その辺にあるお店に飛び込んで、「ウチのサービス導入しませんか?」と交渉して、数字を上げるというものだ。
最初は専属の営業マンがつくことによって安心して利用できることが売りだった弊社も、次第にキャッシュレス戦国時代の今、アフターフォローではなくとにかく数字を取れという方針にシフトしてきており、消費者還元事業(キャッシュレスでお買い物をした方は5%還元という経産省の施策)も複雑で問い合わせが立て込んでいるというのにも関わらず、その対応は二の次で良いという考え方のようだ。もちろんそうなれば、お客様からは厳しいお声を沢山いただくし、なんだか申し訳ない気持ちになる。
そして、ほとんど定時では帰れない。それに加えて業界では大手であるにも関わらず、安月給。いま契約社員を大量に募集しており、数名入社が決まったみたいだが、その代わりずっと頑張ってきた派遣社員は経費削減のために契約を大量に切られる。安定して数字の獲得ができるようになってきた部下も居なくなる。僕は新しく入社する人達にまた1から教え、同行しながら自らの数字もとっていかなくてはならない。会社に対して不満を募らせたほかの社員たちはどんどんやめていく。鬱病になってしまった人もいる。ある程度のコンプライアンスには厳しくしているようだが、正直パワハラもある。お客様からならともかく、休みの日に上司から業務用端末に連絡がくることもざらで、それに返事をせずにいたらお叱りを受けることもある。
そういった毎日を繰り返していたら、僕もだんだん眠れなくなり、あまりにも体が動かない日が続いたためついに心療内科へ行った。仕事による鬱病だと診断された。しかし、家庭がある身なので働かなくてはならない。
会社の内部事情や業界についてなどを詳しく書きすぎると今後が怖いので、(恐らく察しがいい人はどこで働いているか分かったかもしれないが)一旦ここまでにするが、いつか辞めることが出来たらもうすこし踏み込んで書いていこうかとおもう。
急速な普及の影にこういった働き手がいるだとしみじみ…いち消費者としてはキャッシュレス決済が捗って助かってるぞ
何Payだ?
こんな熱心な営業なんてpaypayくらいだろう…。他は個人店の開拓なんてあまりしてないし。
店舗経営してるけど、うちみたいな零細マイナー店舗に営業来たのはPayPayだけだったな。 ご苦労様です。 ぱyぱyなのかは知らんけど。