2020-02-16

ここ数ヶ月程、世界ニュース比較結構面白い

世界的にコロナウイルス共通ニュースになりながらも、

その報道内容や対処方法お国柄が現れているからだ


例えば、ステレオタイプ的な見方ではあるが、

中国ニュースプロパガンダ的な側面が強く、医療従事者にスポットライトを当てて、

現場政府はこれだけ頑張っているのだ」という報道色が強い

他方、フランスBBC市民患者側にスポットライトを当てて、

「これだけ不正問題が罷り通っているのだ」という報道色が強い

市民記者行方不明の一報も、日本よりも早く大々的に取り上げていたような?


日本は、昨今のような緊急時においても、国益よりも個人人権プライバシーが強い国なのだということも見える

海外メディアは概ね、感染者が確認されると「何日何時頃に何時間くらい何処に滞在していたか」まで報道されていた

チャーター機の帰還者対応も、同意を得られず帰ってしまった2名を尊重せざるを得ない辺りが何とも日本的だ

日本感染症の専門家の方々も概ね「人権尊重を踏まえれば、国内でもある程度感染が拡大するのは防ぎようがない」という主張で、

政府の「指定感染症」指定という名の人権制限対応に対しても「ちょっと早すぎるくらい」と言及していたのも印象深い

その他、今回のコロナウイルスとは話は異なるが、カルロス・ゴーン氏の逃亡に際し、日本人質司法揶揄される側面がある反面、

いざ保釈となると人権尊重障壁が高くなり、海外で多く用いられているGPS監視には踏み切れていない

政権交代から既に国会プロレスでの定番だった、のり弁資料提示されて「やましいことがあるんだろ」戦法も、

何でもかんでも律儀に個人プライバシー人権を守ろうとするお国柄の現れなのだろうか、と思うようにもなった

…いや、前述の人質司法も含め、日本人権が強い部分もあれば弱い部分もある訳で、

どちらかと言えば「個人人権プライバシーが強い」というよりも「杓子定規で融通がきかない」と言った方が正確かもしれない


総じて、今回のコロナウイルス騒動も、果たしてどんな対応や怖がり方が本当に正解なのか、

どの国がどうとは一概に言えるものではないけれど、この数ヶ月の世界ニュース比較は割と面白かった

  • 保釈のルールが緩いのは政治家や金持ちしか認められない制度だから

  • “ フランスのBBC” 一方その頃イギリスのTF1では

  • 増田がカルロス・ゴーン逃亡一色に染まっていた頃、海外ではゴーン逃亡のことをどう見ているのだろうとTwitterやRedditで検索してみたが、ゴーンのことはほとんど話題になっておらず、...

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