2022-07-19

田舎地獄、都会も地獄

北海道田舎から自分東京大学に行き、一部上場企業就職したが、そこで心を病んで、最近実家に帰ってきた。

今は両親が都合をつけてくれた小さな会社で、半年ほど契約社員として働いている。

流石に自立してるとは言えないものの、子ども部屋おじさんとして生きていける程度の稼ぎを得ることが出来るようにはなった。

会社の人も自分の体調面のことは理解してくれているため、その点でも働きやすく、とても感謝している。

しかし、日々の絶望感がとにかくすごい。

服一つ買おうにも、地元イオンにはなんというかコレといった価格のものがない。

流石に20代後半の男がコレを着るのは…と思うものばかりだ。

趣味だった筋トレをまたやろうにも、ジムなどはなく、地元の老人が占拠してしまってるせいで使いにくい公営体育館しかない。

別の趣味だった音楽に触れようにも、かつてあったライブハウスコロナ実質的廃業をしていて、全く趣味でもないフォークソング系のギターが弾ける程度のバーギリギリでやってる程度。

あげく友達に連絡しようにも、彼らは東京札幌生活しており、小学校中学校で縁が切れてしまった人くらいしか地元には住んでいない。

はじめましてなんか求めてない。

かに、めちゃくちゃになってしまった自分が一人で東京で暮らすのは無茶だった。

それが今実家で暮らすようになったことで生活がなんとか建て直されてる。

社会に出たら趣味や友人なんて言わず淡々と働けというのもわかる。

ただ、職場実家の往復で、関わる人間が全員自分より15歳以上年上のこの空間で、なんとなく噛み合わない会話を続けながら死を待つのは少し酷だと思ってしまう。

きっとこれを読んだ人にこの絶望感は伝わらない。

というかこんなことで絶望している自分のほうがおかしいことも理解してる。

もっと根深い何かが存在していて、それが何か分かればまだマシなのかもしれないけれど、もう一度脳が狂った今の自分にそれは中々難しいようだ。

親には感謝してるし、期待に応えたい。

俺が普通に自立出来ると言って安心させたい。

やっぱりあの日三鷹駅で飛び込めていれば。

そう思いながらクローゼットの中のベルトをどう使うか考えてしま自分は定期的にやってくるんだ。

  • 生まれも育ちも岐阜で、仕事もそのまま地元でやってたけど、もう岐阜を飛び出したすぎて今遠い場所で仕事の縁作りしてるアラサーだけど、 東京はさすがに(人間が強すぎて)住めん...

  • むしろ生きること以外に欲が出てきてるのは良くなってる証拠じゃん、やったね その欲と向き合って満たしまくると立派な躁鬱になれますよ、やったね とりあえずお金を貯めてみようぜ...

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