2023-01-30

万人がAIに取って代わられ、マラソンランナー棋士のように「人間なのに凄い!」で食っていく世界

まり地獄だけど、あと20年ぐらいで来る可能性はあるな。

何をやらせてもAIの方が上になって人間存在価値が「人間である」だけになる世界が。

芸術科学AI発症の発展ばかりの世界政治倫理共感さえもAIの方が上になる。

既にそれが起きている世界が「陸上選手」や「ボードゲーマー」だ。

彼らはもう機械に敗北している。

プロ棋士試合中に対戦相手AIの手を借りたと勘違いするやいなや界隈全土を巻き込んで大暴れをした。

もしもAIなんて全然したことがないなら「こんな重大局面ピコピコ相談か?気が狂ったらしい」で終わっただろう。

だがそうはならなかった。

終盤における決定力、序盤の定石力、そしてついには分水嶺における発想力さえもAI棋士は身につけている。

プロをやっている棋士ですら、100%フルパワーのAI相手には苦戦する世界だ。

ゆくゆくは棋士存在価値は「人間なのにAI並だ」という評価を得ることだけになるだろう。

そこにずっと昔にたどり着いている職業がある。

陸上競技である

なぜなら彼らが本気で走るよりも馬やチーターの方が早いからだ。

人間十八番と言われる遠投ですら、ルールを正しく把握したゴリラや象が相手ならば負けるだろう。

そんな世界にずっと大昔から彼らはいる。

古代コロッセオにおいて奴隷解放寸前の闘士が最後にぶつかるのはライオンだ。

生身でぶつかれば人は多くの獣に劣る。

から道具を使う。

だが、それで結果を出しても道具が凄いだけなのではないかという疑問が残る。

そこに挑む者たちこそが、様々なスポーツ競技者

中でもシンプルに圧倒的に動物に負け続けてきたのが陸上競技者だ。

複雑なルールのない世界人間に勝ち目はない。

もしも競馬ゼッケンを付けたトラック選手乱入したとして、大穴狙いでも彼に本気で賭ける人はいるだろうか?

今後AIが発達すれば誰もがこういった「人間であることだけが最後の砦」という価値の中で生きることになる。

人間よりも優れるものに囲まれ人間自分でやる必要がない事実を突きつけられながら、エンターテイメントとして「人間であること」を売り続ける社会だ。

俺は地獄だと思う。

というかこんなのにすでに耐え続けている連中は本当に凄い。

チーターと比べたらウサイン・ボルトなんて雑魚ですよ」という画像図鑑などの定番だが、世界一の栄光を得てなおこうやって晒し者にされる人生をよく生きる気になるなと

  • 人間と比べたら弱者男性なんて雑魚ですよ

  • 何にも問題無いと思うけどなあ。 今から150年ぐらいすると、AIが世界を支配管理する支配者になって 人間は彼らのおじいちゃんおばあちゃんみたいな感じで、アイドル的に扱われると思...

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