リモートワーク体制に移行してもうすぐで2年になろうとしている。最近、仕事で使うツールがひとつ増えた。チャットツールだ。
もともとチャットは使っていた。けどそれはあくまで、今解決したい話をするときに限定されていた。最近、それが崩れつつある。
メール、タスク管理ツール、チャット。どれも同じ用途で使おうとする人がいる。なぜ使い分ける必要があるのか分からないが、あるときにはチャットを、あるときにはタスク管理ツールを使ってタスクを追加して、私に仕事を依頼してくるのだ。集約しようとしない。その人と私が所属するチームは、一年を通してルーティンワークをひたすらこなす、雑用に近い仕事をメインにしている。ゆえに、一度おこなったことは次もある。1年前に行なった仕事は、1年前に残したログを見ればすぐに遂行できる。そういう仕事をしている。
メールとタスク管理ツールとチャットで、一応使い分けを意識しているのか、メールでは機密情報を扱う仕事を。チャットでは急ぎやらないといけない仕事を。タスク管理ツールではそのどれにも該当しない仕事が追加されて、わたしのところに降りてくる。機密情報を扱うためにメール連絡はまだわかる。しかし、急ぎだからチャットを使うのは分からない。まずはタスク管理ツールにタスクを登録しろ。期限が1日も無い仕事を依頼するなら常にタスク管理ツールから目を離すな。ブラウザを何回も更新して、タスクに進捗が生まれていないかチェックをしろ。それが依頼者の務めだろうとわたしは思う。
チャットはリアルタイム性があることにデメリットを感じる。即レス。最近のチャットツールにはだいたいどれも即座に反応できるように簡易的なスタンプ機能がある。仕事を円滑に進めたり、聞きたいことがあればすぐに聞ける。相談ごとがあれば、そのまま1on1の通話もできる。どれも実に良いことだ。それが好きな者にとっては。
チャットは容易にタスク管理ツールに成り代わる。チャットで仕事を依頼したり、進捗を聞いたり、作業のスクショを貼ったりして状況の共有が簡単にできる。タスク管理ツールは面倒くさがられる。使われなくなる。
ばかやろう。
お前たちがそうやってタスク管理ツールをないがしろにするから、あれはどこだっけ、これはどうだったっけと悩んだときにすぐに解決できるポータル的な役割を果たすものが無くなってしまうんだ。もっとチケットをつくれよ。チャットに流すならチケットをつくってからそのURLを流してくれ。誰が作業をすると思ってるんだ。お前はどうせ指示するだけだからどうでもいいかもしれないが、作業するこちらの身になってみろ。ケツを拭くのは私なんだぞ。
急ぎの仕事なら、チャットなんかで催促してないで自分もやりますって言いに来いよ。お前の仕事の優先順位なんてどうでもいい。押し付けるな。お前の仕事のできなさを、こっちに押し付けるな。タスクの優先順位をつけられないからって、チャットで催促するのをやめろ。そんなの間違ってる。すぐに送信できて、相手に通知という名の横槍を入れることができる、それを狙って送ってきてるだろ。それはな、仕事って言わないんだ。邪魔って言うんだ。とっとと仕事をやめろ本当に。消えてくれ、はやく…。頼むよ。。
チャットミュートに出来ないんかな