今も会長の価値観が色濃く、上のほうは酒・タバコ・ゴルフでつながった旧来型組織。
社長交代後も、役員勢は会長といっしょに価値観をはぐくんできたメンバなので、会社方針はそうそう変わらない。
社長も外部抜擢ではあるけれど、元々会長の飲み友達。(ただ、会長よりはだいぶ価値観がマシ)
酒の場で物事を決め、酒の場で情報リークしてしまう会長は、会社の一番のセキュリティホールともいわれるとかなんとか。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画をつい最近まで掲載していなかったし、やっと掲載された行動計画もお粗末な内容。
(ぜひ見てみてほしい。探すのも大変だが、やっと探してPDFを見たときに脱力する。一部上場企業だぞこれ)
新卒採用のサイトでは、女性向けのマミートラック完備の旨が明記されている。
人事が制度改革を頑張っても、会長の価値観の強い上のほうで却下される構造。
なお、会長はワークライフバランスも大嫌いで、例のコラムにもその旨を繰り返し書いている。
深夜まで働いてそのまま飲みに行って、また会社に戻って、そうしてできたのが自分でありこの会社であり、
ライフを大事にしたいなどという今の風潮はふざけている、という考えだ。
この価値観から、深夜休日に会社にいる人ほど評価されるし、残業という概念がそもそもない。
結局酒・タバコ・ゴルフの縁がないと役員に顔が覚えられることがなく、評価されないので、
優秀な人ほど、まともな価値観の他社へ移ったほうが良いからだ。
会長含め役員勢は女性登用の風潮が大嫌いだ。なぜなら、本当に優秀な女性はおのずから目立って出てくるはずで、
と思っているが、実際には優秀な女性は、会社を離れていっているので、いないように見えるだけというわけだ。
これを機に会長色が薄れてくれたらよいのだが。
ブクマでも誰かが書いていたが、あの連載も教養深く面白い内容だったのが、
ここ数年は海外行脚自慢と昔話、若者批判ばかりになって、しんどくなってきていたし、
口を開けば創業時のあの頃はすばらしかった話ばかりで、未来の話を全くしないし、
なんというか、あれだけ世の中に変化を起こした人が、変化についていけず硬直していくというのは、見ていて本当につらい。
酒・タバコ・ゴルフでビジネスが回るとか老害
とはいえ現場はめちゃくちゃ優秀だし、やっぱりすごい会社。 そういう環境が心地いい優秀な人が選択して入社するんだな
個人に多様性が認められるように、私企業なんだからいろんな価値観があっていいんじゃない? 知らずに入社してしまったなら、転職すればいい 労働市場がもっと流動性高くなった方が...