今から「俺の天才的な頭脳で軍師ムーブすれば異世界なんて余裕!! みたいのに比べたら チート貰いますそれで無双します の方が謙虚だよね」という話をします
この発想の謙虚さたるや。
むしろチートがなければ無双なんて出来なくて当たり前と言わんばかりである。
まずチートありき。
チートがあってようやくそこから頭脳戦もどきがスタート出来る。
これは本当に凄いことだ。
テレビゲームなら難易度選択で「俺、自信ないんでVERRY EASY選びます」と最低難易度をポチるようなものだ。
「チートさえあれば俺だって」という強がりは、「チートがないなら俺は……」という弱気そのものである。
なんと謙虚なのか。
もしも自信過剰な作者であれば「チートなぞ不要。現代知識の応用だけで異世界の間抜け共なんてアッサリ手玉に取れますよ」と作品を通じて自分の発想力や知能のなんと優れたるかを見せたがるだろう。
周りがチートを持っている中でチートを持たない主人公が知恵と工夫で無双する作品を一作読めば、作者の「どう?主人公メッチャ頭よくね?つまり俺めっちゃ頭良くね?だって作者より賢いキャラは出せないからね?これから主人公もっと頭良くなるけど、それがどういう意味か、わかるか?」というくっそうぜえ自慢げな天の声が聞こえるようではないか。
単にその世界にチートという概念がない作品であっても、主人公がチートを持たずに無双する作品における作者の自意識たるや。
異世界で日本の普通の料理を披露するだけで大大天才扱いされる主人公に自分を重ね、「そっか、俺って現代に産まれただけで天才なわけじゃん?」と日本人凄いをもっとヤバくしたような毒に脳をドップリ漬ける読者よお前のその自信はいったいどこから溢れてくるんだ。
チートなしで無双するとは「元々の日本人の俺が天才なんだよ」という自慢以外の何物でもない。
みにくいアヒルの子ですら結局は白鳥になっただけで満足したのに、異世界チートなし無双たるやその世界において最も優れた存在に「日本人として産まれた自分がその記憶や肉体を持って転生しただけで」なろうというのだ。
産まれた直後のブッダですら隣にこんなのがいたら「やっべ、イキるのやめよ」と普通の王子として幸せな人生を送ることを選んだだろう。
だが世の中には「チート無双って恥ずかしげもなくよくチートで無双できるよなwww」という声が後をたたない。
それどころか「ソレに比べてこの作品はチートなんて使わずに無双するんだぜ?謙虚だよな~~~」なんて声さえ聞こえてくる。
おいおい大丈夫か?
どう考えても謙虚じゃないのはチートを持たずに無双する側だろう。
でも言わずには居られなかった。
10年もこんな気持を溜め込んでいたら爆発するのも当たり前というものだ。
おかしいよな?
この風潮
なろう系って自分だけズルして特殊スキルとか巨大魔力とかもらってるから本当に「チート」なのに「なろう系のチートは誤用」とか言われてるの本当に解せない
異世界転生したら言葉が通じなくて詰み
転生するときに女神から翻訳能力をもらってるんだぞ
ほらインチキしてる 言語習得なんて相当にコストがかかるものを無料でもらっている
チートなんだからインチキもするだろ
そう 愛の不時着に出てくる北朝鮮中隊長みたいな人の事を本物のチートという
どっちだろうが主人公が女なら許せるし、男なら許せない
金貨を8万枚集める女主人公を読んでからどうぞ
その賢いはずの主人公(作者)のやってることがバカなので困る。
『経済を題材にしたラノベ作家は、なぜああも皆して脱税で捕まるのはなぜなのか?』 誰かこのタイトルあげるから実用書かいて
至道流星って脱税で捕まったっけ?
こんな簡単なことみんなでけへんの?え俺すごいの?を 権力、自然や物、金、情報収集や操作などにかんして パワープレイでやるか出し抜きでやるかということだろう どこまで政治的...
転売屋みたいな小細工だけでどこまで主人公がのし上がれるかが見たいんだよ anond:20220105231523
そういうのあっても読まないじゃん。掘ってもいないじゃん 本当は逆張りしてるだけで大して読みたいと思ってないんでしょ
マクドのヘルシーメニュー現象!
能力チートも知識チートも「主人公すごい」っていう話の構造は同じだし。作者の頭の良さはそういう設定をどう使うかだろ。設定を出すだけならだれにでもできる