俺の見ているインターネットでは「第三波やばい」ってひともいるけど、その何倍も「ぜんぜん死んでない。インフル以下じゃん」 「インフルと同じ程度なんだから、普通の生活をすべき」って人が結構多いし、飲み会の写真をアップしている人も多くなっている。
他の要因もあるだろうが、手洗い、うがい、外出制限などのおかげでインフルエンザの週間報告数は99%減っている。
もう一度言うが、99%減っている。
第46週 (2020年11月15日から2020年11月21日まで)
2019年 第46週インフルエンザ報告数 9,107件 → 2020年の報告数 23件
そんな程度のインフルの感染力に対して、新型コロナウイルスの感染力はどうだ?
同じ期間の数値ね。 23件に対してこの数だぞ……
また、例年程度のインフルエンザなら、各都市の医師会や病院から「病床数が足りなくなる可能性がある。コロナ以外の治療や診療に大きな影響が出て、コロナ以外の死者や重症者を出すことになる」なんて声明は上がらないだろう。
インフルエンザとコロナウイルスの社会的な影響は、直近の死亡者数だけで単純に測ることはできない。
この感染力の高さ、これだけ人の行動を制限しても増えるところをもっと見てくれ。
この爆発的な感染力で医療に制限がかかる恐ろしさをもっと考慮して発言をして欲しい。
少なくとも感染者数や死亡者数を比較できるくらいの情報収集能力があるのだから、上記を考慮すればインフルや風邪と同程度に捉えて良いものではないのはわかるだろう。
新型コロナウイルスの本当に怖いところは、「確率論でいえば、感染する可能性はそこまで高くない」うえに更に「罹患しても無症状や軽症が多い」ということだ。
メディアでは若くても重症化することがあるとか、治ったあとに後遺症が残る恐ろしい病気だと啓蒙されているが、確率論だけで言うならば「自分がそうなる可能性が低い」とわかる。
実際のところ確率論だけで言えば、そうだろう。
だが、多くの人がそう考えているうちは感染者が増える→緊急事態宣言ギリギリのラインになって飲食店にダメージを繰り返す。
日本の場合は、徹底的に対策してもゼロになるかどうかは分からないが、少なくとも今の状態は非常にまずい。
延々と営業制限・外出制限をしたり解除して疲弊していくか、または医療に制限がかかるまでいくか。
確率論だけでいえば、たしかに個人が多大なダメージを受ける可能性は低いだろう(低いだけで、重症化したりする可能性はあるんだけどな……)
社会全体でブレーキをかけるような動きにならないと、前段で書いたように爆発的な感染が広まって医療に制限がかかる。
これだけ手洗いやマスクされていても、すぐに病床数が足りなくなるような感染力なんだ。普段通りに戻したら老人だけではなく死者や重傷者が広まるのはわかるだろう。
なんでおっさんって決めつけてんの?性差別じゃね?
おっさんが言ってるのしか見たことないから、観測範囲で書きました。 若いおねーさんが言ってても引くけど
「俺にはもう抗体ある」って人は、自分がリスクあることしてても言い訳したいんだろうね。