1票の重みとやらが未だに分からない。
学校で選挙関係の教育を受けてないという話を聞いたが、私は中学高校とイヤというほど選挙に触れてきた。もちろん今の政治ではなく、生徒会選挙や選挙デモンストレーションでだけど。
その6年間で学んだことは「公約には期待をしない 選挙は人気投票 一票はとてつもなく軽い 選挙は面倒臭い」
中学と高校で生徒会選挙が何回もあった。選挙の日は昼休みを潰されて演説を延々と聞かされる。候補者6人の時はもはや何かの試練か?という感じだった。ちなみに投票率は欠席と候補者以外100%。強制参加だからね。そうなるね。
私が生徒会長になったらこうするみたいな公約があったが、どうでもいいものや自分にとって手間が増える迷惑なものばかりだった。まあ仕方ない。宿題の裁量権を生徒が持つわけないし。特にそれ以外不満なかったし。気に入った公約を見つけて投票してみたら、違う人が当選したり、なんやかんやで公約が無かったことにされたり。
同じくらいの知名度二人の一騎討ちの時はどうなるのか気になったが、結局演説が面白かった方が勝った。
数票差というのを見たことがない。だいたい圧勝。立候補者が1人の時は信任か不信任かを問う選挙があった。ひねくれものだったので不信任に投票。結果は案の定信任多数で当選。そりゃそうか。どうでもいいし。あほくさ。
少し話はずれるが、都会の選挙が楽しそうに感じる。当選枠も候補者も多めであるから、誰が当たるか予想しづらそう。票数も僅差とかよく見る。今回はN党とかれいわ新撰組の候補者とか独特なのが出て都会では盛り上がってたように見える。
こちらクソ田舎地方、今回の地方選は自民代表vsNot自民代表の一騎討ち。あまり◯◯党に入れた!とか公言するといろいろ抵触しそうなのでぼかすが、「増税反対、年金問題なんとかして、憲法改正どーでもいい」の考えの元でそういう所に入れたが結果は2倍以上の差を着けて予想通り。一票の重み?なにそれ美味しいの?
比例代表は…まあ、うん。地方議会選挙も4月頃にあった気がするが、誰を蹴落とすか選挙だった。公約?どうでもいいことしか書いてなかったよ。
ツイートで見たが、若者の投票率が100%になっても結局壮年世代以上の票数には勝てないらしい。結局壮年世代以上の人気投票か。
なあ、若者の投票率を嘆いているそこの人、世間知らずな若者の僕に教えておくれ、壮年世代以上人気投票戦、若者の票に意味はあるの?
幸いにも当日投票所は徒歩圏にあったから投票したものの、期日前投票会場は結構遠い、不在者投票は有料、とても投票を面倒臭く感じてしまうなあ。
政治の討論らしいことをしようと、知人に今の政治について思うこと話してみたら「じゃあお前が政治家になれば?」で片付けられてしまった。確かにそうだけども…どうやらこの世は政治家になろうとしない人間に政治の事を話す権利はないらしい。
投票デモンストレーションで「投票用紙は人力で破けない」ということを知って、それだけは面白いと思った。それだけ。