■選挙バイトやったことある

演説会場の設営作業だけど、めっちゃ楽だった

• 1チーム5人、複数チームに分かれて作業
• 1チームは基本1日1箇所でのみ作業(1日3時間以内)
• 無地のハイエースで演説会場へ行く(荷物は積みっぱなしなので積み込み作業なし)
• 都会の選挙区内の移動なので所要時間10分程度
• ほとんどの会場は看板1枚と幟1本を立てるだけなので5分以内に終わる
• 稀に椅子や座布団を並べる作業が発生するが数十人程度の集会なので10分もかからない
• 設置作業後は演説会が終わるまで車中待機
• 演説会が終わったら撤収してその日の仕事は終わり
• 選挙最終日だけは大きな体育館だったけど、バイト全チームとボランティア運動員の総掛かりなので大した作業量ではない

仕事より移動中や待機中に馬鹿話してゲラゲラ笑ってた時間の方が長い

ある時、民家での演説会で座布団並べ終わってお茶出し手伝おうとしたら、「指示してない作業はやらないで！」ってめっちゃ怒られた

有権者へのお茶、コーヒー、茶菓子程度の提供は認められてるんだけど、それはボランティア運動員の仕事であってバイトの範囲外だと

ボランティア運動員は何でもやっていいけど、金貰うバイト(労務者)がやっていいのは頭を使わない単純労働(機械的作業)だけ

お茶出しは単純労働で問題ないという話もあるけど、その時は絶対ダメと言われた

プログラムされたことしかできないロボットに徹すればいいだけなんだけど、それはそれで逆に難しかったりする

他にもいろいろ細かった

• 設営作業では必ず所定のウィンドブレイカーを着用
• ウィンドブレイカーは車内保管で自宅への持ち帰り不可
• バイトは選挙事務所内に荷物の持ち込みは最小限
• バイトは有権者と会話してはいけない(挨拶はOK)
• 有権者と接触の多い駅前や広場などでの演説会の設営作業をバイトはやらない
• もしバイトが有権者に話しかけられた場合はボランティア運動員へ誘導する
• 金の支払いは別会社経由で選挙事務所内では金銭の授受は無し
• バイトへの弁当や飲み物の支給は一切無し(弁当や飲み物の支給はOKだけど、届け出作業等が面倒らしい。冬に1日3時間以内の業務だったので問題なし)

でも演説会場前を徐行する目付きの悪い男たちの乗った不審車(実は警察車両)を頻繁に見たら、神経質になるのも理解できた

今は誰でも簡単に動画撮れるし、それをSNSに投稿する人も多いからもっと大変だろうな

Permalink | 記事への反応(1) | 10:48

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