2022-09-13

国葬の是非という不毛な争い

キッシーがかなり初期の段階で国葬判断をしたのは結果的勇み足となったわけだけど、まさかその後に、こんなに統一教会問題炎上して国葬の是非にまで影響を与えると思っていなかっただろうから、当時を思えば致命的な判断ミスであったとも言えないな。近年で最大の権力者だった元総理が白昼堂々自作銃で暗殺されるという、日本史上に残る衝撃的な事件を受け、誰もが冷静さを失っていた時期で、総理も恐らくまだ冷静さを取り戻す前の決断だったのだろう。

自分は当初より、国葬だろうが内閣自民合同葬だろうがどっちでも良いと思っていた。慣例通りなら合同葬になるけど、選挙演説中の暗殺ということを考えれば、公務員でいうところの殉職による特進のような形で1ランク上の国葬という判断もありかなと。なので国葬を行う根拠としての政府説明にこの要素は欠かせないと思っていた。最近出た政府公式見解にもこの要素が盛り込まれており、まぁ納得。

あとはもちろん法的根拠のところ。国葬について明示された法令上の規定はないとのことだが、それは合同葬も同じで、合同葬と同様の理屈閣議決定でいけるとのこと。ひとまず法令違反しないということはわかった(もちろん、法令で明文規定があるのが一番良いけど)。

はたして、ここ最近の最大の政治的な争点が国葬の開催の是非ということになったわけだが、もうお互い理屈ではなく後に引けない状況になっているので、どんなに議論しても歩み寄ることがないとわかっていて非常に不毛に感じている。政府がどんなに議論を尽くしても反対する野党意見は変わる見込みはないし、野党がどんなに批判しても政府撤回することはないことが見えている。論点もだいぶ出尽くしたし議論するだけ無駄、という状況である

改めて考えると、やはり岸田総理決断を早まったのかな、という気がする。新型コロナ物価高など、明らかに他に高い優先順位政策について判断が求められる中、国葬にこだわって不毛な争点を作る必要はなかった。今後の改憲議論世論を味方につけるためにも国葬については妥協する、という戦略的判断必要だったのではないか

はいものの、今更決まったことをウダウダいってても仕方なく、決断した以上は、国益にかなうよう海外要人に厳重な警護をつけたうえで混乱なく国葬を執り行ってほしい。

※ 書いてみたものの、何だか論旨がわかりづらく、この記事自体不毛文章になってしまった感がある。。

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