2020-01-11

重病持ちのYouTuberは何を思うのか

とあるYouTuberについて思ったことです。調べればわかるでしょうが宣伝するわけではではないので固有名詞は避けます

昔、趣味アーケードゲーム特にメダルゲームをよく遊んでいた。

生活スタイルの変化と共に自由時間も無くなり現在ほとんどやらなくなってしまったが、YouTube検索したらプレイ動画結構上がっていたので、いくつかのチャンネル動画を見るようになった。

そんな中の一つにその人はいた。いろんなYouTuberが例えば顔出し配信をしたり他がやらないような企画を考えたりすることで登録者数を増やそうとする中、

その人は自分で撮ってきた動画編集して、後からアフレコ実況を被せるというオールスタイルな実況プレイ淡々と同じ時刻に毎日1本、

機種が違うだけで毎日延々とメダルゲームを見せ場が来るまで回して見せ場が来たら終わり、そしてそれを実況。このスタイルを数年間維持していた。

昔やってた人は懐かしみ、現役でやってる人は一緒に盛り上がる。長くやっているのもあり、登録者数も地味に伸びて1万人を超えている。

まとめて収録しているであろうとはいえゲームプレイだけでも数十分、そこから編集、実況録音、さら編集と1本作るのにもそこそこ時間かると思うのだが、その人は数年間休むことなくほぼ毎日決まった時間動画を上げていた。いつしか彼の動画を寝る前にサラッと見るのが日課になっていた。

ところがその人が最近唐突に「重要なお知らせ」と題した動画をアップした。

自分は1年前から肺癌に侵されている

・症状が悪化して明日から入院することになった

・ついては月末までは毎日投稿できるがそこから週一での投稿予定になる

という内容。

そこで彼のTwitterを初めて見たら、明らかに症状はヤバそうな雰囲気。驚いた。何故なら彼の実況は後付けで編集もされているため、病気の気配が消されていたからだ。(稀にやっていた生配信では咳が明らかにやばい時があったらしいのだが、生配信は見ていなかったので知らなかった)

彼は肺癌に侵されていたのに喫煙者だらけのゲーセンに足繁く通い動画撮影していた。(恐らく肺には良くはないだろうが…)

そして体調悪いであろう状態なのに入院対策で20本近い動画ストックまで作っていた。

何がそこまで彼をYouTube動画投稿にに駆り立てたのだろうか?金なのか?自己顕示なのか?そこまでするほど、ゲームセンターが好きだったのか?

現在彼は入院している、胸水を抜いたらしい。匿名とは言え悪い事は言いたくないので頑張って良くなって欲しい。

動画は未だ毎日ストック分が淡々と同じ時間に上げられている。実況の彼は病気の話はせず楽しそうに自分ゲームプレイを実況している。これが毎日上がらなくなったら、僕は喪失感を感じるのだろう。

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