2019-07-31

カウンセラーに匙を投げられた

鬱になって、新卒から2年働いた会社半年ほど休んでいる。

診断がついたのは初めてだが学生時代から軽い鬱のような状態を何度か繰り返してきたから、薬だけじゃいかんなと思ってカウンセリングしてくれるところを探し、休職する少し前から今の病院に通い始めた。

医師の診察とは別にカウンセリングを受けている。

担当カウンセラーには幼少期の話から、考え方の癖から最近人間関係までなんでも話した。歪んだ考え方を指摘してもらったり、力を抜く方法について試行錯誤して、完璧主義が少し改善されて気持ちが楽になった。嬉しかった。この調子なら生きていける気がした。

ただ、それでも落ち込みや希死念慮が消えないことを相談してみた。そうすると、以前話したエピソードから、「あなたの大好きな家族から本当は大切にされておらず、自己肯定感が育っていない。本当は寂しくて我慢ばかりしていたんじゃないか。彼らに悪気がないとしても私は肯定できない」と言われた。完璧家族ではなくとも愛されて育ったと思っていたからショックだった。

愛されていたと思っていたが自分にとっては足りていなかったのだろうか、今でも自立しているつもりだが実は過去に囚われているならどうすればいいのか(ちなみに一人暮らし)、家族を責めたくはないなど、思いつくままに口にするとカウンセラーの表情が強張っていった。

議論するつもりはない」「あなた論破したいわけじゃない」と言われて困惑した。議論も何も、過去家族の行動によって今の自分が苦しんでいるという仮説を飲み込めていないのだ。もちろん幼少期の曖昧記憶から出てきた仮説なので具体性もない。疑問に答えてもらうことで理解を深めたかった。

それを伝えると、「だって否定から入るんだもん(原文ママ)」と返ってきた。だもん?とは思いながら質問稚拙さを詫びた。それでもできるだけ咀嚼したいから付き合ってほしいと頼んだ。

あなた大事家族否定するような辛いことしたくないのよ正直」

友達か?友達だったっけか?他人の大切なもの否定するのは確かに辛いことだろうが治療としては必要なことだから言ってくれたんじゃないのか?というか辛いのはこちらなんだが?

無限に疑問が浮かぶがなんかとりあえず謝った。どんな人にも人権があるのだから嫌なことを避けるのも権利だろう。

ここまでで時間切れとなり病院を後にした。話している途中からずっと涙が止まらず、何に泣いているのかよくわからなかった。何もかもショックだった。何よりカウンセラー問題だけ提示されてこの先はやりたくないと言われたらどうすればいいのだろうか。「あなたが自ら気づいてくれれば私はそれを肯定できるんだけど」それができるなら友達に肉でも奢って聞いてもらっている。

カウンセラーに見つかったら申し訳無いが、ショックを受けすぎて記憶が丸ごと薄れかけていっているので増田に残す。

  • そのカウンセラーちょっとおかしいのでは… 少なくともカウンセラーがクライアントを責めるたりなじったりするようなこと言うべきじゃない あなたが下手に出て謝ったりカウンセラー...

  • 似た経験があるなー 自分もメンタルがヤバくなった時期に会社の上司に相談するとき、産業医が居たんだけど、「珍しいね。ふつうのパターンだと周囲から見て明らかに様子がヤバくな...

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