アホな信者が祭壇に向かって居る訳も無い神様を崇めてるどうしようもないカモ集団とかマジで思っているのですかね。(まあ悪質なカルトだとあながちそうではないとも言い切れない気もするが)
ネットの人が絶大の信頼を置く法律とか科学とかの客観的っぽい概念だって所詮人が勝手に考えたもので(本質的に存在したものを「見出した」という考えもあるかもしれないが、面倒なので置いておく)、なぜこれが良い?なぜこれは悪い?その理由は?なぜなぜを繰り返したらどこかで必ず価値判断の問題にぶち当たるし、そもそも自然科学に至っては価値判断の問題についてはノータッチだろう。
人はなぜ生きるのか。そんなものはない。ハサミは紙を切るために、電卓は計算をするために存在するが、人は別に目的を持って存在する訳ではない。生き物はその辺の石コロと変わらずただただ不条理に存在する。何の意味も価値もない。しかしそれだとあまりに生きるのが空虚になる。不安で仕方ない。
そこで神様は人が何故生きているか教えてくれる。何故なら神様は全知全能だから。全知全能について論理的に何かしらの矛盾がありそうであったとして、それは人間側が理解できないだけで、人間の概念を超えた所で全知全能は成立し得る(かもしれない)。
絶対的な価値を得ようとしたらどこかで必ず思考停止しないといけないし、絶対的な足場があって初めてその上に色々なものを積み上げていける。
その思考停止は信仰と言い換えても良いと思う。人権思想を信仰するのか、宗教を信仰するのか、自由意志を信仰するのか、実存主義を信仰するのか。
社会、文化によってどれが主流として選び取られるかは違うけども、大切なのは信仰で、その中身が何であろうが実のところ大して変わらない気もしますけどね。
余談ですけど人生なんて遺伝とか環境とか生まれで全部決まっちゃってさァ!みたいな決定論じみた事言うけど神への信仰とかは特にない、ただただ自分を無意味な運命の操り人形だと思ってる人ってマジで何をモチベーションに生きてるんですかね。
俺は神だけど、人が何故生きているかを教えたことなんてないし、全知全能でもないぞ