!堂々巡りでクネクネし続けるのは嫌だぁーー!!」
kafuka「みんなもブログに何か書くときは注意してね。」
maria「今更ダケドナ。」
http://d.hatena.ne.jp/itoshiki/20080220/p2
へいわぼけの管理人は何故嫌儲のスレをわざわざ転載しようと思ったんだろう?
あえて転載することが面白いと思ったのだろうか?嫌儲として隔離された人々に勝ち誇ったような意味をこめてやったのだろうか?
またやるなら徹底的に注意を払ってやるべきじゃなかったのか。>レンタルブログパーツに広告が表示されていたため
小さいミスすぎる。さらに昔やっていたブログから身元がバレてしまうとか。
ねらー(嫌儲)大多数にたった一人で喧嘩を売るのはまだ幼すぎたということか。
いや高校生だからこそこのようなことをしてしまったのかもしれん。
何にせよ高校生であのアクセス数やブクマ数を集めたサイトを作るのはそう簡単なもんじゃないだろう。
運があったとしても彼はやはり転載だったと思う。そして馬鹿だ。
あとどうでもいいけどhttp://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20071230111503みて吐き気がした
人の不幸が面白い
\(^ν^)/
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性別変わるのべつに2ちゃんに限ったことでもないはず。ブログぶくまなら正直に性別とか年齢職業を明かしてるとも限らない。その点ニュー速は地域だけはある程度あてになるんだけど。
はてぶは継続性がわかるでしょ。一見さんでも。それは大きいよ。
2ちゃんの書き込みと違って、いつでも非公開にしたり編集できるコメントに継続性というほどのものはないと思う。自分にとってはあとから書きかえれるかどうかのほうが大きい。
んー。程度問題。経験上止めた方がよいと思うよ。普通の掲示板でも54のHN使い分けて一人でやってたって剛の者がいたらしいけど、さすがにおかしくなるでしょ。
それは忘れ去ってくから別におかしくはならないだろ。家庭と職場で振舞いかえるのはよくあることだし、無理にひとつの人格にこだわるほうがおかしくなりやすそうに思う。
まそうだけど。小倉弁護士がgooにいた頃からかなあ。あの時は彼がコメントラッシュと言って反発食らって、その後イナゴって言葉がどこかから生まれたんじゃないかね。うろおぼえだが。
増田の過去ログ見ると、写真取ったり電話するのがネットイナゴみたいに勘違いされてきてるような。
本来はコメント欄とか掲示板に批判コメントが殺到する現象だったはずなのに。そのうちネットをきっかけとした殺人とかがネットイナゴといわれるようになりそう。
2ちゃんのコテはしょっちゅう変わるし、男が女になったりするし(笑)一部以外はあてにならない。コテたたきもあるからめったにコテ名乗らないし。
はてぶは継続性がわかるでしょ。一見さんでも。それは大きいよ。
まとめブログの人はまあリスクを負ってるかな。でもそんなにいないしねえ。
んー。程度問題。経験上止めた方がよいと思うよ。普通の掲示板でも54のHN使い分けて一人でやってたって剛の者がいたらしいけど、さすがにおかしくなるでしょ。
>ネットイナゴという新語がどういう種類の人に使われやすい言葉かどうかを見てるんだが。普通の辞書にはないネットで使われる用語なんだからネットでどういう使われ方されてるかを見るのが一番正確。
まそうだけど。小倉弁護士がgooにいた頃からかなあ。あの時は彼がコメントラッシュと言って反発食らって、その後イナゴって言葉がどこかから生まれたんじゃないかね。うろおぼえだが。
http://anond.hatelabo.jp/20080102124236
スレ読んで自分で考えたりしないで、「まとめ」だけ読んで知った気分になってるイナゴのたまり場、それがはてブ。批判もされずぬるま湯に浸かってる「書き逃げ」姿はイナゴとしか言いようがない。
自分は2ちゃんもはてなもぬるま湯であるべきと思う。ネットの書き込みにいちいち気合入れる必要ないだろうし。名誉毀損か何かで裁判沙汰警察沙汰になる場合は両方特定可能なんだし。
はてぶでもすてはんできるし、2ちゃんでもこてはん使える。
あと毎日2ちゃんやはてなに張りついてる人でなければidあろうが単なる文字列でしかない。みてるほうは人格には結びつかない。
ブログもってれば攻撃される可能性もあるし。
これはネラーも同じ。というかまとめブログの人も読み書きしてるんだからネラーの一部。
http://anond.hatelabo.jp/20080102154219
ネットイナゴという新語がどういう種類の人に使われやすい言葉かどうかを見てるんだが。普通の辞書にはないネットで使われる用語なんだからネットでどういう使われ方されてるかを見るのが一番正確。
だから「自分がどうにかする権利がある」とは書いていない。これはこうすべきなんじゃないのか?と言うことまで否定してどうすんだよバカ。
いわゆるネットイナゴってあなたのような書き込みの集合体だと思うんだが。
イナゴと呼ばれてる人達だって多くは自分がどうにかする権利・能力があるとまで思ってなくて、「これ(ひき逃げ・ゴキあげ・未成年飲酒喫煙など)はするべきじゃないだろバカ」とコメント欄や掲示板に書いてるだけと思うが。
人生狂わすも何も炎上なんてほとんど犯罪自慢でばれたら罰せられたり報道されて不都合出るのは当たり前だし、犯罪報道・知人の口コミで人生狂うほうが圧倒的に多いように思う。そうでないのは擁護も強くて人生が狂うほどにはならないし。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1064786.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1064786.html
生徒へのムカつきは俺も連中と共有してると思うが
ビンタしたら、それはアウトじゃないの?
「肉体言語」でトラブル解決なんてDQNそのものだと思うんだが
イナゴたちがDQNを嫌っているのは憧れの裏返しなのかしらん。
いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。
はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。
どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。
知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォードが日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。
ちなみにアメリカの訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償(企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。
ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。
この手の訴訟の場合被告の企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。
といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。
そんなことされたら困るよねー。
原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。
んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話。
2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。
世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル(恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発(はてなとFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehuckだってw)とか宗教儀式(明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。
しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールドタイプな僕は思ってしまうわけですけども。
A4一枚分以上は紙で読みたい。
こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。
そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。
これってビジネスチャンス?ニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反で国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。
あ、ごめん妄想入った。
文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。
お前2時間でいいじゃんみたいな。
ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。
ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。
まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。
そんな目で見ないでお願い。
それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生=紫式部か。
終風日記や極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。
挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。
切ないなぁ、ああ切ない。
大島弓子ばりに切ないよ。
伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。
大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。
昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。
あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。
なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。
しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。
あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。
(PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。
しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。
皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。
ってかこれって物象化じゃないのか。
マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。
ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。
中二病といいたければ言うがいいさ。
でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。
さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。
どうせスルーされるんだろうなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20071119/p1
以上の2件は批判的な意見に対する反論、批判の域を越えて中傷に相当しかねない。私自身が残念に思うことは、以前より「ネットイナゴ」に対して批判的な態度をとっておられるはずの氏が、自ら「イナゴ」以下の行為に走ったことである。
今更だけど。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/fbfaca6dfadef82fccf2c9349c12ae91
池田信夫様は「池田信夫blog」というデスノートを手に入れたんだよ。
そこに実名を晒されて罵倒されるということは、社会的にどういう影響力があるか。そう、実名を書かなければ効力を持たないんだよ。
なぜ池田信夫様がそういった行動に出られたかというと、法律でさばけない悪党ども(ネットイナゴ)を自らの手で消し去ろうとしているからだよ。腐った人間はなくさなければならない。法律が役に立ったか? 政治がネットに平和をもたらしたか? そんなおのなんて何の役にも立たないから、池田信夫様は「池田信夫blog」で私刑を始めたんだよ。
ほかの人間にそんなことができるか? いいや、誰かの実名を挙げてネットの世界から消し去ろうとしたことなんて誰にもできなかった。池田信夫様しかできないことなんだよ。自意識ばっかり書き込むことにしかblogを使いことができない馬鹿で器の小さい愚民どもにかわって、池田信夫様が世の中を導こうとしているんだよ。
名前も所属もはじめっからオープンにしておくと、あとからダメージをくらう可能性を低めることができるというすばらしい戦略。
池田信夫はあの歳になっても知識欲も旺盛だし、精力的なほうだろう。実際NHKの職を辞めるぐらいだから、単なる口だけの男なのかもしれない。だけど、知識の吸収の仕方と使い方がなんか微妙にずれている。豆腐をのこぎりで切っているような、なにか知識だけをぶんぶん振り回しているだけで、体がついていっていないかんじ。たぶん体も動かしたところでは、ちゃんとした体裁になっているので、やはりそこは人としての限界なのだろうという気はする。けど全体から見れば、まあ稀有な部類に入るよ。というのか、ネットイナゴにかまってやろうとする若さがいいね(笑)福田首相みたいに綺麗な枯れ方をしていないところがまた俳人としていい。
有能な人物が追放されるシステムではあったね。
あんまり有能だとそいつが僭主になってしまう危険性があるから。
もうすこし細かく見ると、下の四つで構成されていた。
――発言権の壁――
3.奴隷
4.在留外国人
で、追放されていたのはおもに1.の連中だったりする。
でも、2.にも発言権はあったし、民会で弾劾することもできた。
どっちかというと、アテナイで問題になったのは2.の連中の暴走のほう。
無謀な行動を起こすことが多かった(衆愚制)。
よく言われる例がソクラテスの処刑ね。
この構成をはてな村に適用すると
1.ブロガー
――発信能力の壁――
2.一般はてなブックマーカー
――発言権の壁――
3.ネットイナゴ(笑)
というかんじになるか。
で、たまに暴走したり、1.の連中が書き込んで扇動すると。
ITアーキテクト、コンサルタント、投資銀行ストラテジスト、アルファブロガーから成る我々MBAホルダー探検隊一行は、東南アジアはミャンマーの魔境「チョイワル」へと向かった。その魔の密林に住むという未知の生物「ライフハック」を捕獲するためである。
ライフハックの身長は15m、太古に生息した恐竜を思わせる、武器にもなる長い尾「ロングテール」を持ち、モテる男の恋愛術を使いこなす、現地ではまさに「エバンジェリスト」と恐れられているのだ。
我々一行は、紛争地域モヒカンの真ん中をコンティンジェンシー・プランを施した男の隠れ家であるハマーH3で進んだ。クルマから降りればたちまち反体制勢力ネットイナゴの攻撃を受け、炎上させられる。
やがて道が途絶えたところで我々はハマーを止め、そこから徒歩でチョイワルに向かうこととした。何かがブロゴスフィアの密林の中から常に我々を監視している、そういう気配がした…そのとき!何者かが我々に突如毒矢を放ち、アラートを上げながら我々を制止したのだ。
それは、成功するイメージを身にまとった未開の自由人アーリーアダプターだった。
アーリーアダプターは、デキる男の武器を手に手に我々を威嚇していた。我々は現地ガイドをアサインした上で、なんとかネゴシエーションを試みた。
現地ガイドの説得によって誤解が解けた我々は、彼らの村にインビテーションされることとなった。
そこでは今まさに彼らは戦略会議の真っ最中であった。我々もその席に参加した。この席でアグリーメントが結ばれ、やがてWin-Winの関係に至るとファシリテーションに夢中の長老CTOは語った。
我々は、長老にチョイワルとライフハックについて聞いてみた。長老によると、チョイワルはこの村から一つ山を越えた先にあるという。しかも、長老はチョイワルで仲間と週末フットサルの最中にライフハックを目撃したと言うではないか。
しかしながら、長老はこれ以上語りたがらなかった。それが長老の他に対する差別化戦略2.0なのだろうか。いずれにしても、我々は礼を述べ眠りにつくことにした。
「明日はいよいよチョイワルだ。それじゃあみんな、タイムマネジメントはしっかりな」twitterにメッセージが流れた。
翌朝、我々は日の出とともに目を覚ましてすぐ、チョイワルへ向かう準備を開始した。
チョイワルは、特殊な地形と強力なシナジー効果のため、方位磁石はおろかNAVITIMEすら効かない。さらに危険な動植物が我々の行く手を阻む。まさに文字通りのクリティカル・パスなのだ。我々はメンズエステを施すのみならず、男の戦闘服であるスーツを装着した上で、念には念を入れた。
ちょうどそのころ、アーリーアダプターの集落では、GTDメソッドに話の花を咲かせながら男の手料理による朝食の準備を始めていた。我々も朝食に呼ばれ、村の中心部にある男の隠れ家的ワインセラーにお忍びで集合した。
彼らの主食はユビキタスと呼ばれ、家庭のみならず収穫や狩猟の場でも食べられるという、まさにCGM社会に生きる我々にとってはうってつけの食べ物であった。
朝食後、長老が我々の成功を願い祈祷を捧げてくれると言うではないか。長老は奇声を上げ、コーチングのポーズを取りながら呪文を唱えた。
「迷わず行けよ、行けば分かるさ!ダーー!!」
長老によると、この呪文は男の美学をアップさせ、誰にも真似出来ない自分を演出させてくれるという。万全を期した我々一行は、村人に丁重に礼を述べ、チョイワルへ向かうため村を出た。
険しい山道とジャングルを進み続けること数時間、それらしき場所に到達した。そう、若い男性に人気の萌えショップが立ち並ぶ、この新レイヤーが魔境チョイワルである。我々は恐怖と興奮のあまり少年の心が甦るのを感じた…まさにそのときである!隊員のコンサルタントが怒号のような悲鳴を上げたのだ。
「ぐああああぁっ!!ロジカルシンキングがなっとらん!!」
なんと、獰猛ながら本格派の粋Z(ジー)に会議で刺されたと言うではないか。すぐさま我々に同行していたITアーキテクトがトラブルシューティングを開始した。アーキテクト曰く、この場で引き返すか、複数のサービスをインプリメントしたマッシュアップによるソリューションの提案しか方法は無いと言う。
我々はマッシュアップを選択するというディシジョンメーキングを行い、隊員のアントレプレナーシップが回復するのを待つため、ここでブートキャンプを設営することにした。スキルに秀でた隊員達は、手際よく必要なコモディティを配置、行きつけのジムと同じ設備をアレンジメントすることに成功した。そして、負傷した隊員をリラグゼーション・スペースに運び、ここで治療を続けることにした。
と同時に我々は、ライフハックを捕獲すべくキャンプの近くにdel.icio.usアカウントを設置、繁殖期でフォークソノミー体質のライフハックをアルファギークに大人気のソーシャルメディアで誘い出すという作戦だ。
それとは別に、夜間撮影対策を施したXactiを数台設置。捕獲できなくても、せめてその姿を夢を諦めないことの証明のために撮った上で、FlickrとYouTubeでシェアしたいとの思いである。
やがて夜を迎え、隊長は危険な生物が我々を襲わないよう見張り役にシフト勤務を伝えた。
次の朝、我々はdel.icio.usアカウントがなくなっているのに気づいた。ついにライフハックが現れたのか?「すごいディールだ!」隊員達は全てのソーシャルメディアを確認した。しかし、del.icio.usアカウントがスプーフィングされただけで、ライフハックの姿はどこにもなかった。ビデオに映っているかもしれない。我々はビデオをすぐさま再生。もちろん、行きつけのジムで。しかしながら、ビデオに映っていたのは、いかにもニートで喪男風な野生の貧相なキツネだけだった。
とはいえ、負傷者が出てしまった以上、ここに長居をすることはできない。我々はプライベートは大切にしたい自分を悔やみつつも、チョイワルを後にした。
この魔境に絶対ライフハックは存在する。今も、ライフハックの、そんな彼の普段の顔は勝ち組風でパートナーの気を引いているのだから…。我々がアウトローである以上、会社の歯車にはならないぜと、隊員達は各々胸にポジティブな思いを秘めながらジャングルを眺めていた。