2021-09-11

ごはんってたまにウンコ匂いがしない?

逆なのかな?

ウンコがたまにご飯匂いがするんだろうか。

この仮説は多分正しくて、統計のやり方によってはこれ一本でこの話は終わるだろう。

ハンバーガーを食べ過ぎた次の日のウンコは消化しきれなかった動物性脂肪科学的な調味物質が組み合わさった独特のマクドナルド臭がウンコから漂ってくるものだ。

それと同じように、日本人日常的にご飯摂取することで、日本人ウンコからご飯匂いが立ち上りやすいだけなのだ結論づけることは出来る。

が、ハンバーガーウンコを出した直後にハンバーガーを食べても「ウンコと同じ匂いじゃね?」と感じることはあっても「この匂いウンコ匂いだ」と感じることはない。

日本人の脳に「ウンコ」として刷り込まれ学習された匂いと、ある種のご飯が醸し出すベチャベチャとして湿っぽくもどこかすえて炊きあがったような匂い、その両者の一致はあまりにも親しすぎるのだ。

そもそも人間が感じ取れる匂いの種類ってどれぐらいあるんだろう。

純粋物質だけだと何通りだ?

ただ間違いなく言えるのはご飯はたまにウンコ匂いがするってことだ。

まあそれでもご飯けがウンコ臭いというのは珍しい。

匂いのやたら強い割り箸だったり、金属臭のキツイスプーンと組み合わされることでウンコとして完成する感じはある。

まりご飯ウンコ臭いときご飯担当しているのは「水気」「香ばしさ」「食品臭」などのいわば「負のシズル感」とも言える部分であり、それに食器が放つ「非食品臭」が混ざることでウンコ誕生するのだろうか?

そもそもウンコを作る工程ご飯を作る工程自体が似ている。

水分と温度を伴った空間の中で物質状態を変化させ、それらを強烈な蒸気と共に完成させる。

その結果として作り出される高温で高エネルギー物質は雑菌たちにとって格好の繁殖地となり、毎秒毎秒生命活動を繰り返すことで雑菌は排泄物としてゲオスミン臭などを残していく。

ウンコ匂いの半分は腸内細菌排泄物匂いである

人間ウンコとは人体に住まう小さな命の作り出したウンコ集合体でもあるのだ。

そしてご飯もまた、その表面上に置いて無数の細菌達が毎秒毎秒刻一刻とその数を増やしながらウンコを繰り返している。

いわば全ての食品は雑菌のウンコまみれであり、人糞との違いはそのウンコの濃度の違いでしかないとも言える。

人間の体は多くの感覚対数的に感じ取る。

音を表現するデシベル対数刻みなのは人体が感じ取る感覚対数刻みだからであるからだが、それは視覚嗅覚でも同じである

それはある匂い物質のある濃度に対して人間が感じる匂いを1とするとき、100分の1の匂い物質に対して人間が感じる臭さは100分の1よりも大きいということだ。

ご飯割り箸の表面に集った微生物たちの微生物ウンコ密度人間ウンコの何万分の1まで下がれば人体はその匂いを感じ取らずに済むのだろうか?

その答は「食品匂いウンコから遠ざかればそっちにかき消されることが出来る」と結論付けられるのではないだろうか?

つまる所、ある種のご飯からウンコ匂いがするのはやはり「そのご飯ウンコ匂いがするので、全ての食品必然的に纏ってしまウンコっぽい匂い自分匂いでかき消すことが出来ない」ということなのではないだろうか?

まり、やはり「ご飯は時折うんこっぽい」というのは是なのだ

ご飯はたまにうんこ匂い

白米至上主義日本国民としては非常に悲しい結論だが、この現実から逃げていては日本食に発展の未来はないだろう。

受け入れよう。

ご飯ウンコ匂いがする時があると

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