はてなキーワード: カットソーとは
>>年中バイト入れてないとおかしいの?
んーん、食ってけるなら働かなくても良いよ!
>>ヒキニート扱いなの?
食べてさえいければネオニートだよ!
>>サークルに顔出してないといけないの?
出さなくたっていいさ!
>>毎月飲み会出なきゃだめなの?
飲まなくたっていいじゃない!
>>好きな人すらできないときは死んだほうがいいの?
>>実用的な資格がないのは致命的なの?
食べてさえいければ何の問題もないよ!
>>毎日メールする友達いないのは異常なの?
そんな時間かかることやってられないよね!
>>カラオケでGReeeeNとSuperfly歌えなきゃオタ認定されちゃうの?
俺はアニソンだって良いと思うよ!
いや、それは高い。
28歳になるまで、誰とも付き合ったことなかった。
中学から高校は漫画+アニメ+小説(有栖川有栖とか京極夏彦とかあのへん)にはまってて、
大学に入ってからはバイト始めてお金入るようになった分、それまで欲しくても手が出なかった本とか買っちゃって夢中で読んで。(国書刊行会のシリーズモノとか)
告白っぽいことは何回かされたけど、全部スルーして通ってきてしまった。
アウトドアなタイプじゃないから色白いのと、童顔のおかげで若く見えるのだけが取り得。
今も片足突っ込んだままの腐女子。ただし、今は男同士の恋愛物にはまったく興味がなくて、最近はTL系の百合モノが好き。
一人エッチの経験なし。
アンダーヘアが異常に薄いのがコンプレックス・・・。何故か産毛程度しか生えない。おかげで、高校んときの修学旅行でみんなと温泉に入れなかった。
旅行、1週間後なんだ。
2泊3日なんだ。
わりといいホテル予約してくれた。(宿泊先とか、新幹線とか、彼が全部手配してくれた)
相手は、私が処女だって知ってる。てか初めての彼氏だって言ったら、かなり驚かれた。当たり前なんだけど。
泊まりで旅行ってことは、彼氏はセックスOKなんだと思うよね?
別に嫌じゃないんだけど、なんか怖い。
すごい痛いとか言うし。すごい血が出るとか言うし。
なんか、生理痛がひどい人は貫通のときの痛みもすごいとか言うけど、ほんとかな?
一応手順はわかってるけど、細かいところがよくわかんない。
宿泊先のサイト見ると部屋にバスローブしかないみたいだから一応パジャマっぽいの(フレンチ袖カットソー+短パンで色気ない感じ)持っていくんだけど、お風呂の後、着ていいんだよね?
いつも寝るときはブラ着けてないんだけど、やっぱり着けたほうがいいのかな?
転がってるだけじゃマグロとか言われちゃうかな? 何かしないと駄目かな?
アソコの毛があんまり薄いと変だよね? 調べてみたらホルモン剤とかで生やせるらしいけど、今からじゃ無理かな・・・。
友達は、
「そのときになれば何とかなるから大丈夫!」
とか言うけど、不安でたまらないよ。
↑の記事の趣旨には賛同するものの、内容的には大事なところが欠けているような気がしたので、自分なりに脱大学生ファッションの基本を考えてみました。以下、ファッションオタクでもなんでもないので、ブランドや専門用語のあやまりなどあるかもしれませんがご了承下さい。
ファッションについて考えるときにぼくがいつも念頭においているのはこの言葉です。要は、自分がそうである以上のものにはなれない、ということです。服装は想像以上にその人そのものをあらわしているもので、客観的にみておおかれすくなかれ「お似合い」ではない服を着ているひとってほとんどいないような気がします。
イタイかそうでないかを決めるのは、第一にその場のコードとずれてないかどうかということであり、第二に、本人の自意識の乱れが透けてみえやしないか、ということであると思います。正直、10代のファッションはたいていすごくイタイ。なぜかというと、いまの自分ではない自分になりたいという自意識の乱れがまたまだうまく解消されていない時期だから。そういった迷いが内面のいちばん外側であるファッションに透けてみえるから、こまかいファッションの知識だのセンスだの云々をぬきにして、どうしたってイタくなる。田舎から東京にでてきたとき、東京生まれ東京育ちのひとたちが、大した服を着ているわけでもないのに、妙にあかぬけてみえた記憶があります。それは、彼らはダサい恰好でもダサいなりにさらりと着こなしていて、田舎から出てきたぼくのような「成り上がり」特有の自意識の下品さをもっていなかったからであったと思います。
脱大学生ファッションの根本は、こうした青さのイタさからの脱却にあると思っています。20代もなかばにさしかかれば自意識の問題もほとんど解決が済んで自分を前よりはうまく受け入れられるようになっていることでしょう。一方でまだ成し遂げるべきことはたくさんあって、内側にはより現実的なエネルギーが満ちている。そういった時期の自分にあった、余裕と力強さを感じさせる服装をしていたい。これが、脱大学生の時期の自分のファッションを考えるにあたっていちばん基礎においていたコンセプトです。
夏にはカットソーなりシャツを一枚着て、暑さもやわらぎはじめたら薄手のジャケットを一枚はおる。秋が深まれば冬物のジャケットにとりかえて、寒くなったらその上にコートを着る。冬本番になったらさらにマフラーを巻く。春のきざしがみえたら、マフラーをはずし、日差しのなかにあたたかさも感じられるようになってきたら、コートを脱ぐ。以下、逆順で着るものを薄くしていき、また夏を迎える。男性のファッションなんて、いってしまえば、インナー+ジャケット+コートの組み合わせに尽きる。慣れてしまえば失敗のしようがない。お洒落がわからないの意味がわからない。それくらい、すごくシンプルなものではないでしょうか。この一年のサイクルをぐるぐるまわして、損耗したものを買い替えていきつつ、品目の数を増やしていったり、品物の質を上げていく。
人にもよるかもしれませんが、ぼくは、シャツやズボンなどの服本体には色などのポイントを極力入れないようにしています。色は黒、紺、茶、グレー、白のどれか。それだけでは寂しい印象になってしまうというのは当然のこと。それではどこに力を入れるのかというと、生地の良さと手入れの良さ。シンプルな服ほど生地の良さのちがいがきわだつ。生地にだけは手をぬかないようにしています。日焼けした服や襟がよれてしまった服は捨てる。そうなるともったいないので、普段からネットにいれてあらうなりクリーニングに出すなり、手入れには気をつかうようにしている。シャツには当然しっかりアイロンをきかせる。手入れのいきとどいたいい生地のシンプルな服装に勝るものはないのではという気がします。
下はたいていデニムをはきます。スーツを着なければならないような場所ならほとんどこれでいけるし、スーツを着なければならない場所ならスーツを着ればいい。高級感のあるトップスと合わせれば、気品も十分でる。ただ、これは、「成り上がり」特有の内面の気性のあらさとそれを表現しうる服装のちょっとした粗野な雰囲気を失わずにいたいという個人的な理由にもとずく選択だと思われるので、ひとの参考にはならないかもしれません。
男性ファッションの「色気」担当は小物にあると考えてます。小物の種類としては、個人的に大事だとおもう順番に、靴、鞄、時計、ベルト、眼鏡、財布、アクセサリーなど。服装本体をシンプルにしたぶん、ポイントには小物をうまくつかうよう心がけています。ポイントの種類は大きくわけて、異素材、色、柄の三つ。異素材の代表は皮と金属。仕立てのいいシンプルな服装に皮と金属はよく映えます。色は季節感をだすのに使います。
男の小物でいちばん重要なのは、やっぱり靴。女性に聞いてもいちばんよくみているのが靴ではないでしょうか。そして、靴で一番重要だと思われるのは、やはり、手入れがいきとどいているかどうか。ピカピカに光っていない靴は履くだけ品位を下げます。そんなわけで、靴は同時に二、三足買うようにしています。毎日家に帰れば、最低限タオルで(革靴はストッキングで)全体の汚れをおとして詰め物をして日替わりで違う靴を履くようにする。歩くのが早いせいもあって、以前はシューズなど半年で底に穴をあけてしまうこともあったのですが、最近は二、三足同時に買って履き回しするようにしたので、随分綺麗なまま長持ちしています。
靴選びのコツは個人の趣味なのでよくわかりませんが、シューズではドラゴンベアードやプーマのルドルフダスラー、オニツカタイガーあたりを愛用しています。さすがにこの年になってコンバースははかないようになりました。ドラゴンベアードは一万円代で買えるのにちょっとした高級感や遊び心もあって、友人にオススメを聞かれたときにはこれを推しています。ぼくは今履いているので四代目です。鞄は、ひとつ推せといわれればフェリージをあげます。5万円くらいです。今愛用しているのは紺地に明るい茶色の革の縁取りがついたもので、「どんな服装とも合うシンプルさ」と「それ単品でコーディネートの顔になれるようなキャラ立ち」の双方を求めた結果、その鞄になりました。鞄を買うときにはこの二つのコンセプトをはずさないようにしています。
ファッションの全体感をととのえるためにも、今の自分にしっくりくるようなコンセプトを自分の中で決めておくと、服選びの参照軸になります。たとえば、ぼく自身は、ここ数年来、「リラックス&ラグジュアル」をコンセプトにしています。これは、力の抜けた、余裕のあるたたずまいをもちつつ、それがだらしなさや気の抜けた感じに堕すことのないよう、そこはかとない品位をつねに保つように意識する、ということです。服えらびに際しては、フォーマルな服をみて「これだとかっちりしすぎててリラックス感がないなあ」とか、妙にファッションファッションしている服をみて「これじゃがんばりすぎ」とかいう風に選択肢を切るのに使います。リラックス―ラグジュアルのように、共通点をもちつつ相反する要素もあるような二つのキーワードをならべるというのが、簡単で、しかも使えるティップスかもしれません。ちなみに、大学時代のコンセプトは「インテリ歌舞伎者」でした。どんなものかは想像におまかせします。
男のひとで香水をつける人というのは意外に多くはないようです。が、ぼくは、香水は必ずつけるようにした方がいいと思います。それは、人生のなかでの自分のステージの変化をいちばん敏感に映し出してくれるのが香水だと思うからです。香水をつける意味は多々あります。身だしなみとして、自己暗示として、お洒落に気をつかっているという印象を与えるため、朝、1日の始まりの儀式として、女性に自分の印象を香りとともに記憶してもらうため…。こうした効能からも香水の使用は推奨できます。しかし、やはり、香水をつけることの最大の意味は、自分の人生のステージを確認すること、であるように思います。これは極私的な意見にすぎないかもしれませんが。
大学時代、社会人になってから、その後と、不思議と、つけていたいという香水は変わっていくものです。ぼくは、大学時代はニコスのフォーメンという乳酸系の甘い香りの香水を、社会人になってからはディオールのファーレンハイトという、夏の夜の雰囲気の情熱的な香水を、一年ほど前からは、ディオールのオーソバージュという、一切甘味のない、野蛮な気品を感じさせる香水をつかっています。人生の転機を迎えると、自然に、以前使っていた香水が自分から乖離していることに気づきます。その度に自分にフィットする新しい香水がみつかります。その新しい香水は、香りで与えられた先のコンセプトなようなもので、自分のファッション全体を統御してくれます。
香水売り場に行くのを躊躇する男性も多いと思いますが、実際に香りをたしかめずに香水を選ぶのはよくないと思います。香水選びに前知識は必要なく、とにかく売り場にいって、いろいろかいで、しっくりくれば買う、こなければ買わない。男性が一日に一回つけるのであれば小さな瓶でも一年はもつので、気に入ったものを、あまり浮気せず、気に入らなくなるまで使いつづけるのがよいように思います。
蛇足ですが、香りといえばボールドなどの柔軟剤の効力は意外に大きいように思います。以前つきあっていた女性が、やたら「服からいい香りがする」と繰り返すので、なぜなのかと思っていたのですが、家の洗面所わきにおいてあったボールドをみて「これだ!」と言ってました。なんでも、「男性がてっとりばやくモテるためにはボールドをつかえばいいのではないか。それぐらいいい香りがする」のだそうです。さすがP&G。あちこちのセミナーでボールドの日本での成功譚を吹きまくるのもうなずけます。
服屋に行って店員に話しかけられるのがすごくいやだという人はよくいます。とても勿体ないことだと思います。専門知識をもっているひととの直接の会話ほど役に立つものはありません。むかしむかしの就職活動で学んだことですが、いろいろ聞かれていやならば、逆にこちらから踏みこんでいろいろと質問をしてみればよいのです。専門家はやっぱりいろいろなことを勉強しているし、勉強した成果は話したい。質問をすれば、喜んでためになる情報を与えてくれます。ぼくは、いつも、店員さんとは仲良くなって、最後は名刺までいただくことがしばしです。
店員さんにはいろいろなことを聞きます。このインナーに合うジャケットはどのようなものがありますか?と聞いていろいろもってきてもらって試したり、家にこんな服があるんですけど、それと合いますかね、と聞いたり、今年の流行りを聞いたり、手入れの仕方を聞いたり。本当に彼らはいろいろなことを知ってます。「ベルトは真ん中の穴でとめたときにいちばん綺麗なシルエットになるようにデザインされているのでサイズには気をつけてくださいね」だとか「この服は後ろ側に絞りがはいっているので、前からはわかりませんが、後ろ姿が映えますよ」だとか。
信用できる店員を見分けるこつは、個人的な意見を具体的に挙げられるひとがどうか、であるように思います。たとえば、ある服を買おうかどうか迷っているときには「なにかこう、この服を買いたいと思わせるような、この服への愛着がわいちゃうような、ヒトコエを下さいよ」とか聞いたりします。そこで、たとえば「マニアックなはなしなんですが、このシャツはそでの部分を立体裁断しているので、さっくり一枚はおっただけでも横からみた姿がすごく綺麗だと思うんです」など言ってもらえると、信用できるな、という気になります。あとは、店員とはいえ、そのシーズンのラインすべてを気に入っているわけでもないので、「正直、今シーズンのラインでも好きじゃないものとかってあったりするんですよね」だとか質問をして、こうこうこういう理由でたしかにこの商品とかは個人的には気に入っていないんですよね、などと正直に答えてくれる店員も信用できます。あとは、「このブランドってどういう顧客をターゲットにしてるんですか?」であるとか「この二、三年で景気がよくなったりわるくなったりしましたけど、そのたびにお客さんのファッションへの嗜好で変化したなと思うところとかあったりしますか」など、経営面からの質問もぶつけてみると楽しいし、どれだけまじめに普段から仕事のことん考えている人なのかもわかったりします。女性の店員なら、恋人と服を選びにきたつもりで「これ着て○○に行くとかありですかねー」とか楽しく会話をしながら服を選びます。
これだけ質問したり試着をたくさんしたりすると、買わないわけにはいかなくなるのではないか、と心配される方もいらっしゃると思います。しかし、これがまったく逆で、仲良くなればなるほど別段試着をたくさんしても買わずに済むのです。なぜなら、営業の人間にとって、一個のものをただ売るよりも、一人の顧客と深いリレーションをつくることの方がずっと大事だからです。これだけ会話をして名刺まで交換すると、店員としても「顧客と関係が築けた」という満足感が得られます。だから「ほかもちょっとみてから予算もあわせて考えてみます」と言ったとき、喜んで「またのお越しをお待ちしていますね」と言ってもらえるのです。
実際、ぼくは新宿の伊勢丹メンズ館で買い物をすることが多いのですが、そのときは、上から下までめぼしいものをみてから、予算を考えて買いに戻ります。そのとき、さんざつきあってもらったのに買わずに帰ってしまうお店には、「さっきは恰好いいジャケットをみせてもらったのにすみません。やっぱり今日はシャツを買いに来たという初心にかえることにします。予算的にも今厳しいので(笑)また次のシーズンによろしくお願いします」などひとこえかけます。それで気持ちよく送ってくれない店員はいません。
最初に「外見は内面のいちばん外側」ということを書きましたが、その外見を客観的にみてくれるのは他人です。服装にみょうな自意識がみえかくれすると絶対にあか抜けたかんじにはなりませんが、そういう自意識の乱れほど、他人からみて気づきやすいものはありません。新しい服を買ったときは人前に来ていって、反応をみてみます。ほんとにしっくりいった恰好をしていたら、100%の確率で、二人以上のひとから独立にこちらがら促してもいないのに、「それ恰好いい!」とか「それかわいい!」とかいってもらえるはずです。経験則上、ファッションに限らず、二人以上の人から独立に同じことを言われたら、それは、自分に関する真である命題だと考えてほぼまちがいありません。ファッションとは直接の関係はありませんが、たとえばそれが自分の性格に関することであったりするならば、それを直す努力をしてみる意味はあると思います。
女性と服を買いにいくのは、自分のファッションのなかに新しい要素をとりいれるためのいちばんいい方法だと思います。たいてい、自分の趣味とはちょっとズレたものをオススメされますが、どうしてもいやだと思うのでないかぎり、そうしたひとのオススメに素直に乗ってみて損はしないと思います。最初はちょっとアレだなと思っていた服もしばらく着ていれば「お似合い」になってくるものです。それは、その相手との関係を通じて自分の中の何かが変わった証拠かもしれません。
香水の段のはなしにしても、このパラグラフの話にしてもそうなのですが、「外見は内面のいちばん外側」という理解に立つならば、ファッションとは、絶えず少しずつ変化していく自分の有り様を素直に受け入れ、それを素直にたたずまいの中に表出していく、ということ以外のなにものでもないように思えます。そして、青い時代を終えた20代こそ、余裕をもってファッションというものに向き合うのに最適な時期なのではないかと思うのです。
参考:http://anond.hatelabo.jp/20080728045912
丸井ブランドで10000円前後のアイテムを買いあさる日々に飽きたら
ちなみに想定年齢は20-25くらいで、何かポパイとかメンノンとか、もしくはマルイか新宿伊勢丹かビームス(ストリートライン)な服を買ったりしていた人。「全身をスタンダードアイテムのみでまとめるべき」というわけじゃなくて、全身からとりあえず大学生臭さを消す、つまり、中身の人間が20代前半くらいまでな場合に、スタンダードじゃない(例えば)アウターとかを含めた全身をバランス良く仕上げるために便利なアイテム(&よほどオシャレならそれでもどうにかできるんだろうけど99%の人間にとって完璧に地雷なアイテム)
もうちと具体的に書くと
・大学院生
くらい
ちょっとピンクを見せる、とかそういうこと
上の記事ではアメアパになってるけど、や、これは俺の趣味かもしれないがアメアパは発色が大学生以下っぽくないか?よく知らんけど日差しの強いLAならあの発色、みたいな話だと思う。少なくとも東京の日差しには合わない気がするんだなぁ……
数千円以下でインナーとして便利な(例えば「今年買ったお気に入りのカットソー」とかの差し色として使えるという意味)Tシャツを見つければオールシーズン着まくれる
個人的にはヘインズのビーフィー(一枚入りパック1200円)のレディース(アメリカンなので別にインナーなら全然着れる)を勧めてみる。色によっては発色が良くないがピンクは良いよ。あと正直ユニクロは縫製が悪いか横方向に捻れるように伸びるイメージがある(昔に植え付けられたトラウマなだけかも)のであまり買わないんだけど、ユニクロのプレミアムコットン(1500円)も良いんじゃないですかね
●2:上質なカットソー
誰がなんと言おうと無地。そして丸首/Vネックで一定以上に上質なもの。Uネックは、実際問題として大学生、もしくは原宿あたりにいそうな感じの人感を出さずに着るのが難しい。一枚持っていても良いだろうけど、あくまでスタンダードではない
「スタンダード」というのは、結局のところ体型依存なので「万人にお勧め」というものはない
自分の体型に合い、かつ3000円に見えない「自分用定番」を見つけることに時間を注ぐべきだし、こういう部分でセンスが良い人間は本当にセンスが良いと思う
……そう言いつつ個人的にはユナイテッドアローズのビジネスライン(なのか?これを買うためのみにUAを使っているのであまりライン構成を知らない)の長袖8400円のヤツなのであまり偉そうなことは言えないんだけど……。あとフェイクレイヤードとか変なデザインは本当にマルイなので完璧に不要。今持ってる人はヤフオクでもフリマでも弟に押しつけるでも何でも良いから早く手放してください
●3:上質なシャツ
つってもシャツは下着(シャツの下に下着を入れるのは本当にやめて欲しい)なので出せる値段に上限があるはず。1万円前後でカットがキレイで一定程度に上質、ということを考えていくと、下町などのセミオーダーシャツは候補になるはず。というか他に候補がなかなかないような。一個でよいので高いシャツ(個人的にはバレンシアガが一番シックリくるので一枚だけ持っている)を買っておくと「同じようなカッティングで」と説明しやすいのでオススメ。セミオーダーは、「これと同じ」と言えないと一度や二度は失敗するのがデフォなので、それを考えれば「最初の一枚」に3万出しても実はあまり差がない(ただ3万で買ったシャツが「最初の一枚」にならないと本当に金がもったいないので徹底的に試着しまくるべき)
あと今思い出したけど新宿伊勢丹が秋くらいから1万強でセミオーダーを始める、とか聞いた記憶がある。新宿で作れればアクセス的に便利な人が多いと思うので、いや品質とかどうなのか今は分からないが、始まったら伊勢丹覗いてみると良いかも
●4:定番的に使えるスニーカー
プーマのヨーロッパラインとかデザイナーズとか、一瞬かっこよさそうなのはNG
基本的に選択肢はナイキ/アディダス/ニューバランスくらいしかないとは思う
この中で自分のスタイルにあうもの、例えばアメトラがベースなら必然的にニューバラになるだろう。そういうものを選ぶ。全身において、普通の大学生が見てもブランドバレするアイテムはここだけにすべき。決して「高い」感を出さないアイテムなのでブランド丸わかりでも良いし、逆に丸わかりであることが「スタイル」となる(ナイキでなくアディダスを履いている、そんな俺は……という)。あと今思い出したけど、バンド・オブ・アウトサイダースだっけか、トラッドにヴァンズ合わせてるスナップは(アメリカ人だけど)ハマってた。ヴァンズも履けていればカッコいい(ただ正直よく知らない)
コンバースは、別に悪くないけど、「コンバースが合う」って結構難しいよ。ギターキッズとか何だかよく分からない洋楽を語れる人間とかがそこらへんに溢れている以上、彼らよりコンバースを履ける自信がないなら避けた方が……。女の子が特になんだけど、高校生くらいの頃って、コンバースを中身の人間の特性として問答無用に可愛く履けるじゃん。男も何だかんだ言いつつそれなりに。でもその履き方は20代じゃもうできないし、「マジに履く」ということを考えると、コンバースは実は結構難しいよ、という話。君の彼女はそれでも「可愛い」と言ってくれるかもしれないが、それは良くも悪くも色眼鏡です。そう見てくれる彼女に感謝しつつナイキでも履いて下さい
そしてここで書いていない、特にパトリックとオニツカタイガーは、履ける人いるけど決して多くないので「取り扱い注意」。もちろん履けていれば何の問題もない
あといずれにしても「○○限定色」とかショップ別注とかの変な色は避けて下さい。「それが99%の人間にハマらないから定番色になっていない」のです(だから復刻とかはこの限りではない)
●5:上質な革靴
一番金をかけるべき場所。滅多に買う物ではないので4万以上は出すべき
先が尖っててちょっと浮いてる、何か新宿伊勢丹で売ってそうなヤツは本当に絶対にNG
なるべくクラシカルで普通の革靴。革は見る人が見れば値段は即分かるのでムダなデザインは一切不要。一足買えばリペアしつつ5年以上は履けるし、スーツにもジーンズにも合うのでムダはない。個人的には銀座のヨシノヤの一番スタンダードなヤツを勧めてみる(ただ6万くらいするので、何か臨時収入でもあった時に)
スニーカーとも共通だけど、靴を買いに行く場合、良く着ている服で出かけて試着をすると思う。そして靴を履いて鏡の前に立ったとき、靴が全身の中で、(良い意味であったとしても)目立っているとしたら、それは「一瞬カッコ良さそうに見える」というだけで、「自分はその靴を履けていない」ということです
その靴が、中身の人間を含めた全体に溶け込んでおり、かつ全体をサポートしている、例えば革靴なら「全体に落ち着き(?)を与えている」みたいな、そういう状態であれば履けていますし、買うべきです。だから●4で書き忘れたけど、平均的に言って華奢で虚弱な日本人の中で、ハイカットスニーカーを履ける人間は少ない。革靴にデザインが不要というのは、例えばウイングチップではなくストレートチップを買うべきという意味でもあって、理由は同じ。20代で、例えばウイングチップとかを溶け込ませることができる人間は少ないはず
体型依存なので「これ買っておけば良い」なんてものはない
リーバイス(501?)が本命だろうけど体系とご相談を。虚弱体型一歩手前な人ならGAPのスリムジーンズ(スキニーよりちょっと太い)とかも候補になるんじゃないかなぁ
おそらくだけど
・脱オタの人からするとキツすぎ
くらいがちょうど良い。スキニーは、金余ってたら買えば良いけど基本的に不要だし、中途半端にデカいパンツは、それがどんなにラクだろうと不要
そして体系にハマるパンツなんて、たぶん10本試着して一つ見つかるか否か。基本方針として金より時間をかけるつもりで納得がいくものを探してください。リーバイスと言ってみたが、個人的にリーバイスは腰とウエストのバランス(とかも見る)が合わないので長らく履いたことがないのでよく知らない。ごめん
チノとかで良いけど、「自分が定番としているパンツ、に合うサイジングのアウター、に対するオルタナティブなサイジングのパンツ」
これはブランドなどを定番化させる必要はない(そんなに買わないし履かない)はずなので見かけたらラッキー、で
ここでスキニーを入れても良いんだけど、汎用性を考えればスキニーより先にルーズシルエットだと思う。というかオールシーズン通してスキニーがオルタナティブになる、というのは、そもそも●6のサイジングを間違っているから(スタンダードはルーズよりはスキニーに近い)。スタンダード→ルーズの次に、まぁお金があればスキニーを買っても悪くはないんじゃなかろうか
●8:ポーター以外のバッグ
ポーターをカッコよく持てるのは相当な大人(何かデザイン関係の仕事をしてる感を全身で出せるなど)だけだということに気付くべき。持っている人間の99%は大学生かフレッシュサラリーマンにしか見えない。ポーター自体は悪くないので、むしろあれは高校生の頃に一度買って、30代以降くらいのどこか(30代ではないので知りません)で再び持つべきもの。20代はポーターを持つにあたって最も危険な年齢
あとメッセンジャーか。あれって持ち方は大体二種類だと思うんだけど
・本来の持ち方。チャリ文化。20代でもイケるとは思う。ただそれは全身のスタイルの中でしか成立しない。少なくともママチャリしか乗ったことない人間の、そのクセにポパイとかで仕入れた知識で選んだブランドのメッセンジャーは地雷になっているケースが多い
・プラダがたまに、NYファッションが割とよくやる都会の戦士像(?)からの流れ。そもそもあれを20代で成立させられる人間が少ない。どうせ20代なぞ若造
なので「99%」とは言わないけどかなり難しい
バッグは非常に難しい選択になってしまうが、スタイル次第ではグレゴリーかマウンテン系、古着屋の片隅に転がっているようなビンテージ臭の漂う、しかしあまり高くないレザーバッグ、お祖母ちゃんから貰ったお下がりのヴィトン(自分で買った感がない限りにおいて)あたりがギリギリで許される。しかしバッグはあくまで荷物入れであって「ファッションの主役」とかでは決してないことを認識すべき。他の全身合計より高いバッグを持っていても頭悪そうにしか見えないし、JAS.M.B(表記違うかも、UKチックなイセタンとかエディフィスとかでよく売ってるブランド)とかバレンシアガとか、ああいう方向でのデザインコンシャスは本当に辞めるべき。いや、全身100万とかをイヤミでなく着こなせる人なら、バレンシアガくらい普通に持てるんだろうけど。「物入れ」と考えた場合、10万や20万のバッグを普通に「物入れ」として持てるようになるはずの40代くらいになれば選択に悩むこともなくなるんだろうけど知らない
●9:バックルのウザくないベルト
なんか座ったら痛そうなデカいバックルのベルトは本当にマルイなのでやめて欲しい。それこそディオールのイーグルベルト5万(もっとだっけ)とかは正気と思えない。例えば同じディオールなら、数年前の極細ベルト(極小くるみバックルのやつ)は(スタイルが合うなら)買う価値あったような気がする。ただいずれにしてもブランド名を主張するベルトは全NG(ディオールの極細はファヲタしか知らんかなと思うのでアリかなぁと)。そんな場所でブランド自慢をするな
これもやっぱり革なので値段をあまり惜しむと辛い。2万円程度以上出すか、もしくは数千円のオモチャで(ただオモチャベルトは難しいんだけど……)
●10:上質なニット
ニットは「金が余ったときに買うもの」度が高い。別に無ければ無いで古着のネルシャツとかスウェットとか着ておけば良いんだし
正直1万以下のニットでマトモなものを見た記憶がない。1000円のTシャツは普通に着れるけど1000円のニットは本当にどうやってもムリです。その分シンプルな物、例えば黒無地タートルとかであれば、よほど毎日着ない限りは全然長く着れるので、お金があるときに買えば良いんじゃないかなと。だからデザイナーズはあんまオススメしないし、買うにしてもスタンダードライン。ただ胸に妙なものがあるニット(典型的にはギャルソンプレイ)は本当に恥ずかしいのでやめて下さい。あれを着ていて唯一許されるのは、女の子が下半身とかをマジにギャルソンファーストラインで固めて(つまりギャルソン信者という意味でもある)上にギャグっぽくプレイを着ているケースです。まじまじと見たことがないので知らないが、もしあの変な物をハサミとかで外せるのであれば、持ってる人はすぐ外して下さい。外せないなら諦めてヤフオクに
一個名前出すならジョンスメなのかなぁ……。別に人それぞれなので、お金持ちならマルジェラで買ってタグ切ったりしても良いとは思うけど
繰り返すが、別に無ければ無いで全然構わない
※正直「10」にするために最後のニットを付け足したので説明不足なので補足
ここで言ってる20代は、学生終わったら即大人とかって意味ではない。どうせ20代なんざ、学生だろうと社会人だろうと社会の中では若造だし、まだ30代ファッションはどうせ似合わない。それに30代で着れるものは30代で着れば良いじゃん。20代が「ポールスミス(女ウケブランド1位だった記憶があるので書いたけど別に何でも良い)の今期ブルゾン買っちった」と言うのは、何も否定されるべきものではないと思う(それでもその「買っちった」でブランド丸出しベルトとかバッグとか買うのは辞めて下さい)。ただ、せっかく買ったそれを大学生ファッションでしか着れないという、それはもう卒業しようよ、と
ニットなんだけど、
・ニットは基本的に新品同様でないと着れない
俺は、いずれある程度着古すことを前提にしている。もちろん最初は新品で、少しすると新品同様で、そしていずれ着古される。大学生ファッションの共通欠陥の一つは、安っぽい素材で中身の人間にマッチしていない新品服による全身コーディネートなので、体に馴染んできたニットは、中身と他の服の熟成度の足りなさをカバーするアイテムとして長い期間にわたって利用できる。ただ、ニットの質という差は着古すと新品時(であっても1000円は本当にどうやっても無理)よりさらに顕著になるので、正直1万以下で着古せるニットを、俺は見た記憶がない。だから丸井ブランドで買うよりは、30代くらいの知り合いとかが買って数年着て、その後メタボったので着なくなった、元は結構高いニットとかを貰ってくるべき(そして本当に無いなら無いで別に構わない)
ただ、体に馴染んできた後での活用って、あくまで20代のカジュアル用途限定なのかもしれないので、30代以降では、ニットをシャツより高い消耗品として買うしかなくなるかもしれない(けど基本的に知らないし30代の人に聞いて下さい)
http://anond.hatelabo.jp/20080728045912
個人的な好みでつくってみました。
というか昔、オタの恋人にこんなんして選んだなーっと。
なので最先端のおしゃれ!
ってわけじゃないけど、そこそこ
気を遣ってるくらいにはみえるかと
※補足0730
コメントとかで「なるほど!」とおもうことが
たくさんあったので、ちょいちょい追記していきます!
みなさんありがとう!
▼カジュアル系な彼に
これはありですね
丸首だとちょっとかわいらしく見えてしまうのでVで
安いTシャツは安く見えるので、ここはひとつ
いいものを買っておいてほしい
なのでわたしはアメリカンコットンを推します
http://www.beyes.jp/shop/epicuria/818631.php?no=25
アメリカンコットンのVネックはかえってセンスがいるからあまりオススメしないなあ。体型細い人ならバーバリーあたりの方がきちんと見えるので良いかと思われ。
とても喜ばれたのでこれも候補に入れたいです!
http://www.burberry-blacklabel.com/
ちくび透けないように買うときは服の内側に手の平さしこんで
肌色の透け方をよくチェックしてね!
諸刃の剣なので控え目な方がよいかと
なのでわたしは
「ポロシャツ」を推します
色は黒か紺
休日のお父さんみたいな色は選ばないでくださいね
厚手のものをぜひ
襟はほんの少しだけ立て目でお願いしたい
なんでもよろしい、もちろんユニクロでもよいです
http://store.uniqlo.com/jp/CSaDisp/Mdrypolo?gclid=CJqvk_Wp5JQCFRNPegodyxbGSw
ちなみに前後の丈は同じ長さのものが素敵だとおもいます
※補足
なんでそう思って外したかというと、選ぶ人のセンスに依存するし
いつまでもオタクなんて流行らないことしてないで、リア充体験したくなってきた!
けど服をどうしたら良いかわからない、、、なんてやつにオススメする
のにはちょっとハードルが高いかなあという気がしたからです。
もちろん似合ってて素敵な人もたくさんいるけど、
ここでチョイスを間違って「なにあれw」になって
「やっぱり俺はオタでいい!」なんてことになると
悲しすぎるので、あえて外したのです
この次のステップでならぜひ!
センス良い+趣味あうっていうので一気に興味を惹かれてしまいます☆
太目の子はボーダー柄とかいいってね
たしかに!
赤白だとうめずかずお先生になってしまうので、
紺×カーキとか、白×薄いブルーとかがすてきですね!
女子目線でいくと「かわいい!」って思えるんだけどなー
でもこれも好みかもしれませんね!
下に着るよう、ならOK
かわいいめいきたいなら明るめの色を
かっこいいめでいきたいなら渋めの色を
とはいえ濃すぎるものアレなので
紺、カーキ、白黒とあわせるとして
・かわいい
濃いめのピンク(×紺)
オレンジ(×カーキ)
紫(×白や黒)
・かっこいい
水色(×紺)
黄色(×カーキ)
白か黒(×黒か白)
みたいな感じで
これはもうそのへんの駅ビルの
洋服やとかに飛び込んで買えばいいとおもう。
そうなのか!
じゃあ駅ビルとかじゃなくてもいいです!
えーっとなんていうか店にこだわらないで買っていいよ!ってことです!
※補足
「じゃあどんな店のことさしてんだよ!」って自分で思ったのでここにあげておきますね!
単なるTシャツとかタンクトップとかならこういうとこで買えばいい!お店リスト
http://right-on.co.jp/index.html
・ユニクロ
これはこの通り、厚手のものがおすすめ
シンプルにいってくださいませ
これはこれでよいと思いますが
ただデニムに関しては履いた感じがすべて!なので
自分が気に入った方をチョイスしてください
ユニクロでおK
長めで裾あげしてもらうのもいいけど
かかと側がズルズルしないように注意してくださいね
ブーツももちろんあった方がいいけど
いきなり数万の出費はきつかろう…と思うので
スニーカー1足、余裕があればもう1足、みたいに買い足せばよろしい
レザーのもかわいい
ちょっとがんばれるならブランキーニのブーツとかをはいてほしい
http://www.zeel.jp/feature/brand/0703branchini1.jsp
ということでブッテロをしらべてみたよ!
http://www.navyblue-online.jp/shopbrand/013/P/?gclid=COaSqLO25pQCFQdIegodz29BSg
どちらも6??7万円台で買えそうなので、
スニーカーの次に考えてみるのもいいかも!
ぜったいにブラックで
http://zozo.jp/shop/yoshidakaban/goods.html?gid=133619&cid=384&pno=1
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc/sv2/fA/g0/sitemFREITAG
なんてしないほうがいい!
だったらかっこいい時計をしてください
ただ今まであまりおしゃれに興味がなかったのに
いきなりすごいの付けるとびっくりしちゃうので
ふつうにG-ショック
http://time-stock.sunnyday.jp/detabank1.htm
このへんはホントに好みで選んでいい
その時計をなんで買ったか?気に入ってるか?
が話せればそれでよし
いいな、と思ったものを買えばそれでいい
せいぜい5万もしないで買えるんだから
これはわたしの好みですごめんなさい!
逆に素敵!って思っちゃう。「なつかしー!」って盛り上がるし。
おしえてほしいです!
女子目線で素敵だなーと思うのは
過度でなく華美でなく清潔感があるけど
「ここが好きなんだよ」って言える服を着ていること
服はシンプル、小物はこだわる、って分けるのがいいかも
ただ小物(主にアクセサリー)にゴチャゴチャこだわると
レザーのブレス1つだけとか、コレはというものを探して選んで下さい
お店にいくといろんなお洋服があって店員さんにいろんなこといわれて
うわーってなってしまうこともあるかと思うのですが
と唱えて乗り切ってください!
実際に買うにもいいし、こんなのもあるんだーと眺めるも良し
小物程度なら挑戦してみるのもよいとおもいます
BUYES
ZEEL
STIEL
UKism
http://www.tokyolife.co.jp/index.html
そうか!そうなのか!
でもプレゼント用の小物とかここで買うと
わりとハズレがないので
やっぱりのせておくよ!
いつまでもオタクなんて流行らないことしてないで、リア充体験したくなってきた!
けど服をどうしたら良いかわからない、、、なんてやつにオススメする10アイテムをピックアップ
とりあえず、これだけ揃えておけば「即戦力になる」「後々便利」なアイテムを紹介してる。
こんな感じかなー
わからん単語が出てきたらググれ。君達は一般人よりは情報戦は得意なはずだろ?
とりあえず、夏のトップスはアウターやらレイヤードやらでお洒落感を出すのは難しい。暑いし。あとそんなスキルないだろ?
だから、夏、野暮ったいやつとスタイリッシュなやつどこで差がでるのかといえば、首周りとサイジングと配色。
コイツはカラーバリエーションが多いし、サイズ展開も幅広い。んで安い。
サイズは体系に因るからなんとも言えないんだけど、若干小さいかな?って思うぐらいで良いと思う。まぁ好み。
色は基本色のホワイト・ブラック・グレー系と、使いやすいライトピンクあたりか。
個人的には、夏だし爽やかなシーフォームもいいんでないかと思う。1枚で着れそうだし。
http://store.americanapparel.co.jp/2456.html
小細工せずにそこそこお洒落に見えるアイテム、フォトプリントTシャツ。定価は6000円??10000円ぐらいかなー
これは自分の趣味でいいんじゃないか?
とりあえず、ハズレを引かなさそうな大手セレクトショップのを買うと良いんじゃないかな。
BEAMS、United Arrows、American RagCieあたりかねぇ。
ただセールもう終わってるからないかもね。そういう時はヤフオクとか便利。
あんまり奇抜なんじゃなくて、
http://img06.shop-pro.jp/PA01024/899/product/7065741_o2.jpg
http://image.rakuten.co.jp/moteta/cabinet/8sm-8/mtl8sm-ts01-wht_b00.jpg
こんなんインナーにも使えて便利だよ。
これもサイズ重要。間違っても、ケツ半分以上隠れるような着丈のやつ買うなよ。
多分今まで、大きめサイズの服ばっか着てただろうしちょっと小さいと思うぐらいで調度だ。
http://store.americanapparel.co.jp/3408.html
コレも3,4色持ってると便利!
間違っても単体で着るなよ。タンクトップはTシャツの裾とか首もととかから色を覗かせる役割だ!
いわゆるレイヤードってやつです。
裾から少しはみ出る丈のサイズ感のを買おう。
色はアースカラー系が便利。
アスファルト・オーガニックナチュラルあたりかなぁ。コレもピンクあると便利。
なんか脱オタガイドみたいなのでよく目にするけど、ピンクは差し色としてかなり優秀。
今の季節には暑いけど、秋冬ものが入荷し始める時期だし、お金に余裕あったら買っておきなよ。
これも、ビッグサイズは絶対避けろよ!
オススメは
ミスターハリウッドっていうブランドの灰色のパーカー(14000円ぐらい)
http://www.hfweb.jp/maw/archives/P-DSCN2013-thumb.jpg
http://store.americanapparel.co.jp/mt497.html(1)
http://store.americanapparel.co.jp/rsafs497.html(2)
http://store.americanapparel.co.jp/rsapdf497.html(3)
かな。
「アームホールが細くてスタイリッシュ」「パーカーの生地が薄めで野暮ったくない」という特徴があるから。
めちゃくちゃ汎用性は高いアイテムだから、持ってて損はないと思うよ。
アメアパのパーカー買うなら、最初は(1)がオススメ。無難すぎるけど。
ドット柄のとかパープルのとか上手く着こなしたら凄くカッコイイと思うけど、せっかく買ったので失敗したら嫌じゃん。
とりあえず、ボトム買うならコイツを心からオススメしておく。
517は綺麗なブーツカットが特徴で、足長く見えるからスタイルよく見える。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/gpa/img/levi_mb/517/517-0090-1o.jpg
新品をLevi'sストアで買ってもいいし、古着屋でも扱ってるよ。
俺は新品で買ったことないからわからんけど、新品で大体10000円ぐらいっぽいな。
古着屋だったら大体6000円??8000円で売ってる。
これのコーデュロイ版・スタプレ版もあるんだけど、個人的にはコーデュロイのベージュも着まわししやすくてオススメ。
デニムのときはジャストサイズで買うべきだけど、コーデュロイのは好みで1、2サイズ大きめでもOK
まぁ試着してみて考えてくれ。
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/129050-31
チノパンも持ってると便利!
コレは安いから、何着か試着して気に入ったサイズ・カラーでよし!
細い人ならあえてレディースのチノ買っても良いと思うよ。俺も持ってるし。
ただ、さっきの517もだけど、裾上げには気をつけろよ!
大体、座ってるときに靴下が見えるか見えないかぐらいのレングスでOK
多分ちょっと長い!
だけど、裾上げあんまりしっかりしてあるとダサいよ?電車で座ったときに靴下丸見えとか。
あーあえて、8分裾にするのはアリだけどね!夏らしくて良いよ。
とりあえずローテクスニーカーは1,2足持っとけ。
とりあえず、入門用としてはコンバース、スタンスミスをオススメする!
517と合わせるなら、コンバースはハイカットがオススメ。ブーツカットと合うよ。
最初に買うなら、
http://www.rakuten.co.jp/hi-fine/673913/680395/835680/
http://www.rakuten.co.jp/hi-fine/673913/680395/688110/
あたりでいいんじゃないかね。あんまり凝ったんじゃなくてオーソドックスな。
スタンスミスもノーマルなスニーカー。とりあえず何にでもあわせられる。
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_gold/z-craft/1002/10020461/10020461-1.jpg
ここら辺もっときゃ問題ないよ。
毎日スニーカーっていうのもアレだし、ブーツも1足持っとくと着こなしの幅がかなり広がるからオススメ。
ただ、ブーツは高い!安いの探したら探したで古着屋で買えるけど、履き心地はまさにコンクリートだということを覚悟しておけ。
最初だし、買うのはこういう編み上げブーツでいいんじゃないかな!
http://img05.shop-pro.jp/PA01017/026/product/7456693.jpg(37800円)
http://www.at-scelta.com/img/item/5031005004_vari_ex_2.jpeg(40950円)
ただ、やっぱり最初は高いと思うだろうし余裕があったらで良いよ。
良いブーツを求めていったら平気で10万超えるがな・・・!
ブーツインは簡単にお洒落っぽく見せることができるけど、本当にお洒落な人からは侮られるかもね。
こいつブーツインしとけばお洒落だと思いやがって・・・みたいな!
とりあえずブーツインするなら、517をインするのはやめなさい。
ブーツカットっていうのはブーツを下に履いたとき一番美しくなるように作られてるんだから。
かばんに関しては、1個ポーターのを持って置けば即戦力間違いない。
オススメはここらへん
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/tanaka-porter.com/g/951-09239-10/index.shtml
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/tanaka-porter.com/g/592-07509/index.shtml
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/tanaka-porter.com/g/707-07171-10/index.shtml
ショルダーは楽。ボストンはカッコいい。
好きなほうでいいよ。
リュックはダメなアイテムじゃ決してないけど、もう少し目を肥やしてから挑戦した方が、オタクっぽく見えないと思うな。
付けてて嫌味じゃなくて、安っぽくないのを狙おう。
http://img05.shop-pro.jp/PA01017/026/product/6072018.jpg
http://img05.shop-pro.jp/PA01017/026/product/6148255.jpg
http://img01.hamazo.tv/usr/soup/P1030543.jpg
こんなんとかね。
あんまり金属金属してるやつとか、鋲がいっぱいついてるのはオススメしない。
レザーのアイテムは主張が激しくなくて良いと思うよ。
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さて、どうですかね。
俺はまず外見がダメだから、お洒落しても意味がないとか言ってないで試してみましょうよ。
お洒落なんて自己満足、だけど、その自己満足で完結してる部分を褒められるのは嬉しいもんです。
例えば、オタクでいいやと思っているあなたが「よつばと」を母親に読ませたらめちゃめちゃハマったのが嬉しかったっていうのと同じ。
もし、心無い言葉が返ってきても所詮は「自己満足」、その盾があれば傷つくことはありません。
それに、今までファッションになんの興味がなかった人が服とかに気を使い始める、それのなにがいけないんでしょうかねー
気を使わないよりよっぽど良いのに。仲間が減るのが嫌なのかな?異性にモテようとするその態度が嫌なのかな?
服に使う金がない、そんな金あればゲームやDVD買う、それでも結構。
だけど、それで他の人が一歩踏み出そうとしている足を引っ張るのはやめてくださいね。
ふと思い立って、クローゼットの中身を書き出してみる。
・冬用コート×3
・ジャケット×4
・セーター×7
・カーディガン×6
・長袖カットソー×15
・長袖シャツ×3
・半袖カットソー×10
・半袖シャツ×5
・Tシャツ×5
・ジーンズ×3
・パンツ×6
・スカート×8
・レギンス×2
・パンプス×3
・スニーカー×3
・ブーツ×5
・ショートブーツ×1
思い出しながら書いたけれど、本当はもっとたくさんある気がする…正直、クローゼットぱんぱん。こんなに服があるのに、毎朝着ていく服がないー!となるのは何故。週末もまたパンツ1つ買っちゃったー。
ちなみに26歳女、カジュアル服勤務。
みなさんのクローゼットの中身ってどれっくらい入ってますか?
飛ぶ鳥を見ていた。大口を空けて、体を仰け反り阿呆のように空を舞う鳥を見ていた。鳥が自由の象徴だなんてステレオタイプに過ぎて笑い種かも分からないけれど、それじゃ、自由って何さ。何処へでも行けることだし、踏む二の足がないということだし、生まれ変わりを信じないということだ。必要がないということだ。
仕事は至極簡単で、かつつまらないものだった。アルバイトのほとんどがつまらないのだろうけど、僕の仕事はその中でも群を抜いてつまらないものだと自負している。自信がある、雇用主には悪いが。
客がひとりも来ないので、頬杖を突いて馬鹿みたいなエプロンを首からぶら提げて、馬鹿みたいなカウンターに椅子を出して座っていた。店長が来ないのをいいことに、半分寝てもいた。実際見つかったらとんでもないことだ、僕はまだ辞めるわけにはいかないのだから。それがどんなに馬鹿みたいな仕事だとしても僕に金銭を齎すことには変わりがない。それに少々の借金もある。前のアルバイト先でのような失敗を繰り返すわけにもいかない。前の失敗というのは要は遅刻したのを咎められて店長を殴ったんだけれど。どんな馬鹿みたいなエプロンだって、僕の馬鹿さ加減には適いやしない。
僕の就業時間が終わる。深夜、空気が冷たくてシャッターを閉めるときに流れ込んだ外気が異様に硬かったのが印象的だった。吉田さんが僕に声を掛ける。
「裏のダンボールも入れないと」
とても澄んだ高い声が眠った脳に響く。
「ああ、オレやるよ」
礼を言うようなことでもないのに、彼女は礼を言う。だって僕はここの従業員なのだから。僕は店の裏手に回り、高く積み上げられたダンボールのひとつを両手で抱えた。屈めた腰を上げると重量が膝まで音をたてるかの錯覚で、響く。腰にくる。以前、ヘルニアで入院したことがあったので少し危惧した。視界の隅に、影。
「んしょっ」
少し喘ぐような、うめくような可愛らしい声を出して彼女はダンボールを持ち上げた。吉田さんだった。
「いいよ、オレがやるから」
僕は主張したのだけれど、彼女は持つのをやめない。
「だって、前にヘルニアやったじゃない。ふたりで片付けた方が早いし」
彼女はそう言う。それで、僕はそれ以上は何も言わなかった。ただ、感慨に耽っていた。
「あたしの方が多分力あるよ」
そう付け加えた彼女は月明かりに照らされて、美しかった。
「まだ、腰かばう感じある?」
吉田さんはそう尋ねた。
「うん、まぁ、少しね。でも大丈夫だけど」
隣を歩く彼女が覗きこむように僕の目を見る。実際、膝の皿の下あたりに水が溜まるという事態になり、注射でそれを取り除いたりもしていた。腰を庇う故の膝への負担である。自己紹介的に話した僕の入院歴を彼女はきちんと記憶し、また気遣ってもくれた。長女故の優しさか、あるいは他のもっと何か別の、よそう。
彼女と初めて顔を合わせてから暫くが経つ。随分もう同じこのシフトで働いていた。僕としてはありがたかった、何しろ僕は人見知りが激しく、またぶっきらぼうな物腰のおかげでとても接し難い人物であるのだ。
「今日は家寄る?」
彼女は尋ねる。
「コーヒー飲ませて」
僕は言う。僕は初めて彼女の部屋でコーヒーをご馳走になってから、いつもこの言葉を期待している。いつもだ。
吉田さんの部屋は可愛らしい。余計な物がなくて簡素だけれど、可愛らしい。
「まだ両親とうまくいってないの?」
彼女は言う。
「…うん、まぁね」
言葉に詰る。僕が彼女の部屋に寄るのも深夜のアルバイトをしてそれ以外の時間は寝てだけいるのも、単に僕と両親の不仲によるものなのだ。彼女はひとり暮しだが、両親とも妹とも仲が良い。それはそうだろう、彼女を疎ましく思う人間などこの世にいる筈もない。忌々しい僕に限った話だ、そんな幼稚な事は。
淹れたてのコーヒーが産声ならぬ湯気を上げる。どちらも湯のイメージ、下らない連想、下らないレトリック。僕の下らない悪癖、嫌気がさす。
「暖房利いてきたね」
紺色のニットのカーディガンを脱ぎ、七部丈のカットソー姿になった彼女は暖房を切らずに言った。決して「暑い」と言ったり、「消す」と尋ねたりしない。だから僕は彼女が気に入っている。クソ忌々しい母親みたいなことも言わないし、親父のように小言も言わない。「親友」と呼びかけたりもしないし、「ちゃんとしなよ」と余計な心配もしない。彼女は全ておいて良い塩梅で、僕と付き合ってくれる。
「ミルクある?」
「あるよ」
吉田さんは立ち上がり、台所からミルクを5つ持って来た。暗にもう二杯ばかし飲んでも良いということなのかも知れない。そういう暗喩なのかも知れない。
僕は以前は部屋に貼ってなかった壁の数枚の写真を見咎めて言う。
「あれ、これ何?」
「へぇ」
意外だった。彼女は合宿なんて行かないと思っていたからだ。例え存在したとしても彼女は断るものだと思っていたのだ。はなから考えに入ってはいなかった、当たり前だと思っていた。
「戻る気ないの?」
「いや、まだなぁ」
休学したばかりですぐさま復学するのはないにしても、いずれ、だとしても、まだそういう気にはなれないのだ。僕は「まだ」と言ったが、本当は戻るつもりはなかった。例えば彼女に会うためだけには学校に戻れない、こうして会えているからだけではなくとも。
時計は4時を回った。
「面倒なら泊まれば」
僕は面食らった。予想外の言葉であったからだ。僕の家はここから歩いてだって15分くらいだし、帰れないということはありはしないのだから。電車だって使わない距離なのだから。彼女は恐らく僕の心情と事情を理解して、そういう彼女一流の許しと癒しを持って僕に接してくれたのだろう。
「あ、もうそろそろ寝るの?」
彼女は僕と違い、朝が早い。僕は1日ぶらぶらしているだけだから良いが、吉田さんはそうもいかない。
「寝るけど、まだ平気だよ」
「じゃぁ、寝るまではいる」
僕はそう言った。
「ちょっとトイレ入ってて」
吉田さんはそう言った。僕は言葉に従い、取りあえずユニットバスの扉を開け中に入る。ガサゴソという何かをしている音が聞こえるし、胸が高鳴る。僕も馬鹿じゃないから。
「いいよ」
扉を再び開け外へ出る。彼女はゆったりとしたパンツに履き替えて、長袖の薄いTシャツに着替えていた。薄いTシャツの下は下着をつけていない。欠伸を隠す仕草で口を覆ったとき、薄いシャツに乳首の形が浮き出る。僕は心臓が破裂する。
「何か貸そうか?」
「いや、いいよ」
「じゃ、寝るか」
凄い早さで胸が打つ。彼女が目を閉じ、それで僕は彼女が何かを待っているのだと確信して彼女を抱きしめた。更にドンドンと胸が打つ。僕は吉田さんの唇を塞ぎ、薄いシャツを捲り上げた。薄明かりの中、伏せたお椀型の暖かい空気な中では蕩けそうな胸の先に口をつける。ボタンのないゴムのパンツに手を差し入れて、弄る。僕は荒い息遣いで全身を弄った。彼女は声を上げなかったが、気付かなかった。
「あのさ…」
吉田さんの声は「ああん」ではなく「あのさ」だった。聞き間違いではなく、「ああん」ではなかった。僕は突然我に返る。隆起したものも急速に恥ずかしさで萎える。似ているけれど「ああん」と「あのさ」ではすごく違う。
「ごめん、嫌だった?」
僕はわけが分からずに尋ねる。焦る。
「いや、嫌じゃないけど、するの?」
彼女はそう言った。僕は何て答えて良いものか分からない。「する」の反対は「しない」で、「するの」と尋ねるということは「しない」という選択肢もあるということで、果たしてそれは僕が選択することなのかどうか、もしくは「するの?」は「マジで?」ということかも知れない。彼女は僕を罵りはしないだろうが、そういう気持ちは存在するかも知れない。僕の唾液が付着した部分が光っていた。
僕の借金の話をしようか。
僕が少々の借金をこさえた事は話したけれど、一体どんな理由かは話していない。理由はいらないかも分らないが、簡単に言うと罰金刑だ。
僕が学校を休学してはいないが事実的には進級が不可能になった頃、毎日繁華街で何をするでもなく、ぶらぶらしていた。その頃属していた劇団での立場が急激にまずい事になっていた時期で、役も貰えなかった。演出の奴を殴ったせいでもある。わざわざオーディションを合格してまで属した劇団だし、それなりに楽しかったのだけれど、どうもうまくいかなくなっていた。その折、街で喧嘩になった。
全く僕が悪い。何故なら僕が売った。3人組の若者がいたので、そいつらに聞こえるように酷い言葉を呟いた。彼らは一目見て良い恰好しいだと分ったけれど、人並み以上にプライドが高かったらしく応じてきた。3対1の殴り合いになり、勝てそうもなかったのと異常にムシャクシャしていたのとで、刃物を出した。刺してはいないし、少々斬りつけた程度だったけれど、そこで御用になる。実刑にならず、親に肩代わりして貰い今に至るということだ。それでも釈放されるまでは地獄のようだったが。
「するの?」
彼女が悲しそうな顔でそう尋ねた後、僕はまた急速に隆起していた。
再び下着の上から当てた指を動かすと、彼女はとても大きい声を上げた。僕は勢いづいて下着の中へ指を入れて動かす。隣の部屋まで響くような声を、彼女は出す。それから僕は吉田さんの着ているものを脱がした。
「あれ?」
僕は自分のものを彼女の入り口に押し当てた瞬間、不思議な感覚に襲われる。
「あれ?」
もう1度呟く。
「あれ、あれ?おっかしいな、クソ、何でだよ」
最早泣きそうだった。
「気にしないほうが良いよ」
そして彼女はこう言った。
すごい、何もかもが嫌だった。生まれたことすら呪った。僕は学校も両親も兄弟も学友も教授も店長も災害も事件も平和も金も芸術も僕も、何もかもが嫌だった。一番は僕だった。クソ忌々しいアルバイトでこつこつ日銭を稼いで、こつこつ自身の一部分を削って量り売りするのだ。テレビをつければ、クソ忌々しいワイドショーがタレントのセックスを追いかけて、クソ忌々しい番組が馬鹿みたいな笑いを押し付ける。僕は可笑しいときには笑えないし、笑いたいときには笑えない。そういう風につくられているのだ、この国は。いやこの世界は。クソ忌々しい。
爆発しそうだった。最早爆発しか許されていなかった。殺しは許されていなかった、だから爆発しかなかった。僕は何かを巻き込むことが許されていなかった。誰かを巻き込むことを望まなかった、だから、ひとりで、誰とも関係なく、たったひとりで、誰も知らないところで、生まれ変わることを決心した。
弟に車を借りた。僕は免許を持つが車は持っていなかった。
「明日、車貸してよ」
僕は深夜にそう告げた。彼は良い返事で快諾してくれた。二階の自分の部屋で、服を数枚と現金をリュックに仕舞い、地図を用意した。明け方、まだ誰も起き出さない時間帯に自動車のキーを握り締めて荷物を背負い、エンジンをかけて出発する。さらば、僕の生まれた町よ。
国道を快調に飛ばす。明け方は車の数も少なく、頗る順調に進路を北へ向け走った。途中、お腹が空いてコンビニエンス・ストアでおにぎりを買い駐車した車の中で食べた。もう大分町からは離れた。僕は嬉しく思う。遣り直せる、僕のクソ忌々しかった人生はし切り直せる。ただ少しだけ違った、掛け違えたボタンを掛け直せるのだ。誰も知る人がいない町で、何も知らない町で、僕がどういう人間かを知る人間のいない町で。煩わしい些事や柵、絡め取られた手足の自由を、フルに、全開に、僕という人間の素を元を、僕を形作る構成する根の部分で、僕は生きることが出来る。下らないアルバイトともさよならだ。
また休憩のためにコンビニエンス・ストアに立ち寄った。
街灯が点る。
僕は携帯電話を取りだし、吉田さんに電話を掛ける。出ない。もう1度掛ける。
「はい、もしもし」
彼女が出た。
「あのさ、今何処にいると思う?」
「何?何処?分らない」
「なんと、××県にいます。さよなら言おうと思って」
「え?何?何言ってんの?」
彼女は本当に事情が飲み込めないようだ。当然と言える、何故なら僕は去るのだから。そういうものだ、別れとは。
「オレねぇ、遣り直すよ。誰も知らないところに行って、何もかも全部遣り直すんだ。弟から車を借りてさ、ここまで来たんだよ。アルバイトは後で電話して辞めるって言うんだ。お金は心配ないんだよ、実はさ、オレ結構貯金あるんだよね。50万くらいはあるんじゃないかな。朝、銀行が開いたら一番に金おろして、それで、部屋借りるんだ。多分、足りるし、当座暮すには困らないと思う。親に払う借金を返済滞らせてさ、密かに貯めていたんだよ。それで、部屋決まったら仕事探すんだ。オレひとりが暮す分ぐらいは稼げるよ、オレ若いし。そしたら、遊びにおいでよ」
僕は言いたいことを早口で、興奮しつつ一気に喋った。
「車貰っちゃうの?」
彼女は訊く。
「いや、返すよ。だって維持出来ないし、可哀相じゃない。落ちついたら弟だけには連絡して、取りに来て貰うんだ。そしたらオレが生きてることも親には知らせて貰って、捜索とかも止めて貰う」
「心配してるよ」
「あいつらの心配なんか関係ないよ。オレの気持ちは分からないんだもの。育てたのはあくまで「息子」であってオレじゃないんだから」
「そんなに働けないよ、大変だよ」
「大丈夫だよ」
「腰は?痛くならない?」
「それも大丈夫だよ」
少しの沈黙があった。
「何で何処かに行かなきゃならないの?」
「同じ場所にいたら何も変われないからだよ」
「違う場所に行ったら変われるの?」
「多分」
「あたしを嫌になっちゃった?」
「そういうことじゃないよ。だから、生まれ変わるためには全部捨てなきゃならないんだって」
僕は少々イラついていた。水を差された気になっていたのだ。
「この前のこと、気にしてるの?」
「違うって!」
つい怒鳴ってしまう。
「オレの人生だ、オレの人生だ、オレの人生だ。好きなことをして暮すんだ、何も煩わしいことに関わらず、オレは本来のオレのままで、オレの人生なんだ!」
僕は興奮していた。
「今まで、本当じゃなかった?」
「あたしと会っていたのは違かった?それも本当じゃなかった?辛かった?」
僕は答えられなくて沈黙した。そして重い口を開いた。
「だって、付き合えないもん。彼氏いるもん、何も思い通りにならないもん、バイトして、家に帰って、寝るだけだもん」
「あたしと付き合えれば帰るの?だったら、いいよ。付き合おう。だから帰ろう?」
「彼氏は?」
「別れる」
「違うよ、違うもん。それじゃ、意味ないもん」
涙が何故か止まらなかった。さえずる小鳥のように止まない。
「ねぇ、好きなことって何?」
彼女は尋ねる。
「分らない」
「見つからなかった?」
「うん」
「見つけようか」
「うん」
だけど涙は止まらなかった、ただ眩いコンビニエンス・ストアの明かりが滲むのを見ていた。彼女は静かに言う。
「帰ってきて」
「うん」
僕は車の中に常備したティッシュペーパーの箱から数枚を抜き取り、思いきり鼻をかんだ。キーを回し、サイドブレーキを下ろす。ぼんやりと浮かんだ月から漏れた光りが白い車体を照らして、僕は誰も知らない土地で生まれ変わり損なった。
吉田さんの部屋の前で車を止める。彼女は僕が車を着けるずっと前から部屋の扉の前で、二階の柵ごしに階下を見下ろしていた。車のドアを開けて体を半分出して見上げると彼女は真っ青な顔色で今にも倒れそうなぐらい儚げにその華奢でか細い体をやっとの思いで支えているように見えた。彼女の吐く息は白く、そしてまた僕の吐く息も白い。
「おかえり」
頬を紅く染めて、安堵した顔つきで吉田さんは言う。
「ただいま」
僕は言う。
コインパーキングに車を停めて、彼女に連れられ部屋の中へ入る。力なく吹いた風の力ですら吹き消えそうな程彼女の体は軽い。よろける彼女を後ろから支えた僕は思う。そして驚く程冷たかった。暖かな暖房の利いた部屋で、紅潮した顔のまま彼女は熱いコーヒーを淹れてくれた。ぽつぽつと話し出す。
「いいところだった?」
「景色さえ変わらなかった」
「そう」
異変に気が付き、瞳の潤んでいた吉田さんの額に僕は手のひらを当てた。良い匂いがふわりと漂う。
「熱あるじゃん」
「平気よ」
彼女は笑って言った。
「ただちょっと暑いだけ」
「布団敷くから、横になりなよ」僕は慌てて布団を敷く準備をする。
彼女はにこりと朝露の弾ける様のような笑みを零した。苦しさは微塵も見せずに。
薄明かりの中、彼女は僕の手を握る。
「もし迷惑じゃなかったら、手を握らせていて」
咳き込みながら言う。僕は首を左右に旋回させて、掛け布団を捲り体を滑り込ませる。彼女は「うつる」ことを危惧したが、僕はそんな些事を物ともしなかった。取り合わなかった。
「不安だったの」
弱弱しい声で彼女は言った。彼女の常は気丈で、ついぞ聞いたことのないような微弱な周波であった。彼女は僕のズボンの股間に手を這わせた。地形のアップダウンをなぞりひた走るラリーカーのように、布に浮き出た隆起を指で擦った。僕は何も言わなかった。ゆるりと伝わる快感に身を任せていた。布団の中の暗闇で、見えぬところで、僕のズボンのボタンが外されジッパーが下ろされた。下着の上から力任せに擦る。
彼女の手の平は汗がじっとりと滲み、湿気の多い指で、心得た動きで、僕を誘導した。短く空気を切るような吐息が僕の口から漏れる。奮い、僕は彼女の手の甲に自らの片方の手を添えて、静止した。
「大丈夫だから、しようよ」
彼女はまた咳き込み、言う。
僕はゆっくり首を振った。
「違うよ、あたしがしたいの」
手の平を彼女の両目を覆うように翳して、僕は言った。
「今は体が大事だよ」
「大丈夫だよ、ねぇ、触って」
彼女は明らかに何かを焦った。そして僕は告げる。
「吉田さんが大好きです。何よりも好きです。眩しくて、頭の芯が痺れて、でも自分を省みたときに、だから嫌になる。だから変わろうと思った。でも実際は逃げただけだった」
しばしの静寂が息を呑む。
「オレ童貞なんだよ」
彼女は目を丸くしていた。僕は笑わなかった。
「分った、大人しく寝る」
切迫感のない表情で静かに言った。閉じた目で何か考えた後、瞼を勢い良く開けて彼女は言う。
「口か手でしてあげようか?」
「え」驚き、躊躇する。
「ご褒美」
そう言って彼女は布団の暗闇の海、奥深くに身を沈めた。
僕は演じていた。長い間、ずっと演じ続けていた。
初めて物言えぬ恐怖を覚えてからというもの、中断なく設定した役でい続けた。その僕は、臆することなく人並み以上の胆力を持つ。髪の毛の色を奇抜にすることでピアスを沢山開けることで人々の好奇な視線に晒されることで、周囲の恐い視線に怯える僕を畏怖の対象へと格上げさせた。ケンカを振っかけることで、襲う側へ回ろうと思った。全ては遠ざけることで僕という個を見つけ易くする目的であった。本当の自分は分らなかった。奇しくもそんな僕が劇団に属し、役者という付加価値を欲した。僕は役者ではなかった。演じていたが、役者ではなかった。ラインが曖昧になり、殊更僕が分らなくなった。
幕が降りた後も僕はステージに上がり続けていた。観客は帰り、拍手のないところで、僕は演じ続けた。
ファッション、薀蓄、趣味嗜好、どれも僕は救ってはくれなかった。もがき、救いの船を待った。
そして天啓、変わらなければ。
この宇宙の下、僕はもがき続けた。
下らない世界、下らない日常、思いは変わらない。無限の可能性を持たされて生まれた筈なのに、僕に出来ることはあまりに少ない。
希望があった。
それは小さくだが、微かに光を発した。
この宇宙の下、僕は生きていた。
下らない世界、下らない日常。固定された首も癒え、あたりを見回すと僕は生きていた。死んだ方がましだと思っていたことはそうでもなかった。死ぬ程ではなかった。何故なら僕は生きていたのだから、それを手放す程ではなかった。気持ちが良かった、気持ちが良かった。
僕は自由に向けて旅立つ。野放図な精神が蔓延る地へではなく、自らの由に向かい、僕の僕の、僕へ。自由はアメリカにはなかった、自由はほかの素晴らしいくににもなかった。他の何処でもない僕の心の平原にあったのだ。生きるのならば、ここで生きる。理由が必要なら彼女のいるここで。
http://anond.hatelabo.jp/20080223023724を受けて。
ファッション誌ってなんのためにあるの? と先日彼女との間で話題になった。
トレンドにあまり左右されない保守的で地味で上品なセンス(ウィキペより)なら、毎月毎月バカみたいに雑誌買う必要ねーじゃん。
新たな要素を取り入れずとも、もう決まり切ったスタイルなわけでしょ?
一冊500円くらい?で、一年で6000円ならカットソーの一枚や二枚余計に買えるっしょ(ここらへんオタク発想だが)。
買う必要があるにしても、毎月買わなくてもいいんじゃないの?
それに流行取り入れるだけなら雑誌じゃなくても、街ゆく人見てりゃいいし。
なんていうか、話題や流行に乗り遅れたくないから買ってるようにしか思えない。
女向けメディアの煽り方はいつもこの手法だなあ。トレンディドラマ(笑)の頃から。
んで、彼女にそんな話をしたら、「読み物としても面白いよ」と言った。
よく中吊り広告で見る「一週間着回し」「1ヶ月モテコーデ」みたいなやつが面白いとのこと。
モデルが着回しやコーデを披露しているらしいんだが、モデル自身がやってるのではなく、キャラ付けされた架空の人物として披露していると。
んでその人物像がたいてい広告代理店や出版印刷業界のOLかスッチー。まあここらへんは雑誌の傾向にもよるのかも知れないけどね。
そんなOLの羨望の的が「今日は大事な会議、でもしっかりキめないと」みたいなアオリとともにくっさい決めポーズをしているというわけ。
彼女の分析によると、たいてい彼氏がいる、でも毎週のように合コンをしたり、取引先の男性にときめいている場合が多いとのこと。ビッチ御用達。
こんなの見て喜んでるなんてさすがスイーツ女どもwwwと思ったんだけど、俺はこれをどこかでみたことがあると思った。
ステレオタイプな女、クサい決めポーズ、女が書いてねーだろw的なアオリ・・・。
そしてよくあるセックス特集。
これらが指し示すものはただひとつ!
そうだ! これはエロ本と同じ構図なんだ!
「そう、そのままこっちに来て!」みたいな親父センス丸出しのアオリ、
ありきたりなポーズが並ぶし、看護婦だの女子高生だの決まり切ったコスチューム。
文章派を満足させるためのセックス体験記(ただこっちの場合は風俗だったり妄想だったりする)。
ということで、俺の中では、女性向けファッション誌は、女性版デラべっぴんということになっている。デラべっぴんも読み物として面白かったし。